品川カブ栽培実習講座

 毎年、緑のカーテン用に2株ほどニガウリを植えているのですが、旺盛なカラスウリに負けるのか、ここ数年失敗続き。今年もダメかと思っていたら、葉の間に大きな実を発見!
160911_1_convert_20160917030330.jpg 早速、チャンプルーにして頂きました。
 2016年9月11日(日)。天気予報では崩れるとのことでしたが、前日ほどではないものの好天に恵まれました。
 10時前に西武拝島線・東大和市駅へ。改札前に集まっているのは江戸東京野菜コンシェルジュ協会主催の「品川カブ栽培実習講座」に参加される皆さん。
 連れだって徒歩10分ほどで、指導を頂く宮寺光政さんのお宅に到着。
 まず、大竹道茂さん(江戸東京・伝統野菜研究会代表、江戸東京野菜コンシェルジュ協会会長) からの挨拶。
 「今年4月の渡戸秀行さんによる馬込半白キュウリ講座が好評で、参加者間でFBで情報交換する等の成果も上がったので2回目を開催することとなった」
 「宮寺さんには、様々な江戸東京野菜の種を持ち込んで栽培をお願いしている。お陰で、例えば仙台から種を取り寄せた三河島菜も復活を遂げ、現在は荒川区の観光資源になっている」
 「品川カブの栽培をお願いしたのは2008年頃。そりれを北品川の青果商・大塚好雄さんが販売するとともに、商店街や小学校でプランター栽培するなど地域づくりにも活用されている。
 4年位前から品川神社で品川カブ品評会が開催されており、宮寺さんはずっと審査委員長を務めておられる。最初は区内の学校等からの出品が中心だったが今は東京の各地から出品されている。
 今年は12月23日(金・祝)に予定されているので、皆さんも出品を目指して頑張って下さい」
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 続いて、宮寺さんから経営の概況等について紹介がありました。
 「江戸時代に玉川上水ができてこの辺りの新田開発が進んだ。代々の農家で、父親がリタィアした後を55歳で継いだ。労働力は基本的に一人で援農ボランティアに来てもらっている。
 出荷先はJA直売所が中心。多くの種類のものを出すことが直売所出荷のポイントで、江戸東京野菜の栽培も始めた。3種類のトマトは全て飲食店向けで、ー橋学園駅(西部多摩湖線)近くの中華料理店では冷麺用に使い、店内で販売してもらっている」
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 ほ場の作物についても説明して下さいました。
 品目数は数えたことがないそうですが、3分の1ほどが江戸東京野菜とのこと。 馬込三寸人参は芽が出揃っていました。寺島ナス、内藤トウガラシは今年はほぼ終了だそうです。
 他に庄屋大長ナス、ズッキーニ、オクラ、じゃがいも、カリフラワー、ブロッリー、ほうれん草、大葉など。
 青ルバーブやブラックベリーもあります。
 伝統品種の種採りは大変だそうで、馬込三寸ニンジンは株ごとハウスに入れて寒冷紗をかけて隔離。馬込半白キュウリは、雌花が開き切らないうちに人口授粉させて袋をかけるとのこと。
 「消費者に喜んでもらえるものを作っているが、正直、消費者が最も重視するのは価格。次が鮮度、品質はそのあと。この辺りの直売所は観光客が多い道の駅とは異なり、近隣の消費者しか来ない。亀戸大根と青首大根を並べておく と青首の方から売れる。安いし量も多い。使い慣れているもの、食べ慣れているものを選ぶ」とのことです。
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 いよいよ、品川カブの栽培実習に。
 宮寺さんを囲んで受講者が輪になりました。時折り、西武拝島線の電車が通過します。
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 プランターの深さは25cm、できれば30cm欲しい。底に水抜きネットが入っているから 水はたっぷりと。粗い底土を敷いた上に培養土を入れる。
 買ってきた培養土を使えば特に肥料は必要ないが、もしやりたいなら化成肥料を、とのこと。
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 株間15cm、畝間20cmが目安。ペットボトルの蓋を使えば目印をつけやすい。
 深さ5mmほどで5粒ずつ播いて少し手で押さえる。
 水はたっぷりと。発芽するまでは土の表面が乾いてきたらやるように。
 発芽するまでは、新聞紙をかける等して直射日光を遮った方がいい。芽が出たら日向に。
 園芸高校の生徒さんを含め、皆さん真剣にメモを取っています。
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 収穫まで60~70日。もし品評会を目指すなら逆算するとぎりぎり。
 病虫害よけには、週ー回、牛乳を薄めたものをかければいい。タバコの吸殻を水に浸して薄めたものも効果がある。
160911_8_convert_20160917030613.jpg 質疑応答も通じて、様々な実践的なアドバイスを頂きました。
 最後に、事務局の方からビニールの小袋に入った種を頂き、この日の講習は終了。
 ハウスの隣に大ぶりの白い花が咲いています。甘い香りがします。
 宮寺さんにお聞きすると、ショウガの花とのこと。花は一日で萎れてしまうのだそうです。
 この日の午後には、早速、事務局の方により情報交換用のフェイスブックページ「品川カブ栽培日誌」も立ち上げられました。
 翌12日(月)の出勤前、自宅近くの市民農園の一画にさっそく種を播きました。
 ところが、8月に植えた隣の大根はひどい虫食い状態です。
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 種をたくさん頂いたので、同じ日のタ方には閉店(20時)間近のホームセンターでプランターと培養土を購入、翌13日(火)は朝から強い雨になりましたが、ベランダにプランターを設置して種まき。
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 露地とプランターの両面作戦で、12月23日(木・祝)の品評会を目指します!?。
 【ご参考】
◆ ウェブサイト:フード・マイレージ資料室
 (プロバイダ側の都合で1月12日以降更新できなくなっていることから、現在、移行作業を検討中です。)
◆ メルマガ :【F. M. Letter】フード・マイレージ資料室 通信
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