F. M. Letter -フード・マイレージ資料室 通信- No.016

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さくらさくらさくらさくら(鎮魂)

 桜の花が咲くと、気持ちが浮き立ちます。
 自宅近所でも、ほぼ満開です。
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 「さくらさくらさくらさくら万の死者」
 2年前の4月、「日経俳壇」に掲載された気仙沼の方の句です。
 震災と津波で被災した直後、多くの犠牲者を出した地でも、桜は咲きました。… 続きを読む

福島紀行-④二本松・東和地区その2

 2013年3月16日(土)の「福島紀行」の最終回です(前回から続きます)。
 道の駅の裏の駐車場に出てみると、一面、灰色の煙でおおわれています。
 焦げる臭い、ボンボンと竹がはぜる大きな音。
 強い風に煙が払われると、山肌や立木を真っ赤な炎が舐めているのが見えます。
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 道の駅のお客さんや従業員の皆さんも、心配そうに眺めています。… 続きを読む

福島紀行-③二本松・東和地区その1

 花粉飛散はピークでしょうか。
 鼻水が止まらず目は痒く、頭は普段に増してぼぉっとしています。
 さて、福島紀行③は、福島・二本松市の東和地区、宮の平バス停で福島交通バスを降りたところからです。
 2013年3月16日(土)の午前10時半頃です。
 空はあくまで青く、暖かく、格好のハイキング日和。… 続きを読む

福島紀行-②二本松市

 過去、最も早い3月16日に開花した東京の桜は、早くも満開に近い状態。
 さて、「福島紀行」の続きです。
 2013年3月16日(土)、福島駅8時11分発の東北本線郡山行きは、そこそこの乗車率。
 車窓一杯の安達太良山を眺めている内に、8時35分に二本松駅に到着。小振りで清潔感ある駅舎です。
 コインロッカーに荷物を預け、まずはバス停「二本松駅入口」の場所と時刻表を確認。… 続きを読む

福島紀行-①福島市

 2013年3月14日(木)は所用があって秋田へ。
130315_1_convert_20130317100750.png 前日に続いて風が強く、東北新幹線もやや遅れ。
 田沢湖辺りでは雪が舞い始めました。
 今年の北日本は降雪が多かったそうで、秋田市内でも道路脇等には多くの雪が残っていました。
 同じ日本海側でも、2年間を過ごした金沢ともまた違うようです。… 続きを読む

F. M. Letter -フード・マイレージ資料室 通信- No.015

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2013年3月11日

 2013(平成25)年の3月11日です。
 東日本大震災から、丸2年の時間が経過しました。
 朝から抜けるような青空でしたが、家を出ると風の冷たさに驚きました。
 昨日は「夏日」まで気温が上昇した後、突然の「煙霧」と気温の大幅低下。北日本は引き続き荒れ模様で、今年の春は何とも不安定です。
130311_1_convert_20130311224821.png 通勤途中にある神社。… 続きを読む

農山村と都市の市民をつなぐ

 東京地方はここ数日、春を通り過ぎてあたかも初夏の陽気。
 暖かくなるのはいいのですが、花粉飛散がピークを迎え、加えて黄砂と微小粒子物質まで。
 株価はリーマンショック前の水準を回復。オリンピック招致運動や野球のWBCなど、世の中は何となくふわふわと盛り上がっている中、間もなく大震災から丸2年の3月11日を迎えます。
 その前日3月10日は、東京大空襲から68年目。
130309_1_convert_20130310013326.png 3月9日(土)も東京は快晴、気温もうなぎのぼり。… 続きを読む

各地の美味しいもの

 季節は3月に入りました。
 とはいえ、北日本では記録的な豪雪。北海道では多数の犠牲者が出てしまい、秋田新幹線が脱線しました。
 関東地方では春一番も吹き、テレビの花粉飛散情報の画面は日々、赤い面積が増えつつあることに憂鬱な気持ちになります。
 久しぶりに日比谷公園を訪ねてみると、梅、菜の花、水仙、山茱萸(サンシュユ)など春の花で粧われていました。
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 さて、2月の末は滋賀、京都に業務出張。美味しいものを頂いてきました。… 続きを読む

福島「健康に対する権利」に関する国連調査

 去る2月26日(火)の夕方、東京・麻布台で開催されたソーシャル・ジャスティス基金(SJF)主催の「アドボカシーカフェ」に参加しました。
130226_1_convert_20130301235051.png 「アドボカシー」とは「代弁」という意味です。
 そして「アドボカシーカフェ」は、様々な社会課題とその解決策を議論し、マイノリティーを代弁して提案に繋げていくという趣旨で、様々なテーマで開催されています。… 続きを読む