ゴマとヒマワリと凱旋門賞

 2013年10月5日(土)。旧暦では長月に入りました。
 長月とは夜長月のこと。日ごとに朝は遅く、暮れるのは早くなるのが実感される季節です。
 とはいえ、この日は一日雨。
 畑(市民農園)にも出られず、ずっと気になっているヒマワリにも手をつけられず。
 小降りになったのを見計らい、前夜、パンクしていた自転車を自転車屋さんに持っていくと、タイヤも交換になって思わぬ出費。
 午後はだらだらと競馬観戦、これが裏目ばかり。
 さらに則本が最終回に中村から被弾、仙台に戻ってきてから1勝もできないという体たらく。シリーズ進出に赤信号。
 読書も進まず。こんな日もあります。
 翌日曜日は雨も上がり、昼前からは青空も。台風の影響か気温も上昇、蒸し暑くなりました。
 市民農園に行くと、1本だけ残したゴマは、まだ青々としています。
 種取り用に残してある茄子は、いい感じで枯れてきました。それでもまだ、花もつけています。
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 伝統大蔵大根は葉が茂ってきました。
 仙台雪菜、温海かぶ、こぶ高菜など、秋冬野菜は順調に生育しています。
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 先日刈り取ったゴマは、天候不順もあり、室内でバケツに挿して乾燥中。
131006_3_convert_20131006222931.png サヤは、だいぶ褐色になり、弾けるものが増えてきました。
 以上、「東京ゴマ0→1(ゼロワン)プロジェクト」H市支部からの報告でした(クラウドファンディング募集中です)。
 実は3年前のゴマを新聞紙にくるんだままになっていたのを開けてみると、こちらはさすがに乾ききっています。
 時間がたっているのでどうかと思いましたが、炒ってほうれん草と和えると、美味しく頂けました。
 懸案だったヒマワリにも、ようやく手を付けました。
 今年、福島ひまわり里親プロジェクトから入手した種は、市民農園の区画の一番奥で大きな花を咲かせ、夏の間中、目を楽しませてくれました。
131006_5_convert_20131006223035.png そのヒマワリ、枯れて重そうに下を向いていた花の部分を、先月、切り取って新聞紙にくるんで乾燥させておいたのを、ようやく種取りに取りかかったのです。
 ところが新聞紙を開けて見ると、保管しておいた車庫の中は湿気が高かったようで、いささかカビが生えてしまいました。
 もう少し早く処理すればよかったと思いましたが、後の祭り。
 悪いものを除き、ごみとより分けるのがなかなか大変な作業。中断して何種類かの金ふるいを買ってきたのですが、結局、夕飯後までかかりました。
 大きいヒマワリでこうなのですから、ゴマの選別を考えると思いやられます。
 さて、来年は、この種から花を咲かせてくれるといいのですが。
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 ところでこの日、競馬ファンにとって注目のレースがありました。パリ・ロンシャン競馬場での凱旋門賞です。
 今年は日本から、昨年、僅差2着だった馬と日本ダービー馬の2頭が参戦。しかも1、2番人気に支持され、今年こそはと日本国内の盛り上がりも半端ではなく、地上波でも23時から生中継。
131006_6_convert_20131007070444.png その結果はというと・・・
 地元・フランスの3歳牝馬が優勝。オルフェーヴルは昨年と同じ2着とはいえ5馬身差。キズナは4着。
 翌朝のスポーツ紙一面には「大敗」「完敗」の見出し。
 しかしまあ、走るのは馬。
 いくら実力があっても、万全の準備をしても、レース時馬の体調や気分、展開のアヤ等で結果は何とでも変わるのが競馬。オッズなど人間の勝手な願望でしかないことは、この日の昼の日本での東西重賞が示すとおり(ともに1番人気馬は惨敗)。
 しかも海外遠征となると長距離輸送もあり、環境もコースも馬場も、ダンゴ状態で進むレース展開も、日本の競馬とは大違いです。
 そのような中、世界最高峰とされる凱旋門賞で日本馬が2着、4着とは、快挙であることは間違いありません。
 ただ、オルフェーヴルには、今年は日本での主戦騎手を乗せてほしかったような。
【ご参考】
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