2015年8月の「結イレブン」は花火大会も @ 新宿

 2015年8月11日(火)。今週は夏休みを頂いています。
 午前中に自宅近くの市民農園へ。
 曇りがちで立秋も過ぎたせいか、暑さもしのぎやすくなったように感じます(とはいえ、この日も猛暑日を記録)。
 加賀太キュウリは花は咲かせるのですが実がつきません。金沢の方によると、茂った葉の後ろに奥ゆかしく実をつけるそうなので、今後の楽しみに。
 埼玉青大丸ナスは実をつけました。これは昨年、種採りをした2代目のものです。
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 ところで突然ですが、ここで夏休みの自由研究「夏の畑は花園」シリーズ。
 何の花か分かるかな? まずはこの3枚。
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 左は綿。種は福島・いわきから頂いたものの2代目。
 真ん中は沖縄島オクラ。綿とよく似た清楚な花です。花を食用にする品種もあるそうです。
 最後はゴマ。種は、東京ゴマ01プロジェクトの檜原村産を、プロジェクトのリーダー・ちゃいま氏が故郷の奈良で育てたもの。
 次の4問。
 ヒント。最初の花以外はいずれもナス科です。あっ、地上絵とは関係ありません。
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 左は加賀太キュウリ。実がつくのを熱望中。
 次は埼玉青大丸ナス。青ナスや白ナスは、花の色も紫ではなく白です。
 ピーマンと、続いてシシトウ。似ていますが、よくみるとちょっと違います。そのままアクセサリーにできそうな形と色です。
 さて、最後の3問。
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 左は蕎麦。数年前、山梨・上野原市の西原(さいはら)から頂いてきたものが、毎年、自然に生えてきます。もっとも食用にするほどには獲れず、もっぱら鑑賞用です。
 内藤唐辛子(花ではありませんが)。GWに新宿御苑で求めてきた苗が、沢山の実をつけ、色づき始めました。
 最後はヒマワリ。福島ひまわり里親プロジェクトの種の3代目。大きな花の重さに耐えつつ、揃ってうつむいています。
 何点取れたかな。
 10点満点のうち8点以上の方、お申し出頂ければ何かいいことがあるかも知れません。
 さて、お勉強の後は、大人は夜の街へ(?)。
 毎月11日(東日本大震災の月命日)は、新宿「結」で結イレブンというイベントが開催されています。
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 結イレブンとは、東北と東京を結ぶ復興交流カフェ。
 東北に行きたい、つながりたいと考えている方には色々な情報が得られるイベントも、ちょうど20回目となりました。
 コーディネータの鈴木亮さん(東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)福島担当)から、J震災から4年目の岩手・宮城・福島現状と課題について説明がありました。
 原発作業員の支援等を行っている一般社団法人アプリシエイト・フクシマ・ワーカーズ(AFW)など多くの団体と連携しつつ、分断された地域コミュニティの再生と生活支援に向けた活動を続けられているとのこと。
 ちなみに亮さん、最近、病気もされたそうですが、それ以上にお目出度いこともあったようです(拍手)。
 今回も亮さんが持ってこられた福島産の野菜を、「結」オーナーでいわき市出身の元新宿区議・根本二郎さん(結イレブンのコーディネータのお一人)が調理されます。
 きれいな白ナスは、二本松・東和の「きぼうのたねカンパニー」産とのこと。
 ちなみに私も、市民農園で獲れた(食べ切れない)トマトやキュウリ等を持参。内藤唐辛子は、早速、一輪挿しに。
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 この日の参加者は全部で10名ほど。相馬野馬追でお世話になった方の姿も。
 飲食しながら1時間ほど対話したところで、この日は特別プログラム。
 徒歩数分のマンション屋上で、地域住民の方達が花火の観賞会を開催しているとのこと。根本さんのご近所づきあいのご縁のお裾分けを頂き、全員で移動。
 この日は、神宮外苑花火大会の開催日です。
 屋上に上がると、すでに多くの人で一杯です。東京の素晴らしい夜景が広がっています。風もあり地上より涼しく感じられます。
 そして19時30分、最初の花火が打ちあがりました。
 新宿から神宮外苑まで近いことに驚きました。色とりどり、スタイルも様々な花火が次々と打ち上がります。
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 1時間の花火観賞を終えて、再び「結」へ。
 好きな飲み物を頂きながらの懇談。私は二本松の「奥の松」を頂きました。
 持参したトマトとキュウリは美味しいサラダに。奥会津特産の赤かぼちゃに煮物。オクラ。もずくの酢の物。大きなズッキーニの炒め物。ポテトサラダ。この後、イカの刺身やカツオのたたきまで出てきました。
 被災地でのボランティアに取り組んでいる方の話を伺ったりしながら(復興のフェーズは変化しつつあることを実感。)、23時近くまで懇談して失礼しました。
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 久しぶりに花火をじっくり鑑賞でき、普段と違う結イレブンを堪能できました。
 ちなみに神宮外苑花火大会は、東日本大震災チャリティーと銘打ち、収益の一部は義捐金として被災地に送られているそうです。
 大震災の月命日に打ち上げられた沢山の花火は、震災で亡くなられた方達の鎮魂と、今も避難を余儀なくされているなど多くの被災者の方達のより良い未来を祈る意味があったように感じました。
 と同時に、2回の原爆投下から終戦に至るこの時期の花火大会は、先の大戦における多くの犠牲者の鎮魂と、平和の誓いを新たにする機会でもあると感じた次第。
 さて、帰宅して夕刊を拡げると、一面トップは鹿児島の川内原発再稼働のニュース。
 小見出しは、朝日は「避難計画不備 残る不安」、日経は「原発ゼロ2年ぶりに解消」。
 【ご参考】
◆ ウェブサイト:フード・マイレージ資料室
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