|
||
注:掲載資料については、本ウェブサイトの趣旨に反しない限り、基本的に自由に使って頂いて結構です。 その際は、出典(このウェブサイトのアドレスまたは拙著「フード・マイレージ」等)を明記して頂くとともに、 使用された場合はご一報頂ければ幸いです。(管理者) |
||
フード・マイレージ 関係資料 |
||
1 論文など (1) 食料の総輸入量・距離(フード・マイレージ)とその環境に及ぼす負荷に関する考察 [農林水産政策研究 No.5, 2003] 各国の輸入食料のフード・マイレージ(2001年)を計測し比較した論文(研究ノート)です。 現在、広く用いられている日本の輸入食料のフード・マイレージ約9千億トン・キロメートル等のデータの基に なっているものです。一応、学術論文なので、わざとそれらしく小難しく書いてあります。
(2) 同上・概要版[農林水産政策研究所レビュー No.11, 2004] (1)の概要版です。 (3) 「フード・マイレージ」の試算について[農林水産政策研究所レビュー No.2, 2001] (1)を執筆する以前に、最初にフード・マイレージの考え方を広く紹介することを目的に、輸送距離は 首都間の直線距離と仮定するなど簡易な方法により試算したものです。この時の結果では、日本の輸入食料の フード・マイレージは約5千億トン・キロメートルとなっています((1)では、輸送距離は海上輸送距離等を 用いています)。 (4) 「フード・マイレージ」を用いた地産地消の効果測定の試み−学校給食の事例から−」 [フードシステム研究 第12巻1号,2005] 埼玉県新座市の学校給食を事例に、地産地消が輸送に伴う環境負荷をどの程度低減するかについて試算を 行ったものです。
(5) 「フード・マイレージ指標を用いた地産地消の環境負荷削減効果の計測」 −伝統野菜等を用いた献立を事例として−[フードシステム研究 第17巻3号,2010] 加賀野菜等を使った「ネオ和食」について、地産地消の輸送に伴う環境負荷削減効果について計測したものです。
(6) 「日本の輸入食料のフード・マイレージの変化とその背景」 2010年の日本の輸入食料のフード・マイレージを計測し、2001年からの変化とその背景について考察したものです。
(7) 「フードシステムにおける輸送コストに関する考察−産業連関表からのアプローチの試み−」 [フードシステム研究 第19巻3号,2012] フードシステムにおける輸送コストの動向について、産業連関表を用いて解明しようとしたものです。
2 著書、共編著書、監修本など (1) 「フード・マイレージ−あなたの食が地球を変える」(2007.9、日本評論社) 1の論文等の内容を取りまとめ、一般の方向けに分かりやすく解説するとともに、各地域での実践事例に ついて紹介しています。少々古くなりましたが、フード・マイレージの全体像が分かります。 (2) 「食べ方が地球を変える−フード・マイレージと食・農・環境」 (2007.7、創森社、共編著) 作家の山下惣一氏(佐賀県唐津市在住)の感性溢れる文章と、気鋭の農業経済学者である鈴木宣弘氏 (東京大学農学部大学院教授)の理論的な分析のはざまに埋もれるように、管理者も共編著者の一人として フード・マイレージの紹介をしています(内容は(1)のダイジェストです)。バーチャル・ウォーター など、食と環境との関わりに関する他の著者による論文も所収しています。 (3) 「たべものがたり−食と環境 7の話」(2009.3、ダイヤモンド社、共著) 山本良一氏監修。「食」を見つめ、地球環境の大切さを豊富な写真やイラストとともに綴るビジュアル・エ コブック第3弾で、「空飛ぶ食べもの」の章で管理者も寄稿しています。 また、本書は全国の小中学校等に寄贈するプロジェクトが行われています。このプロジェクトは、2009年度 「FOOD ACTION NIPPONアワード優秀賞」(コミュニケーション・啓発部門)を受賞ました。 (4) 「コンビニ弁当16万キロの旅−食べものが地球を変えている」(2005.8、太郎次郎社エディタス、監修) 「コンビニ弁当探偵団」著。子どもにも分かりやすい文章とイラストで、コンビニ弁当を素材に身近な 食べ物がどこから来ているか等について解説しています。管理者も編集協力者としてイラストつきで 登場していますが、このイラストはあまり似ていないと個人的には思っています。 (5) 「世界から飢餓を終わらせるための30の方法」 (2012.4、合同出版、共著) 世界には69億人全てが健康に生きるための十分な食料があるにも関わらず、6人に1人が飢えています。 どうして飢餓が起きているか、私たちに何ができるかについての、25人による共著です。 3 基礎データ (1)各国の輸入食料のフード・マイレージ(データ、2001年) (2)各国の輸入食料のフード・マイレージ(グラフ、2001年)
注:輸入食料のフード・マイレージの各国比較については、これが最新(唯一)の数字です。 ただし、日本のみ2010年の集計値があります(2011年フードシステム学会で報告)。 4「伝統野菜サミット」関係資料 (1)開催結果概要 (2)フード・マイレージ関係資料 2009年2月、金沢(北陸農政局主催)で開催されたシンポジウムの関係資料です。
5 最近のセミナー等における説明用資料 「本ウェブサイトの主宰者(管理者)について」 のページをご覧ください。 「あなたの食が地球を変える〜地産地消とフード・マイレージ〜」
6 各種試算等 (1)飼料を加味した牛肉のフード・マイレージ(ネット上の質問に対する回答) (2)肉汁うどんのフード・マイレージ等(環境ネットワーク埼玉「BUY SAITAMA キャンペーン関係」) 7 その他 「ほんのさわり」 (書評コラム) 管理者が農林水産政策研究所に在勤中、農林水産省の行政部局と研究所との間の連携・情報交換の 社会的共通資本としての農業、農村 −宇沢弘文「社会的共通資本」(2000.11、岩波新書) 「空洞化」で衰えた国はない −大前研一、田原総一朗「『勝ち組』の構想力」(2001.7、PHP 研究所) WTOをグリーン化せよ −ヒラリー・フレンチ「地球環境ガバナンス」(2000.11、家の光協会) そんなにもあなたはレモンを待ってゐた −高村光太郎「レモン哀歌」(「智恵子抄」より) レモン市場の経済学(PDF:67KB) −G.Akerlof“The Market for Lemons”(The Quarterly Journal of Economics, 1970.8) 経済大国の 「豊かさ」 と経済成長のコスト −橋本寿朗「戦後の日本経済」(1995 .7、岩波新書) 江戸時代の飢饉とグローバル経済下における農業・食料問題 −菊池勇夫「飢饉」(2000.7、集英社新書) 人類への警鐘 −中村靖彦「狂牛病」(2001.11、岩波新書) 「試行錯誤し考える農民」 への期待 −大泉一貫「ニッポンのコメ」(2001.7、朝日選書) 食べることの楽しみ、食べられることの喜び −正岡子規「仰臥漫録」(1927.7、岩波文庫)ほか 市場主義者の主張はマントラ (呪文) のたぐい −佐和隆光「市場主義の終焉」(2000.10、岩波新書) 経済学は何とつまらない学問であろうか −飯田経夫「経済学の終わり」(1997.11、PHP 新書) 「森の農業」が文明を救う −安田喜憲「環境考古学のすすめ」(2001.10、丸善ライブラリー) |
||
![]() |
![]() | |
フード・マイレージ資料室 トップへ |
||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() | |
![]() 月2回(和暦の朔日、15日)配信中のメルマガ「F.M.Letter」では、毎回、ポイントとなる図表等を紹介しています。 |
||
![]() |
![]() |