都会と田舎をつなぐ人たち & ライブ & 呑み会

 個人的に1日早くGWに突入した2016年4月28日(木)は、生憎の雨模様。
 電車を乗り継ぎ、最後は京成線で葛飾区・立石に着いたのは15時過ぎ。初めて訪れる地です。
 駅から少し歩いたところに「野菜市」の看板。矢印に沿って狭い路地を入った奥の民家の玄関にパンフレットが貼ってあります。
 後で伺うと、オーナーの方が自宅の1回を地域のイベント等に開放しているスペースとのこと。キッチンも付いています。 
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 この日、ここで開催されていたのは立石マルシェ(主催:プラザあおと)。
 Yさん(女性)は、百貨店に勤められつつ、週に1回程度、埼玉・ときがわ町に農業研修に通っておられる方。
 そこで自ら育てた野菜や、知り合った有機農家グループ「ときのこや」の方達の野菜、さらには加工品などを、ここで月1回程度、販売されているとのこと。
 Yさんとは、先日、和歌山に移住された共通の友人の報告会でご一緒し、様々な取組をされていることをお聞きしていたのです。
 隣のテーブルでは、新潟直送の山菜なども販売されていました。
 こちらの方と話してみると、何と、何度もお邪魔している上越市・大賀地区ゆかりの方。大賀でお世話になっている方、一緒に大賀に行っているメンバーともお知り合いとのこと。不思議な偶然があるものです。
 ウドやワラビ、吉川地区の酒粕などは、すでにほとんど売り切れていました。
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 ときがわ産の野菜は、無肥料、自然農、竹チップマルチなどの工夫を凝らして生産されたものとのこと。
 ホウレン草、チンゲン菜、サニーレタス、チャイブなど種類は様々。
 青山在来(比企地区の在来種の大豆)を使った立石マルシェ限定パンも販売されていましたが、目の前で別の方に買われてしまいました。
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 ご自身も通いながら、その地の野菜等を地域でも販売されているYさん。手作りの、都会と田舎をつなぐ取組です。
 夏の間は、毎週、マルシェを開催する構想もあるそうです。お近くの方など、よかったら顔を出してみて下さい。
 ところで、立石は「せんべろ」(千円出せば、べろべろになるまで呑み食いできるとの意)でも有名な地だそうで、Yさんに薦めて頂いた駅前のお店へ。
 食事メニューも豊富ですが、特に魚が美味しいそうです。
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 16時過ぎですが(まだ明るい)、覗くとカウンターに男性客が1人。オバチャンに熱燗とメバチマグロの刺身を注文。
 また、ゆっくり再訪したいと思えるお店でした。ごちそうさま。
 翌4月29日(金)の夕方は、北品川へ。
 旧品川街道沿いの商店街に、炭火焼居酒屋「裏番場」があります。
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 1年数か月前に広島に転勤・転居されたもっさんが、久しぶりに品川に戻ってこられたのです。
 それに合わせて、品川での月1回のマルシェ「全快野菜ちゃん」や、東京・檜原村でゴマを育てる活動をしている「グリーンスマイル」のメンバーを中心に、仲間が集まりました。
 いつも料理が美味しい裏番場。
 お造りは見た目も美しいカツオなど3点盛。芝エビの唐揚げ。野菜たっふけりのサラダ。サーモンのホイル焼きなど。
 もっさんは、広島のしぼりたて新酒を差し入れて下さいました。
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 さらにはもっさん、なんとなんと音楽友達(もっさんは、アマの音楽家として活躍中!)という牡蠣漁師さんに頼んで、立派な牡蠣まで差し入れて下さったのです。
 フライと蒸し牡蠣にして頂きました。大ぶりでジューシー、美味。
 これだけでも、この日は来た甲斐があったというもの。
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 とはいえ、この日はただの呑み会ではありません。その名も「裏番場 de ライブ」。
 食事が一段落したところで、2階の座敷はコンサート会場に。
 もっさんと、裏番場のけんさん(こちらはプロ)との豪華なセッションからスタート。 
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 もっさんは、自作の曲も何曲か披露。
 アマチュアとはいえ、広島ではいくつかコンクールで入賞し、ライブハウス等でも歌っておられるもっさんの歌は、なかなかいい曲ばかりです。魂の叫びです。
 楽しい宴です。曲の合間には様々な話に笑い声が弾けます。トムさん(女性)から、もっさんに花束も贈呈。
 参加者も入れ換わりステージ(座敷の上がりかまち)に上がり、マイク(ドリンク剤のピン)を持ち、思い思いの歌が遅くまで続きました。
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 都会と田舎をつなぐ活動をきっかけに知り合った仲間たち。
 今は東京と広島など(他にも転勤・転居された方もいます)、離れて住んでいても、心は常に近いところにあるようです。
 それにしても今年のGW、呑んでばかりやな・・・(翌30日も呑む予定アリ)。
 【ご参考】
◆ ウェブサイト:フード・マイレージ資料室
 (プロバイダ側の都合で1月12日以降更新できなくなったことから、現在、移行作業中です。)
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