アースディ東京2013

130421_0_convert_20130424224940.png 遅くなりましたが、先週の日曜日の記事です。
 前日の土曜日から降り続いていた雨は、4月21日(日)の昼頃にようやく上がりました。
 それでも気温は上がりません。
 先週、野菜の種を植えたのですが、気温が低い日が続いているせいか、芽が出る気配もありません。
 早く植えたジャガイモ(キタアカリ等)だけは、芽が出始めています。
 この日、代々木公園に「アースディ東京」を訪ねました。
 毎年4月22日はアースデイ(地球の日、Earth Day)とされています。
 1970年代にアメリカの市民団体が始めた地球環境について考える記念日で、現在は、世界の100カ国以上で地球環境問題を考えるイベント等が開催されているそうです。
 日本でも、この週末を中心に、各地で様々な「アースデイ」が開催されています。
 JR渋谷駅で下車。すごい人の中を何とかぶつからずにスクランブル交差点を渡り、歩いて10分ほどで代々木公園に。
 アースディのゲートの前には記念写真を撮る人も。
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 今年の「アースデイ東京2013」のテーマは「今動く!~子どものために、未来のために~」。
 4月20日(土)から21日(日)にかけ、代々木公園等を舞台に、ブースの出展、トークイベント、ステージショー等が繰り広げられています。
130421_2_convert_20130424222051.png  入口近くの事務局のテントで、パンフレットとマップを頂きました。
 企業や生協だけではなく、様々なNPOや市民グループ、個人の農家等もブースを出展されています。
 というか、元々NPOや市民グループが中心だったのが、近年は企業等もその社会の流れに追いついてきた、ということでしょうか。
 会場は多くの人で賑わっています。何人もの知人に会うこともできました。
 ブースを出展されている方もおられました。
 体調がすぐれないと聞いていた方もおられたのですが、天候に恵まれない2日間、お疲れ様です。
 前日のトークステージでは、「くらす幸せを農から学ぶ。」と題して「さいはらプロジェクト」の紹介もされたそうです。
 農家の方たちや、交流活動に取り組んでいる方たちのブースが並ぶエリアでは、美味しそうな野菜や加工品も並べられています。
 埼玉・小川町で作られたという地ビールを1杯。濃厚な味です。
 鴨川自然学校のおせんべい、自然村たなごころ(千葉・東庄町)の米粉のケーキ等を求めました。
 声を掛けられて振り向くと、国際青年環境NGO「A SEED JAPAN」の方でした。
 そのブースでは東京の野菜が並べられ、伝統小松菜とヒラタケを買い求めました。
 国際交流に取り組んでいる若い方達も、農業や伝統野菜に強い関心を抱いておられます。
 いよいよ来月から、新宿で有機農産物のマルシェ「すずめのみらいち」をスタートさせるそうです(1回目は5月19日(日)、カフェダイニング結で開催予定)。
 
 特に大勢の人が集まっているブースを覗いてみると、有名な寺田本家でした。
 いくつか試飲をさせてもらい、この日は「純米80 香取」を選びました。
 以前、一度だけ居酒屋で飲んだことがあります。
130421_32_convert_20130427012851.png このお酒、精米歩合を80%にとどめた無ろ過の自然酒だそうです。
 精米歩合は小さければ小さいほど(お米は削れば削るほど)美味しくなる(値段も高くなる)というイメージがあります。「大吟醸酒」は精米歩合50%以下、つまり半分以下に削ってしまうのです。
 さっそくこの日の夜、頂きました。
 白い杯についでみると、色は透明ではなく褐色がかっています。香りも味も芳醇で濃厚です。
 日本酒のイメージが音を立てて崩れていくようです。
 呑むと、何かいいものが、じわじわと体に染みていくような感覚があります。あたかも薬のようです。
 美味しいお酒は、一度にたくさんは飲めません。3日かけて四合瓶を空けました。
 これからは日本酒も、自然に近いものが好まれるようになってくるのかもしれません。
 
 
【ご参考】
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