図64 過去1年間に、経済的な理由で食物の購入を控えた 過去1年間に、経済的な理由で食物の購入を控えた 又は購入できなかった経験 又は購入できなかった経験が「よくあった」者の割合


◆ F.M.豆知識
食や農に関連して、特に私たち消費者にちょっと役に立つ、あるいは考えるヒントになるような話題を毎回コツコツと紹介していきます。
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-経済的な理由で食べものが買えなかった経験等-
本コーナーでは、最近の経済情勢と食生活との関連について、経済情勢の悪化(失業率の上昇)と栄養(特にたんばく質)摂取量との相関、低所得者層は野菜類や肉類の摂取量が少なく、また、肥満者の割合が高いこと等について紹介してきました。
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厚生労働省「平成26年国民健康・栄養調査」では、「経済的な理由による食物の購入の状況」についても調査されています。
これによると、過去1年間に経済的な理由で食物の購入を控えた又は購入できなかった(以下、「食べものを買えなかった」と略します。)経験が「よくあった」とする者の割合は4.9%となっており、「まれにあった」14.1%、「ときどきあった」19.2%と合計すると全体の4割近くの人が、経済的な理由で食べものを買えなかった経験があると回答しているのです。
また、「よくあった」とする者の割合は男女別では男性4.9%、女性4.8%と大きな差はありませんが、年齢階層別にみると20~29歳層が6.2%(男性6.6%、女性5.5%)と最も高くなっている状況にあります。

さらに、食品を選択する際に重視する点については、経済的な理由で食べものを買えなかった経験が「よくあった」者では「価格」と回答した者の割合が75.3%と最も高くなっており、男女別にみると、男性(67.6%)に比べ女性(82.2%)の方が高くなっています。

資料:厚生労働省「平成26年
国民健康・栄養調査」(p.18)
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000117311.pdf

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