2013年4月16日(火)の夕方、4月の「共奏キッチン♪」が開催されました。
場所は、いつものJR田町駅近くの古民家「三田の家」です。
みんなでご飯をつくって一緒に食べ、語り合うという誰でも参加できるイベント、月1回程度開催され、毎回3割位は初参加とのこと。
好天で気持ちのいい夕方、19時頃に会場に到着すると、すでに20人ほどが集まり調理が始まっています。
世田谷の農家の方(私より年長ですが、慶応大の夜学に通っておられます。)が、この日も野菜を持ってきて下さっていました。
他にも多くの方が、よりすぐりの食材を持ち寄って下さっています。
大鍋で作った具だくさんのけんちん汁は、野菜のうま味が出て美味しく出来上がりました。
豚肉と野菜の炒め物は梅酢味。菜花やブロッコリも使います。
大根、カブなど多くの野菜はスティックやサラダになり、3種類の酒粕のディップをつけて頂きました。甘夏入りは爽やかな香りです。
春の風味がたっぷり詰まった筍ご飯は、たちまち品切れに。
桶に残ったご飯粒の最後の一粒まで、大学生の女性がスプーンですくって完食。
飲みものは生ビール(ちゃんとサーバーが備え付けてあります。)、ワインなどお好みで。
これらは、各自で自己申告し、呑んだ分だけ支払います。
途中から来られる方もおられ、参加者は30名近くに。
食事が一段落したところでテーブルを片付け、みんなで広間に座り、取り組んでいることや関心のあること、学びや気づきをシェアする時間です。
まずは、様々な取り組んでいるイベント等についての告知タイム。
4月27日(土)等の千葉・佐倉での田植え(兼 古民家の修繕)、週末のアースディ東京への出展、GWの5月3日(金)~6日(月)の代官山「春花祭」における鳥取関係の出展、5月11日(土)に開催する東京・檜原村でのゴマ作り体験、お産という命と向き合う女性たちのドキュメンタリ映画の自主上映会の企画など。
それに、バングラディシュでのアフォーダブルハウス・プロジェクトの紹介。
地産地消の病院食メニューを考えているのだがアドバイスを、という方も。
皆さん、様々な活動をされています。
その間に、参加者の一人の方が前夜、遅くまで手づくりして持ってきて下さった色も鮮やかなオレンジのコンポートと、ビワ茶が回ってきました。
その後は4~5人の小グループで「語り合い」。
世代もキャリアも異なる様々な方達が、食を通じてつながった緩やかなネットワークが拡がっています。
本年2月、中心的な10名のメンバーによって「共奏5シェア(共奏の定義)」というものが定められたとのこと。
1 多世代が集う場をシェアしていますか?
2 分け隔てなくオープンな場をシェアしていますか?
3 一人ひとりの主体的な参加を促す場をシェアしていますか?
4 全員が等しく発言できる場をシェアしていますか?
5 共同体験を大切にする場をシェアしていますか?
これらを満たせば「共奏ナニカ」になるとのこと。
最後に、主催者のたかったーさんの呼びかけ文です。
「言葉にはうまくできないけれど、大切にしたい、分かち合いたいなにか。
こんな関係性が広がっていったら、今ある社会課題の多くは消えてしまうかも? やわらかな余白のある生き生きとした社会になるかも? そんな期待が集まって始まった共奏キッチン♪。
ぜひ一度来て見て触って体験してください。
そして一緒に共奏キッチン♪を広げていきましょ〜☆^^」
今後の開催案内等はフェイスブックに掲載されます。また、参加者同士の交流等のためのグループページも開設されています。
ご関心を持たれた方がおられれば、気楽にお立ち寄りください。
【ご参考】
◆ ウェブサイト:フード・マイレージ資料室
◆ メルマガ :【F. M. Letter】フード・マイレージ資料室 通信
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