11月6日(日)は小雨模様のなか「恵泉祭」が開かれている恵泉女子学園大学(多摩市)へ。
シンポジウム「3・11以後の社会と私たち」は、大教室に立ち見が出るほどの満席。
木村利人学長の挨拶に続き、福島県三春町の福聚寺住職で芥川賞作家でもある玄侑宗久氏による基調講演「異教の神のパニヒダ -宗教から原発を考える-」。パニヒダとはギリシャ正教会等で行なわれる通夜のような儀式のこと、「異教の神」とは原発のこと。これを日本古来のアニミズム的な土壌に受け容れたことの失敗について話されました。結論は「異境の神」原発の通夜をしましょう、と。… 続きを読む
身近にある歴史との対話
11月3日は文化の日。
「しごと塾さいはら」の蕎麦刈りの日だったのですが、追い込みの仕事の疲労感が抜け切らず、遠出はパスすることに。
その代わり、地元H市内を自転車で散策。
曇り空で陽射しは乏しいものの寒くはありません。ここのところ季節外れに暖かい日が続いています。… 続きを読む
低炭素まちづくりフォーラム(さいたま市)
10月最後の日曜日は、さいたま市の大宮ソニックシティで開催された「地球温暖化防止セミナー・低炭素まちづくりフォーラム」に参加しました。
午前中の基調講演は、東京工業大学大学院教授の本川達雄先生… 続きを読む
身近にある農
10月23日(日)は、前日の強い雨も上がり、午後からは日射しも。気温も上がりました。
自宅近くのCHG(Cat’s Head Garden、猫の額ほどの一区画だけの市民農園)では、落花生が収穫を待っています。
落花生はその名の通り、花が終わった後から茎のようなもの(子房柄)が伸びてきて地面に潜り、その先に実をつけます。その子房柄を引っ張ると、黒い土の中から白い鞘が。昨日の大雨で泥落としが大変そうなので、収穫作業は延期。… 続きを読む
ブログの移転について
このブログは、しばらくアクセスできなくなっており、ご迷惑をおかけしました。
2011年8月22日、以下の新しいブログを開設し、これ以降の記事はこちらに掲載していますので、ご覧いただければ幸いです。
「野の文化学習会」
埼玉県秩父の名峰・武甲山の麓、横瀬町宇根という農山村を舞台に「野の文化学習会」が開催されています。
さいたま市のNPO法人「生活文化・地域協同研究会」(協同研)… 続きを読む
柳久保小麦-東京の伝統品種
東久留米市柳窪というところに、柳久保天神社という小さな社があります。
すぐ前を黒目川のせせらぎが流れ、平地林や農地も残り、新青梅街道の近くながらほっとさせられる一画です。
その境内には「柳久保小麦」の説明板があります。そこにはこのように書かれています。… 続きを読む
都市と農村の絆-しごと塾さいはら
「しごと塾 さいはら」の皆様
夏祭り以来、無沙汰をしていています。
先日は、素敵な蕎麦の写真を有難うございました。今年も、こんなに綺麗に咲き揃ったのですね。ぜひ、近い内に伺いたいと思っています。
さいはら(山梨県上野原市西原)とのご縁を頂いたのは、昨年の7月、池袋で… 続きを読む
日本フードシステム学会 「大震災」特別研究会
秋分の日・9月23日(金)は晴天、風は秋の気配。文京区弥生の東京大学農学部キャンパスには大量の銀杏が。
日本フードシステム学会の特別研究会「フードシステムと東日本大震災」が開催され、今般の未曾有の大災害の中でのフードシステム(食料の生産から加工、流通、消費までの一連の流れ)の現状、今後の復興に向けての方策等について報告と討論が行われました。… 続きを読む
世の中を変えて行く人たち-おしどりマコさん・ケンさん
9月21日(水)の夕方は、帰宅ラッシュの時間を狙い打ちするかのように台風15号が関東を直撃。首都圏の鉄道は次々と運転見合わせに。私が通勤に利用している路線も止まってしまいました。
終業後に乗り込んだ丸ノ内線は、途中の大手町で20分ほど運転見合わせたものの、何とか後楽園に到着。
この日、文京シビックホール・小ホールでは、トーク&ライヴ「これから起こる、本当のこと。」が開催されました。
到達した時には、既に最初のプログラムナターシャ・グジーさんの… 続きを読む
南相馬市は被災真っただ中
今も続く水俣、そしてフクシマ
9月17日(土)、東京・水道橋のYMCAアジア青少年センターで「カナダ水俣病講演会」(NPO水俣フォーラム主催)が開催されました。
実川事務局長、熊本学園大学水俣学研究センター… 続きを読む
福島ひまわり里親プロジェクト
市民のための科学
ぬちぐすい
8月27日(金)から2日にわたり、東京ウィメンズプラザ(渋谷区神宮前)で開催されたVISIONフォーラムは幅広いプログラムが組まれていましたが、27日は「幸せな地域コミュニティづくり」に引き続き「災害エコビレッジと脱経済成長社会への道」というレクチャーとパネルディスカッションに参加しました。
前半は、20年近く飯舘村のむらづくりに関わってこられた日本大学の糸長浩司先生(飯舘村後方支援チーム代表)と、民族研究家で「地元学」を提唱されている結城登美雄さん… 続きを読む