【ブログ】屋敷林 お別れ製材ワークショップ

2017年5月6日(土)も好天(畑は水不足気味です)。東京・世田谷へ。
 典型的な都会郊外の私鉄駅・小田急成城学園駅から二子多摩川駅行きのバスに乗り換え。バス停を降りた一帯は外環東名ジャンクションの大規模な工事中です。

ネットで調べ、主催者の案内地図よりて1つ手前のバス停で降りたのですが、これが失敗。工事に伴う通行止めの道路が多く、遠回りしてようやく会場に。

この日、開催されたのは「世田谷区の屋敷林 続きを読む

【ブログ】2017GEW前半なあなあ日記

2017年もゴールデンウィークに突入。
 休みが続くと何をしていたか思い出せなくなるので、以下、個人的備忘的な「なあなあ」日記です。
 連休中もお忙しい方には、ユルい記事ですみません。

4月29日(土)は昭和の日(旧・みどりの日)。
 所用で新宿に出たついでに新宿御苑へ。この日は「みどりの月間」の行事の一環で無料開放日でした。… 続きを読む

【ほんのさわり】三浦しおん『神去なあなあ日常』

-三浦しおん『神去なあなあ日常』(2012年9月、徳間文庫)-

直木賞・本屋大賞作家の三浦しをんさんによる「青春林業小説」です。
 主人公の平野勇気クン(18歳、横浜在住)は、高校卒業後、適当にフリーターでもして食っていこうと思っていたのが、ひょんなことから三重県の山奥にある神去村(かむさりむら)に林業研修生として放りこまれてしまうんだ。
 ちなみに「なあなあ」とは、「ゆっくり行こう」「まあ落ち着け」ってニュアンスの村の人たちの口癖。神去の人たちが「なあなあ」を大事にしているのは、百年単位でサイクルする林業に携わっている人が多いためらしい。

都会っ子の主人公には林業の仕事はキツく、ダニやヒルも襲来するし、ケータイも使えずコンビニもない田舎の生活にも馴染めない。最初のうちは何とか逃げ出すことばかり考えていた。… 続きを読む

【オーシャン・カレント】みどりの日

今年も間もなくゴールデンウィーク。
 しかし4月29日の「昭和の日」(昭和天皇の誕生日)、5月3日の「憲法記念日」(日本国憲法が施行された日)、5月5日の「子どもの日」(端午の節句)に比べると、5月4日の「みどりの日」の趣旨や由来はあまり知られていません。

みどりの日とは、「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」日とされています(祝日法)。
 実はみどりの日は、1989年から2006年の間は4月29日でした。
 今上天皇の即位により天皇誕生日が12月23日となった時に、植物にも造詣の深かった昭和天皇の誕生日であった4月29日を「みどりの日」として祝日として存続することとしたのです。… 続きを読む

【豆知識】上昇に転じている木材自給率

食料自給率だけではなく、木材についても自給率という指標があります。

まずは食料自給率のおさらいから。
 食料自給率を総合的に把握する指標にはカロリーベースと生産額ベースの2種類があり、併用されています。これは、前者には野菜・果実や畜産物の生産活動が、後者には国内の畜産が輸入飼料に依存している等の事情が、それぞれ十分に反映されないという事情があるためです。
 2015年度の食料自給率は生産額ベース(リンク先の図72の赤い折れ線グラフ)で66%、カロリーベースで39%(青)となっていますが、両者とも長期的には低下傾向で推移しています。
 http://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2017/04/72_mokuzai.pdf続きを読む

【ブログ】宮沢賢治の有機世界を求めて(最終回)

今年も、みどり萌える季節がやってきました。
 近所にある屋敷林のケヤキのを見上げると、青空に向かって鮮やかな若葉がもくもくと拡がっています。日本のケイキ(景気)も拡大していけばいいのですが。

2017年4月28日(金)の夕方は、東京・本郷へ。
 18時30分から文京区男女平等センターで開催されたのは「みんなの有機農業公開講座-宮沢賢治の有機世界を求めて続きを読む