【ほんのさわり】青木美希『地図から消される街』

-青木美希『地図から消される街-3.11後の「言ってはいけない真実」』 (2018.3、講談社現代新書)-
 http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000190725

著者は北海道新聞等を経て朝日新聞の記者。
 携わった「手抜き除染」報道等は新聞協会賞を受賞し、さらに本書は貧困ジャーナリズム大賞、日本医学ジャーナリスト協会賞特別賞を受賞しています。… 続きを読む

【オーシャン・カレント】ICRPの新勧告草案

ICRP(国際放射線防護委員会)とは放射線防護の専門家による一種の国際NGOです。
 これまで150近く出されている勧告等は、国連機関の指針等に反映されるとともに、各国の放射線防護に関する法制度等に取り入れられています。
 2011年3月の福島原子力発電所の事故に関する日本政府の放射線防護に関する施策も、ICRPの勧告に基づいて行われています。

 そのICRPが、現在、福島原発事故を踏まえた新しい勧告を作成しており、その草案がホームページ上に公開され、9月20日を期限としてパブリックコメントが実施されています。
(9/23追記:その後、締め切りは10月25日に延期されています。)… 続きを読む

【豆知識】震災関連死の死者数の推移

震災関連死とは、建物の倒壊や津波など直接的な理由ではなく、震災による負傷の悪化や避難生活における身体的負担(疾病等)による死亡のことです。

 リンク先の図176は、東日本大震災における震災関連死の死者数を、死亡の時期別、都道府県別に示したものです。
 https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2019/09/176_kanren.pdf

 2019年3月31日現在における死者数は、1都9県で計3,723人。
 都道府県別にみると、福島県が2,272人と全体の61%を占めており、次いで宮城県(25%)、岩手県(13%)となっています。… 続きを読む

【ブログ】ぶらり川越史跡めぐり

2019年9月も半ば。不順な天候が続きますが、晴れると秋の青空が広がります。
 9月13日(金)は仲秋。雲を透かして月を望むことができました。

 15日(日)、自宅近くの河川敷の緑道には何故かモンキチョウの群れ(写真はメス)。

翌9月16日(月)は三連休最終日、敬老の日。
 朝からの強い雨は9時頃には小降りになってきたので、かねての計画通り埼玉・川越を訪ねました。… 続きを読む

【ブログ】「IPRC勧告草案にパブコメを書いてみる」(市民研学習会)

2019年9月9日(月)午前5時頃、強い台風が東京湾を縦断し千葉市付近に上陸。週明けの首都圏の交通は大混乱。

 昼休みに職場近くの日比谷公園を訪ねてみると、松本楼脇の大きなアオギリの木が倒れていました。地面には、たくさんのまだ青い銀杏。気温も急上昇。
 なお、千葉県では広域に停電や断水の被害、1週間を過ぎても復旧していません。

ちなみにこの週は、農林水産省・消費者の部屋(東京・霞ヶ関)では福島の森やキノコに関する特別展示が開催されていました。
 福島県産の栽培キノコは安全性を確認した上で出荷されていますが、天然のキノコは今も出荷制限中。放射能汚染の影響は、事故から8年半たった現在も継続しています。… 続きを読む

【ブログ】Jazz & Reading Night「本当の戦争の話をしよう」

2019年9月6日(金)は久しぶりの晴天、気温も上昇。
 台風13号は先島諸島から朝鮮半島に抜けつつありますが、週末には台風15号が本土に接近との予報。

 終業後は東京・国分寺へ。
 中華料理店で腹ごしらえ(肉あんかけ炒飯など。美味!)した後、アートとジャズのライブハウス “… 続きを読む

【ほんのさわり】金子美登ほか『有機農業の技術と考え方』

-中島紀一、金子美登、西村和雄 (編集)『有機農業の技術と考え方』(2010.7、コモンズ)-
 http://www.commonsonline.co.jp/books2010/2010/07/08/%E6%9C%89%E6%A9%9F%E8%BE%B2%E6%A5%AD%E3%81%AE%E6%8A%80%E8%A1%93%E3%81%A8%E8%80%83%E3%81%88%E6%96%B93%E5%88%B7/ 

本書は、有機農業推進法の制定(2006)後の有機農業の全体像を整理するとともに、将来の方向性について考察したものです。

 編著者の一人・中島紀一先生(茨城大農学部教授(当時))によると、農薬や化学肥料を使用しないというのは「有機農業の入り口についての部分的な認識」に過ぎないとのこと。… 続きを読む

【豆知識】有機農業面積割合の国際比較

近年、世界的に有機農業に対する注目が高まっています。
 世界の有機食品売上は年々増加しており、2016年では1999年の約6倍の約897億ドル(約10兆円)となっています。
 また、世界の有機農業の取組面積は1999年から2016年の間に約5倍に拡大しており、全耕地面積に対する有機農業取組面積割合も年々上昇し、2016年には世界平均で約1.2%となっています。
 ただし、この割合は地域(国)別の差が大きく、イタリア(14.5%)、スペイン(8.7%)、ドイツ(7.5%)など欧州諸国で高くなっている一方、アメリカ(0.6%)や中国(0.4%)では低くなっています(リンク先の図175参照)。
 https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2019/08/175_yuuki.pdf続きを読む

【オーシャン・カレント】小川町オーガニックフェス2019

今年の小川町オーガニックフェスは、9月7日(土)の10:00~16:00に開催されます。  
 オーガニックな生き方・暮らし方を願う人々が集い、生産者・消費者・企業・団体・行政など、様々な市民の立場から、美味しいものを食べ、飲み、語り合あうというイベントです。

 今年も有名アーティストによるライブ、トークイベント、ジオラマ作成や和紙似顔絵など体験コーナーのほか、地元の生産者の方達によるオーガニックな食事や飲みもの等も出展されます。
 さらに今年は“有機の里”の魅力を五感で感じることもできる「まち歩き」やスタンプラリーも開催されるとのこと。

 メイン会場の埼玉・小川町民会館(リリックおがわ)は東武東上線小川駅から徒歩5分。入場は無料です。… 続きを読む

【ブログ】大沼淳一さん「脱原発と地域づくり」(脱成長MTG)

2019年8月25日(日)の午後は、東京・江戸川橋のピープルズ・プラン研究所(PP研)へ。まだまだ昼間は蒸し暑い。

 メトロ早稲田駅から徒歩で向かう途中、消防ポンプの使い方研修等のイベントが行われていました。大きなビニールシートを敷いての放水のデモンストレーションの会場には、水着姿の子どもの姿も。

 到着したPP研の前には、いつもと同じ「脱成長」的な案内の張り紙。 … 続きを読む