東京で頂く地域の食-都電テーブル、なみへい

 2015年2月15日(月)。
 春一番が吹き過ぎたと思うと、また冬に逆戻りしたような風の冷たい日になりました。
 山梨・上野原市の西原地区を舞台にした都市農村交流活動「しごと塾さいはら」の中心メンバーだったY子さんが和歌山に移住して半年強。
 久しぶりに上京された機会に、しごと塾のメンバーで集まりました。
 場所は、東京・大塚の都電の踏切近くにある、その名も「都電テーブル」。Y子さんのお薦めです。
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 「鉄ちゃん」のお店という訳ではなく、「まちにもう一つのテーブルを」というコンセプトのダイニングとのこと。
 明るくて広い店内、小上がりには小さな子どもを連れた家族も。
 食材にこだわっておられるようで、テーブルの上には全国の生産者さんを紹介したリーフレット。メニューにも、全て産地が書き添えられています。
 オーダーしたのは、鹿屋紅はるかのポテトサラダ(鹿児島産のサツマイモのサラダです)。ごぼうと里芋の唐揚げ(嵯峨・唐津)。
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 牡蠣(広島)は三種類。フライ、天ぷらに小松菜とのバター炒め。
 都電・おでん。ほうれん草とシラスのサラダ(群馬・伊勢崎と大分・佐伯)。
 他に、きびなごとわさび菜のサラダ(群馬・伊勢崎と鹿児島)、揚げだし豆腐(東京・檜原)、鶏の塩麹漬け焼き(高知・四万十)等も。
 山形のワインや日本酒も頂き大満足。また来たいお店です。
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 17日(水)は、久しぶりに神田の全国うまいもの交流サロン・なみへいへ。
 「東京から地域おこしを」をコンセプトに、大切な故郷の農家や漁師さんの苦労や喜びに想いを馳せ、応援したいと頑張っている御当地飲食店です。
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 和歌山に帰られる前のY子さんとパートナーのTさんとの会食。
 なみへいでは月替わりで特集地域の料理をコースで頂けるのですが、2016年2月は静岡県焼津市と沖縄
  
 前菜は、焼津港のかつおなまり節とセロリの和え物、駿河湾の釜揚げシラスと菜の花のお浸し、伊是名島育ちの海ぶどう、伊是名島もずくの佃煮など。
 続いて、真黒い焼津おでん。かつおのヘソと黒はんぺんが入り、魚粉を振りかけて頂きます。
 焼津直送の魚の焼き物。 
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 肉料理は、伊是名産もずくと豆腐が入ったヘルシーハンバーグ。沖縄市コザスター認定という2種類のソースが使われているそうです。
 そして、沖縄育ちのキビまる豚入りのシャキシャキもずく鍋。
 〆には、ゆず胡椒ならぬ「シークァーサー胡椒」を添えて、雑炊で頂きました。
 飲みものには、開運、臥龍梅など静岡の地酒など。
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 オーナーの川野さん、料理長の山本さん、スタッフの宮田さん達、今回もご馳走様でした。
 ところでTさんは和歌山の桶職人の方に弟子入り中。Y子さんは熊野古道沿いにおむすび屋さんを出店される計画があるそうです。色々とご不便、ご苦労もあるでしょうが、お2人の無限の前途に期待したいと思います。
 【ご参考】
◆ ウェブサイト:フード・マイレージ資料室
 (プロバイダ側の都合で1月12日以降更新できなくなったことから、現在、移行作業中です。)
◆ メルマガ :【F. M. Letter】フード・マイレージ資料室 通信
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