気がつくと2014年11月も残りわずか。
都心の銀杏並木も、黄金色に色づく季節になりました。間もなく本格的な冬が到来します。
2014年11月26日(水)[和暦では神無月五日]は、そのような冬を思わせる冷たい雨が落ち、北風も強い一日でした。
終業後に品川へ。
この日、グリーンスマイルの3周年パーティーが開催されたのです。
グリーンスマイル(略称グリスマ)とは、都会(ニーズ・消費地・情報)と田舎(シーズ・生産地・担い手)をコネクトする(つなぐ)活動に取り組むグループ。
自分たちの力で、しかも東京から、ほとんどゼロのゴマの自給率を1%に上げようという「東京ゴマ01(ゼロワン)プロジェクト」(プロモーションビデオはこちら)、毎月品川で開催しているマルシェ「全快野菜ちゃん」等に取り組んでいます。
偶然、品川駅でオスカル阿部さん(保育園の先生でがんばっている方です)と合流し。京急線で1駅、(品川の南にあるのに何故か)北品川駅で下車。旧東海道を南へ向かいます。
途中、マルダイ大塚好雄商店さんを覗くと、幸い、ご主人がおられたのでご挨拶。
お目当ての品川カブ(大根のような長いカブです。)も入手できて店を出たところで、これも偶然、2軒となりでタコ焼きを食べていたグリスマ代表のてーさんと、きーさん、コバさんと遭遇。
お店に取って返して、大塚さんとお引き合わせさせて頂きました。品川在住のてーさん達も、品川カブには以前から関心があったようです(大塚さん、お忙しいところ何度も呼び出して済みませんでした)。
ちなみに大塚好雄さんは、ご自身のお店で江戸東京野菜を積極的に取り扱われているだけではなく、品川カブを使って様々な地域おこし活動に取り組んでおられることは、以前に農林水産省広報紙(aff)でも紹介されています。
12月21日(日)に品川神社で開かれる「品川蕪品評会」の案内を頂きました。子ども達が学校で育てたカブを持ち寄るなど、賑やかな会になるそうです。
お店を出て旧街道に戻ると、あちらこちらにプランターに植えられた品川カブが、青い葉を茂らせています。大塚さん達が取り組んでおられる活動の一つのようです。
まだ雨は落ちていますが、風はだいぶ弱まりました。
この日の会場、炭火焼居酒屋「裏馬場」へ。ミュージシャンでもあるオーナーのケンさんは、以前からグリスマの活動に積極的に協力して下さっている方です。
2階に上がると座敷が二間。今夜は30名ほどで貸切です。
持ち込んだ品川カブは、早速、葉の部分は煮物にして、実の部分は生のまま厚めにスライスしてもらい、頂きました。うまみがあり、しゃっきりして美味です。
この日は、メンバーが各地で栽培したゴマも持ち寄られました。私も自宅近くの市民農園で栽培・調製したもの(金・黒ブレンド)を持参。みんなで賞味し合います。
こじまんが持ってきてくれた千葉・鴨川の棚田米のおむすびも頂きました(ご馳走さま)。
グリスマ広報担当・豆さんからは、グリスマの3周年の活動をまとめたビデオが披露されました。懐かしい映像に参加者からは歓声が。東京・檜原村からスタートしたゴマ栽培が、全国各地に(海外にも)拡がっている様子も紹介されていました。
プレゼント交換など楽しいイベントもあり、気のおけない仲間との楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。
最後に代表のてーさんから「これからも楽しく頑張りましょう」と締めの挨拶。グリスマの活動が3年間続いてきたのは、てーさんの明るいキャラクターと企画・行動力に依るところ大です。
新馬場駅近くでニンニク野菜ラーメンを頂き(ビールも)、終電近くで帰宅した次第(ああ、メタボ・・・)。
ところで、プレゼント交換でゲットしたのは、オスカル阿部さん提供の「井の頭煎餅」。明治時代からの名物煎餅が昭和30年代に廃業されたのを、吉祥寺の商店組合女性部の皆さんが復刻した限定品だそうです。
出雲大社に行かれたという「青ちん」さんからは、生姜糖を頂きました。こちらは江戸時代から続く秘伝の砂糖菓子だそうです。
それに、もう一つ嬉しかったプレゼント(?)。
1年以上前、檜原村から帰る電車の中で落としたハンカチを、偶然、隣に座っておられた Chisako ABEさんが拾い、届けて下さったのです。しかもラッピングまで(汗)。有難うございました。
ちなみにABEさん、外資系損保会社でバリバリ働いておられるイメージでしたが、多才な方で、12月8日(月)から新橋「元気計画」で絵の個展を開催されるそうです(案内ビデオはこちら)。
【ご参考】
◆ ウェブサイト:フード・マイレージ資料室
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