前号では、日本における水稲収穫量の長期的な推移を紹介しました(リンク先の図104の橙色の折れ線)。
http://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2018/08/104_kome.pdf
1933年頃までは収穫量は順調に増加しましたが、戦争の影響により伸び悩むようになり、終戦の年の1945年には一気に落ち込みました。戦後に入ると一転して増加しますが1967年にはピークを迎え、その後は生産調整が実施されるようになったこと等により右肩下がりで推移しています。
一方、日本の人口はこの間ほぼ一貫して(1945年を除いて)増加し、2009年には 1883年の … 続きを読む