【ブログ】東京ドリーム読者の集い

2017年も9月に入りました。
 自宅近くに一画を借りている市民農園。いま一番目立つのは真っ赤な内藤唐辛子(江戸東京野菜)です。

キュウリとナス(たくさんの恵みをもたらしてくれたことに感謝)、トマト(これは今イチ)等を片付け、品川カブ(東京長カブ、江戸東京野菜)を播種。
 1週間ほどで芽が出揃いました。 

さて、「ドリーム」というミニコミ情報誌があります。月刊でA4版18ページほど。本年7月15日発行号が、ちょうど200号になりました。

発行しているのは、熊本市を拠点とするゆるやかなネットワーク「ふるさと食農ほんわかネット」(代表・徳野貞雄元熊本大学教授)。熊本在住中に会員(読者)となり、その後、関東に転勤で戻ってきている人等も多く(私もその1人)、そのような関東在住の読者の方達を対象に、年1回、「東京ドリーム読者の集い」が開催されています。

東京のみならず、近県から来られた方を含めて10数名が集まりました。

会場は(これも恒例)、「東京から地域おこし」を標榜する神田・なみへい
 月替わりの特選スペシャルコース、9月はオール滋賀県特集です。滋賀を取り上げるのは、2008年の開業以来初めてとのこと。

まず前菜として、赤こんにゃく(派手好きの織田信長が染めさせたとの伝説あり)、近江牛(江戸時代には彦根藩が将軍家に献上したとの記録あり)のにぎり、坊ちゃんかぼちゃのメイプル煮。

愛彩菜(わさび菜)のお浸し。鮒ずしは、日本の伝統的な発酵食品の代表です。恐れていた(?)臭み等もなく、美味しく頂きました。
 滋賀県は豊かな自然・風土に恵まれ、長い歴史もあります。

中皿には、青トロ茄子の変わり味噌焼き。肉厚できめが細かく煮崩れしにくいという緑色の茄子だそうです。
 カルパッチョのサラダ。先月の特産食材から、山形県の地鶏串、だだちゃ豆も出して下さいました。

落花生は、今日の参加者のお1人・Hさん(横浜市)が、ご自宅の畑で栽培したものを茹でて持参して下さったもの(Hさんからは、お土産に甘酒も頂きました。毎回、有難うございます)。

そして鍋料理は、じゅんじゅん(魚のすき焼き)。
 イサザ(ハゼの仲間)などが入った湖北地方の郷土料理とのこと。〆にはうどんを入れて頂きました。

飲み放題のコースには入っていなかった日本酒「道灌」を特別注文。
 なぜ滋賀県で道灌かと思ったのですが、蔵元の太田酒造(草津市)は太田道灌の子孫に当たるそうです。

これも恒例の「くじ引き大会」(1等賞の天草・車えびせんべいが当たりました!)で盛り上がり、最後に、編集長の高木正三さんと事務局長の佐藤洋子さん宛に、200号を記念した感謝状が贈呈されました。

その高木編集長は病気療養中とのことで、今回は欠席でした。
 私にとっては職場の先輩でもあり、厚生労働省の福祉関係の審議会の委員等も務められていた方です。編集長の代理を兼ねて熊本から来て下さった佐藤事務局長が、高木さんの分を含めて感謝状を受け取られました。

高木さんの1日も早い快復をお祈りするとともに、来年の「集い」では、お元気な姿を見せて下さることを楽しみにしています。