【豆知識】過疎地域に移住する若い世代


日本の人口が減少に転じ東京圏への人口集中が続く中、「地方消滅」等の悲観的な論調が現れる一方、都市部から農村部に移住する「田園回帰」と呼ばれる新しい潮流が生まれつつあります。

総務省は今後の過疎対策を検討するため、「田園回帰に関する調査研究会」(座長:小田切徳美 明治大学教授)を設け、国勢調査データに基づく人口移動の詳細な分析、農山村への移住等に関する都市住民の意向調査、若年層人口が増加している市町村の現地ヒヤリングなど幅広い調査研究を実施しています。
 2017年3月に公表された中間報告書の一部を紹介します。

2010(平成22) … 続きを読む

【ブログ】森の食卓(東京・井の頭)

2017年9月23日(土)は秋分の日。
 昨夕から朝方までのしっかりとした雨は、なんとが上がりました。

自宅近くに一画を借りている市民農園へ。
 徐々に秋冬作にシフト中ですが、今も空芯菜がジャングル状態。

トンネルの中の品川カブ(東京長カブ)は、昨年、プランターで栽培したものから採っておいた種を播いたものですが、発芽は思いのほか順調で、密生状態。… 続きを読む

【ブログ】対話ラボと辿る 2017年上期

9月17日(日)に鹿児島県に上陸した台風17号は速度を上げ、日本列島を縦断。被害に遭われた皆さまにお見舞い申し上げます。
 東京地方は、翌18日(月・祝)には台風一過の青天に恵まれました。

自宅近くに一画を借りている市民農園。
 福島・広野町由来の綿(コットン)の枝は大きくたわみ、東京・檜原村由来のゴマの一株が倒れていた程度で、幸いにも大きな被害はありませんでした。トンネルの中の品川カブもすくすく(そろそろ間引かないと)。

そのようななか、ニンジンに飛来するキアゲハの姿。よくみると大きく成長した幼虫が5~6頭、このままではニンジンは丸坊主必至。… 続きを読む

【ほんのさわり】植木美江『7色野菜の便利図鑑』

-植木美江(絵と文)『7色野菜の便利図鑑』(2016.10、幻冬舎)-
  http://www.gentosha.co.jp/book/b10373.html

著者は「自然がたくさん残り、湧き水も豊富で野菜がおいしい」東京・小金井市在住のイラストレーター。
 数年前、近所の友人たちと野菜を主役(野菜の料理・スイーツ、アクセサリー、イラストなど)にしたマルシェを行ったのをきっかけに「野菜オタク」になられたそうです。
 その後、江戸東京野菜コンシェルジュの資格も取得され、自作の紙芝居を携えて学校を回る等の食育活動にも取り組んでおられます。… 続きを読む

【オーシャン・カレント】江戸東京野菜コンシェルジュ育成講座総合コース(第7期

東京の伝統野菜の普及に取り組む江戸東京野菜コンシェルジュ協会が、今年も江戸東京野菜コンシェルジュ育成講座総合コース(第7期)を開催します
 https://www.edo831.tokyo/kouza/2111
 これは、東京の伝統野菜の魅力を伝えるエキスパート「江戸東京野菜コンシェルジュ」の育成を目的とした資格取得講座で、以下の3日間の日程で開催されます。
 受講を希望される方は、主催者までお問合せ・申込みください。

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【豆知識】東京農業の特徴と底力

国土の0.6%の面積に総人口1割強が集中する東京都。東京都民の食生活を賄うために、都外から多くの農産物が移入されています。東京都の食料自給率はカロリーベースで1%、生産額ベースでも3%と、いずれも都道府県の中で最も低い値です。
 東京都は農業からもっとも縁遠い都道府県というイメージがありますが、実は306億円もの農業産出額があります(2016年)。

リンク先の図81の左の横棒グラフは、東京都の農業産出額の構成比を全国と比べたものです。
  http://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2017/09/81_tokyo.pdf

これによると、東京農業は米や畑作、畜産の構成比が小さい一方で、野菜の構成比が特に大きく、果実や花きも全国平均に比べて高くなっています。… 続きを読む

【ブログ】世田谷・喜多見農業公園

2017年9月9日(土)の重陽の節句は、気持ちのいい秋晴れになりました。気温も上昇。

小田急・成城学園前から10分ほどの次大夫堀公園前バス停で下車。
 歩いていくと、住宅地の間にあちらこちらに畑が残っています。生産緑地地区と「せたがやそだち」の看板。
 さらに少し進んだところに、目的の喜多見農業公園続きを読む

【ブログ】東京ドリーム読者の集い

2017年も9月に入りました。
 自宅近くに一画を借りている市民農園。いま一番目立つのは真っ赤な内藤唐辛子(江戸東京野菜)です。

キュウリとナス(たくさんの恵みをもたらしてくれたことに感謝)、トマト(これは今イチ)等を片付け、品川カブ(東京長カブ、江戸東京野菜)を播種。
 1週間ほどで芽が出揃いました。 

さて、「ドリーム」というミニコミ情報誌があります。月刊でA4版18ページほど。本年7月15日発行号が、ちょうど200号になりました。… 続きを読む