「インコンビニエンス・ストア」

 2014年10月18日(土)。暖かい秋の日。
 午前中は自宅近くに借りている市民農園へ。白菜、キャベツ、ブロッコリ等はおおむね順調ですか、一部にシンクイムシの被害。
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 タマネギも順調。先週、播いた雲仙コブ高菜と温海カブは、芽が出揃っています。
 この日はいよいよ落花生を収穫するつもりだったのですが、まだ小さいものが多く、もう少し待つことに。
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 3株しか成長しなかった綿ですが、たくさんのコットンボールが鈴なりです。
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 オクラはすっかり葉が落ち、先端の花も終わったので抜くことに。たくさん楽しませてくれました。
 3種類の大根も順調。伝統大蔵大根を間引き。
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 ということで、この日の収穫はコットンが6個、大根の間引き菜。
 それに蕎麦が20粒ほど。今年もたくさんの花をつけてくれたのですか、なかなか実がつきません。
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 昼は柳久保うどん
 柳久保小麦とは、東京・東久留米市柳窪の農家が江戸時代に栽培を始めた品種で、わら屋根の材料としても広く利用されていましたが、一時、栽培が途絶えていたもの。それが近年、栽培が復活し、地域おこしのシンボルともなっています。
 このような伝統種の加工品が、手軽に入手できるようになったのは喜ばしいことです。
 ちなみに東久留米産柳久保小麦70%、国産小麦30%とのこと。ちょっと茶色がかり、ツルツルとコシのある麺でした。
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 夕方には自由が丘・シェア奥沢へ。暗くなるのが早くなりました。
 オーナーの堀内正弘先生は、ピアノの調整中。ここでは様々なイベントが毎日のように開かれていますが、演奏会も開催されています。
 この日は、食と農の会・フードマイレージ等分科会の3回目。
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 この日は軽食を取りながら話そうと、早めに来られた方がサンドイッチとサラダを準備して下さっていました。
 7人の参加者には、十分過ぎるボリュームです。 
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 食事だけでほぼ満足感に満たされましたが、模造紙を敷いて話し合いに。
 この日の分科会のテーマは、「インコンビニエンスストア」の仕様とストーリー作りです。
 コンビニエンス・ストアというビジネスモデルに象徴される大量生産・流通の方が、経済的に効率がいいのは自明です。しかし、それだけでは見落としている大事なこと(例えば外部不経済である環境負荷等)があるのでは、という流れで、フード・マイレージから「インコンビニエンスストア」のイメージ作りが始まったと思っていたのですが・・・、
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 どうも、参加者の間でも必ずしも合意は形成されていないようです。
 都市と地方の問題に話が広がり、整理されないまま、引き続き、インコンビニストアのイメージ作りを続けていくことと、次回の日程(12/7)だけは決まったという次第。
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 分科会本体は予定通り21時に終了しましたが、その後も楽しい雑談が続き、気がつくと22時半過ぎ。
 帰宅時には時計は零時を回っていました。若干、疲れが残った一日。トシですね。
 【ご参考】
◆ ウェブサイト:フード・マイレージ資料室
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