【ブログ】子どもの貧困が日本を滅ぼす(戦略研・特別研究会)

2017年7月8日(土)。
 福岡・大分を中心とする豪雨被害は、全貌が明らかになるに連れてますます被害が拡大。テレビの濁流の映像等には身をすくめるばかりです。
 一方で関東地方では晴天が続き、荒川水系では20年ぶりに取水制限とのニュース。自然とは不都合なものです。

この日の午前中は、自宅近くに一画を借りている市民農園へ(暑い!)。
 今年は春作業が出遅れたものの、キュウリ、枝豆、いんげん、ミニトマト、あやめかぶ等の収穫が本格化しつつあります。寺島ナスも最初の実を付けてくれました。自然は災厄も恵みも、もたらしてくれます。… 続きを読む

コツコツ小咄まとめ(2017.7/3~7)

2017.7/3(月)
 猛暑が襲来した週始めのコツコツ小咄。
「タコは敵に教われると、とっさに相手に吸い付いて身を守ろうとするらしいよ」
「急場(吸盤)しのぎだね」

撮影地:千葉・幕張(2017.5/20)、新聞は7/3付け日経… 続きを読む

【ブログ】スライド上映 沖縄戦(@農文協・農業書センター)

2017年7月6日(木)の夕方。
 前夜に台風3号が慌しく通過したものの「台風一過」とはならず、それどころか福岡・大分を中心に大きな豪雨被害が出ているとのニュースを聞きながら、東京・神保町にある農文協・農業書センターへ。

ドラッグストアの中の階段を3階に上がると、農林業や食、地域活性化づくり等に関する豊富な書籍や雑誌が並べられています。固定種の種なども販売されており、随時、様々なイベントも開催されています。… 続きを読む

【ほんのさわり】山下惣一『小農救国論』


(↑画像をクリックすると本のサイトに飛びます。)

山下惣一『小農救国論』(2014/10、創森社)

著者は1936年、佐賀・唐津市の生まれ。家業である農業を営まれつつ、農村の実情を踏まえた小説、エッセイ、ルポルタージュ等を発表してこられた方です。
 本書のテーマ・結論は「小農こそが国と国民を救う」。「大規模農業を否定するつもりはないが、小さいからこそ農業はやっていける」というのが山下さんの主張です。
 ちなみに小農(家族農業)とは「暮らしを目的として営む農業」のことだそうです。… 続きを読む

【オーシャン・カレント】小農学会


(写真は総合人間学会(2017.6/10)において小農学会等について説明される山下惣一さん)

2015年11月29日、ユニークな「学会」が設立されました。
 共同代表は萬田正治さん(農業、元鹿児島大学教授)と山下惣一さん(佐賀、農業・農民作家)。副代表や世話人には九州を中心とした著名な生産者や学識経験者が名を連ねています。

設立の趣旨は以下のようなものです(設立趣意書より)。
 21世紀に入っても世界は混迷の一途をたどるなか、戦後、日本は経済大国として復興したものの農村から都市へと人は大移動し、過疎の村と過密の都市という地域に二極分解した。大型スーパー等で食材を買う都市生活者にとって、生き物の命を育み命をいただくという意識は薄れている。… 続きを読む

【豆知識】小規模農家の生産性


 (↑グラフをクリックすると別ウィンドウで大きく表示されます。)

農林業センサスによると、2015年の農業経営体(農家及び組織)の数は全国で138万経営体、うち都府県には134万経営体あります。
 これを経営耕地規模別にみると、0.5ha 未満が23%、0.5~1haが33%と、1ha未満の経営体が過半を占めています。一方、10ha 以上の経営体は全体のわずか2%に過ぎません。… 続きを読む

【ブログ】「街の木ものづくりネットワーク」(マチモノ)設立記念収穫祭

2017年6月25日(日)は東京・世田谷区の三軒茶屋へ。
 少し早めに着いたので、駅から直結するキャロットタワーの26Fに上がってみました。
 カフェなどもあり、地域の方達の憩いの場になっているようです。この日は一日、曇り空でしたが、雲の切れ目から西日が射し込んでいました。

そのキャロットタワーの4Fにある世田谷文化生活情報センター続きを読む