ブックチェンジ&カフェ&JAZZライブ in 芝の家

 2014年4月19日(土)は、前日の冷たい雨も上がり、暖かく穏やかな一日でした。
 自宅近くに借りている市民農園は満開の菜の花畑。仙台雪菜、温海カブは種採りにトライする予定。ブロッコリーの花芽は、柔らかそうなところを摘みました。
 ジャガイモ(キタアカリ、インカのめざめ)も芽を出しています。
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 亀戸大根は、いよいよ収穫期。割れたり傷が入ったりと見た目は良くありませんが、食べてみるとなかなか美味です。何本か収穫。
 管理のために植えられている牧草のような草が、なぜかうちの区画の脇だけものすごく繁茂。昨年は、こんなことはなかったのですが。ということで、この日の作業は、この掃討作戦で終了。
 先日、福島・いわきの方に頂いた綿の種は、水につけてあります。
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 午後から港区・芝に向かいました。
 都営地下鉄の赤羽橋で初めて降車。幕末の志士・清河八郎(新選組生みの親)が暗殺された地として有名です。
 もっとも初めて聞いた時は、北区・赤羽のことと思ってました(ついでながら、AKBも赤羽の略と思っていました)。
 八重桜の向こう側には東京タワー。街路樹のハナミズキも満開、穏やかな春の光景です(100年続きますように)。
 あちらこちらに小さな神社。再開発され高層マンションができても、祠は大事に残されています。
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 狭い路地を何度か行きつ戻りつ、ようやく「芝の家」に到着しました。
 港区と慶應義塾大学が協働して運営するコミュニティづくりの活動拠点です。火~土曜の12~17時オープン(祝日休)、ふらっと立ち寄ってお茶を飲んだり、子ども達は昔の遊びもできるそうです。
 何度も話には聞いていましたが、実際に訪ねたのは初めてです。
 昔ながらの民家のたたずまい。ガラス窓は大きく、道路からも中の様子がよく見えます。
 
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 覗いていると、スタッフの方が「どうぞお入りください」と声をかけて下さいました。
 靴を脱いで上がると、内装は木の落ち着いた雰囲気です。入口近くには、子ども達のための(大人も?)駄菓子なども並べられています。
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 この日は「ブックチェンジ&カフェ&JAZZライブ in 芝の家」というイベントが開催されていました。
 上智大でのグリーフ・ケアのセミナー等でお世話になった入江杏さんに紹介して頂いたのです。
 主催は「本とほんとコミュニティ」。
 港区&慶應義塾大学の「ご近所イノベータ養成講座」から生まれたコミュニティプロジェクトで、入江さん達が住んでおられる高層マンション(“縦型の長屋”とのこと)で、本を交換することを通じてご近所でつながっていく活動をされているそうです。
 最近は、そのプロジェクトがマンションを飛び出し、あちらこちらに出張しているそうで、この日は初めて「芝の家」での開催になったとのことです。
 たくさんの本が既にいくつものテーブルに並べられています。さらに、続々来られる参加者の皆さんの本が、追加されていきます。
 自由に好きな本と交換できるそうで、専門書から小説、絵本、マンガまで様々です。
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 お茶を頂きながら(コーヒーは100円でお代わり自由)、シャズピアノが流れるゆったりした雰囲気のなか、お話会がスタート。
 入江さんが、月にまつわる何冊かの童話を朗読して下さいました。
 「月へミルクをとりにいったねこ」は、子猫たちのためにミルクを手に入れようと、豚、鶏、子牛と一緒に月を追いかける話。最後は大ジャ~ンプ。
 「長い夜のお月様」は、ネイティブ・アメリカンが満月につけた12の美しい名前の話。
 入江さんの語りに合わせて、池田みどりさんがピアノを奏でてくれます。翻訳家の方もお気に入りの本を紹介して下さいました。
 何とも不思議なような、心地よい感覚です。
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140419_10_convert_20140421230403.png 「三田の家」のスタッフをされていたKさんと久しぶりに再会。
 偶然、Kさんが奨められていた『武士の娘』(杉本鉞子著)を入手することができました。持参した3本の亀戸大根が、欲しかった本に代わりました。何という幸運。ちなみに、入江さんが提供して下さったそうです。
 読むのが楽しみな課題図書ができました。
 帰途、JR田町駅に向かう途中、「三田の家」があった場所を訪ねてみると、更地になっていて、マンションの建築計画を示す看板が立てられていました。
 昨年10月、三田の家での最後の「共奏キッチン♪」の時は、窓から明かりが漏れ、沢山の人たちが歓談していたことを思い出しました。
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 田町から原宿、そして代々木公園へ。この日から2日間、アースディ東京2014が開催されているのです。
 ところが、17時半頃にようやく会場に着くと、・・・(以下、次回)。
 【ご参考】
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