【ブログ】2019年1月の共奏キッチン♪

厚生労働省「毎月勤労統計」の不適切調査が明らかになったことを契機に、政府統計に対する不信が広がっています。政府の統計部門に所属する公務員の一人として、何とも忸怩たる思いを禁じ得ません。

時あたかも総務省・統計資料館(東京・新宿区若松町)では、記念展示「明治150年 統計の黎明とその歴史」が開催中です。 … 続きを読む

【ブログ】「淵の森の会」の下草刈り

2019年1月20日(日)は二十四節気の大寒。
 一年で最も寒さが厳しい季節ですが、比較的暖かい朝を迎えました。
 冬の日射しが眩しいなか、8時20分頃に自転車で自宅を出発。JR武蔵野線・新秋津駅前を左に折れ、柳瀬川(やなせがわ)を渡ったところにあるのが淵の森(ふちのもり)緑地です。

すでに多くの人たちが集まっていました。
 樹の間には「淵の森会議」と書かれた横断幕が張られています。… 続きを読む

【ほんのさわり】早川タダノリ編著『まぼろしの「日本的家族」』

-早川タダノリ編著『まぼろしの「日本的家族」』(2018.6、青弓社)-
 https://www.seikyusha.co.jp/bd/isbn/9784787234377/

編著者は1974年生まれ。フィルム製版工などを経て現在は編集者。
 本書においては、近年、自民党の「日本国憲法改正草案」(2012年)に代表される右派の言説において「伝統的家族像」が理想的なものとして推奨されているとし、その事例として、食育の第一人者・H氏(本書中では本名で登場)の以下のような発言(概要)が取り上げられています。

「昔、朝と晩の二回は一家団欒で食卓を囲んだものでした。みんなで食事をすることこそ家族なんです。憲法は個人だけを強調することで、家族をバラバラにして、その流れの中で食卓も崩壊しているのです」… 続きを読む

【オーシャン・カレント】八幡名子さん


 八幡名子(やはた・めいこ)さんは大阪府の出身で現在は八王子市在住。
 美術大学を卒業し映像の制作・編集に携わる一方、「食べる通信」や「ポケットマルシェ」を通じて全国の農家や漁師さんと出会い、あるいは地元の伝統野菜等の生産者の方たちと交流する中で、「食」の大切さや楽しさに改めて気付いたそうです。

名子さんは、それを単なる個人的な「気付き」で終わらせず、多くの人たちに広めていくための様々な具体的な実践につなげられています。
 例えば昨年12月26日(水)に開催された「車座座談会・大忘年会」の際には率先して料理を担当して下さったり、山梨で新規就農した女性のところに手伝いに行ったり。

また、2018年度巻寿司大使、JSIA(寿司インストラクター協会)認定の飾り巻き寿司1級インストラクターとして、首都圏を中心に巻き寿司教室を開催されています。… 続きを読む

【豆知識】食事の楽しさと食行動との関連

食事の楽しさは、食に関わる行動と関連しています。
 山梨県都留市内の全公立小学校8校の小学校4・5・6年生児童及び全公立中学校3校の生徒を対象とした研究では、食事の楽しさ(いつも楽しく食事しているかどうか)と、食行動の有無との関連が明らかにされています。

これによると、ほぼ毎日、夕食を共食している児童・生徒のうち73.2%が「いつも楽しく食事している(○)」とし、26.7%が「そうでない(×)」(○-×のポイント差46.3)となっているのに対し、ほぼ毎日、夕食を共食していない児童・生徒では53.2%が○、46.8%が×(ポイント差6.5)となっています(リンク先の図113参照)。
 http://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2019/01/113_tanosisa.pdf

また、食卓での会話については、ある児童・生徒はポイント差54.1に対して食卓での会話がない児童・生徒は26.3となっており、ほぼ毎日、食事作りを手伝う児童・生徒は47.5に対してそうではない児童・生徒は30.9等となっています。… 続きを読む

【ブログ】銀座農業コミュニティ塾 第7回勉強会

2019年1月16日(水)。
 初場所を初日から3連敗していた横綱・稀勢の里がこの日の朝、引退を表明。
 怪我に泣き短命に終わったのは残念でしたが、これほどファンから愛された横綱はいなかったかも知れません。

この日の夕方は、イルミネーションに彩られた都心のビルの6Fにある中央区立環境情報センター続きを読む

【ブログ】「多謝」-逢坂泰精さんデビュー20周年ライブ

2019年1月13日(日)。3連休の中日は渋谷へ。
 いつまでも工事が続き、どんどん街が変わりつつあります。ますます駅も複雑に。

松濤方面に向かいます。
 少し時間があったので東急文化村に立ち寄ってみると、ギャラリーで「板東俘虜収容所の世界展-100年前の収容所に花開いたドイツ文化と日独交流の歴史-続きを読む