2015年4月24日（金）。
いよいよ陽気は良くなってきました。畑仕事は進みません。
午前中、休暇を頂きました。野の花が盛りです。
区画の正面に寄せ植えしたパンジー。
溝を掘って有機石灰と堆肥、化成肥料を入れて4本の畝を立てたところで、この日の作業は時間切れ。
翌4月25日（土）は、薄曇りながら穏やかな一日。
市長・市議選の期日前投票を終えてから、小金井に向かいました。
JR国分寺駅で下車。
殿が谷戸庭園を抜けていこうと思ったのですが、南側に出口はないとのことで断念。
咲き誇る牡丹を見つつ、庭園の脇を回って南東方向へ。途中、気持ちのいい緑道も。
ぶらぶらと徒歩20分ほどで到着したのは、カフェ・マザーズキッチン。
この日、「坂下まつり・春のむすび市」が開催されています。
市内や近隣に住むクリエイター、農家と地域の皆さんをむすぶ「手しごと市」とのこと。
主催は、地元の有志による「手しごと むすび市」の皆さんです（小金井市が後援）。
多くの人たちで賑わっています。
一番手前にあったのが、小金井市始め近隣で獲れた野菜販売のブース。
これぞ文字通りの地産地消。
立派なウドもあります（安い！）。味噌汁をサービスして頂きました（美味！）。
このブースの野菜販売を担当しているのは「小金井 江戸の農家みち」の皆さん。
小金井公園にほど近い、五日市街道から一本入った生活道路の数百メートルの間に10軒以上の直売所が並んでいる場所が「江戸の農家みち」。
生産者や市民の皆さんが地元産野菜をPRする活動をされており、この日の販売も担当しておられたのでした。
その隣には、手作りパンやケーキなども並べられています。
カフェの建物の中に入ると、ここにも様々な雑貨など。
この「カフェ・マザーズキッチン」は自宅を改装した「お家カフェ」で、地場野菜をふんだんに使った食事を頂くことができるとのこと。
折角なので定食のランチを頂くことに。
引きも切らないお客様に、オーナー兼シェフの女性はお１人で大車輪。
車輪つながりかどうか、定食のメインは車麩の揚げもの。ふんだんな野菜や五穀米のセットです。ヘルシーですがボリュームもたっぷり。
多くのアクセサリーや手ぬぐい、雑貨などが展示・販売されています。
とりわけ目を惹かれたのが、シジミチョウのブローチ。
本物のシジミの貝殻（島根・宍道湖産）を布で包んでいます。作者は島根出身で小金井在住の女性。二枚貝には良縁が授かるという意味もあるそうです（島根には出雲大社もあります）。
絵柄も様々。今回は、野菜シリーズの中から大根のものを選びました。
もうひとつ、入手できて嬉しかったのが「東京長カブ」の種。
一見、大根のように長くなるカブで、江戸時代には品川宿近辺で多く栽培され「品川カブ」とも呼ばれていたものです。
播種する秋口が楽しみです。
この日は、NPO法人江戸東京野菜コンシェルジュ協会の理事長さんも見えておられ、5月23日（土）に新宿御苑で開催される「江戸東京野菜講座」のチラシを頂きました。
小金井市は、かねて「江戸東京野菜でまちづくり」に取り組んでいることで有名ですが、野菜のみならず、様々なクリエイターの皆さんやカフェ等が連携して、地域を繋ぎ、盛り上げていく場を作っておられることに、感服した次第です（満腹にもなりました）。
この「むすび市」は、年に何度か会場を変えて開催されているとのこと。
今後の予定等は、「手しごと・むすび市」のブログに掲載されるそうです。
バスで武蔵小金井駅へ。
JR中央線に乗って、この日の2つ目の目的地・四ツ谷に向かいました（続く）。
【ご参考】
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