2019年5月1日(水)。新天皇が即位され令和時代がスタートしました。
平成への改元の時とは異なり、世の中は祝賀ムードです。
生憎とここ数日、天候は不順続き。
断続的な雨の合い間を縫って、久しぶりに自宅からも程近い八国山緑地へ行ってみました。
上野、常陸、相模など八カ国の山々が眺望できるというのがその名の由来。近くには鎌倉古街道が走り、久米川の古戦場跡もあります。アニメ「となりのトトロ」の舞台ともされています。
溢れる緑。雨に濡れて、その美しさも格別です。
キンランなどの野草も花盛り。
木の枝から下がっているのはメイガの幼虫(?)。
このでんでんむしの殻にも、悲しみがいっぱい詰まっているのでしょうか。
久しぶりに都心へ。向かったのは東京・港区三田。
間近にみる東京タワーは「昭和」を感じさせてくれます。「慶応」大学三田キャンパスのすぐ近くにあるのが、三田春日神社。
令和の初詣?の参拝者がたくさん訪れています。
石段の上り口と本殿の脇には、「令和カラフルしきさい絵馬作り」の看板。
令和に年号が変わった初日に、願いを込めて自由に絵馬をデコってみませんか?というイベントが開催中です。
矢印にしたがって社務所の建物に入ってみました。
出迎えて下さったのは、しゅんさくさん。
現代美術家がご本業ですが、子ども達の集う場(「しゅんさくの部屋」)を各地で開かれている方。
定期的にいくつかの場所で開催されていますが、子どもが5人以上集まるなら、お願いすれば開いて下さるそうです。
広い座敷には看板が置かれ(よくできた似顔絵!)、テーブルではカラフル絵馬作りが行われています。
畳にはシートが広げられ、子どもたちがおもちゃで遊んでいます。
この日は生憎と雨模様で、私が伺ったのは終了間近だったこともあり、参加者は多くはありませんでした。
小さな男の子を連れた家族が絵馬作りにチャレンジ中。しゅんさくさんは絵馬作りを手伝ったり、他の2人の女の子と遊んであげたり(遊んでもらったり)。
しゅんさくさんが子ども達と接する様子をみていると、何とも自然体で、機嫌を取るでもなく、時にはきつく叱ったり。それでも子ども達には慕われ、親御さん達からは信頼されています。
しゅんさくさんは、不思議な方です。
新しい時代の初日に、明るい未来を期待できるようなイベントに参加(見学)させて頂きました。
しゅんさくさんの、ますますのご活躍に期待です。
おや、こんな身近なところにも新しい時代が到来。