【ブログ】水害の郡山市(福島)へ

2019年11月3日(土)からの3連休は、久しぶりに福島へ。
 4日(日)から5日(月・祝)にかけてのNPO 法人CS まちデザインの研修ツアーに参加するのですが、せっかくの3連休なので1日早く向うことに。

 台風19号等の被災地でのボランティアが不足しているとの連日の報道に、背中を押されたのです。
 ボランティア保険は、全国社会福祉協議会(全社協)のホームページから事前に加入することができました。

幸い、好天に恵まれました。
 9時14分大宮発の東北新幹線「やまびこ」に乗車。指定席は早 くから満席だったのですが、幸運にも自由席に座ることができました。

 10時7分に郡山着。「がくとくん」が出迎えてくれました。
 事前に郡山市社会福祉協議会に問い合わせると本部(総合福祉センター)で受け付けるとのことだったのでタクシーで向かったところ、現地に回るよう言われ、県社協の方が車で送って下さり、阿武隈川右岸にある徳定サテライトに到着したのは11時過ぎ。

阿武隈川右岸にある日本大学工学部(キャンパスも多くの学生アパートも、浸水被害を受けたそうです。)の駐車場の一画に、サテライトが設営されていました。
 受付をすると、午前は既に作業に出ているので午後から参加を、とのこと。

近隣を歩いてみました。
 畳や家具はほとんど片付いていますが、あちらこちらに土嚢の山が残っています。住宅の壁に、背丈近くほどもある浸水の跡が残っている住宅も。

 サテライトに戻ってグラウンドのベンチで駅のコンビニで買ったおむすびを食べている うち、午前の作業を終えた人たちが続々と戻ってきました。

企業や組合のビブスを着用 したグループも。
 12時30分頃に待機所に集合し、オリエンテーション。午後から参加する人もかなりお られました。

 事務局の方が、支援ニーズに応じてチーム分けしていきます。
 マッチング等もなかなか大変そうで、京都や兵庫の社協からの応援の方もおられました。このような方たちがボランティア活動を支えておられます。

 私は、男性4人で床拭き作業をすることに。地元のベテランの方(リーダーになって頂きました。)に、新潟市と東京・日野市から来られた若い人。

モップやバケツ、雑巾等を受け取り、阿武隈川に沿った道を作業するお宅に向かいます。暑いくらいの好天、辺り一円が浸水したとは想像もできません。

 15分ほどで依頼のあったお宅に到着。高齢の女性が出迎えて下さいました。
 古い住宅で、もう住まないことにされたそうですが、間取りは広く、もったいなく思われました。

 畳や家具は搬出済みで、復旧している水道からホースで床に水を流し、モップでこすって泥を落としていきます。

結局、作業は、汗もかかないうちに1時間弱で終了。お茶を勧めて下さったのを辞退してサテライ トに戻りました。
 追加の作業割当てがあるかとしばらく待機していましたが、そのうちに他のチームも続々と帰還。

 15時を回って結局、追加作業はなし。
 無償ボランティアの炊き出しの方にすいとん汁や焼き鳥を頂き、甘酒の大きな紙パックまで頂きました(温泉の入浴券やレストランでの食事券もありました)。
 これで、この日のボランティア活動は終了です。

作業がキツくなかったのは幸いでしたが、あまり力にはなれませんでした。
 同じチームだったYさんに郡山駅まで送って頂きました。現在は東京在住ですが、 これから会津若松の実家に向かうそうです(有り難うございました)。

 15時41分発の東北本線の普通列車で福島へ。
 車窓からは安達太良山の優美な姿が望めました。平和な光景です。

16時半頃に福島着。
 いったんホテルにチェックインして荷物を下ろし、ラーメンを食べに外出。スープが2層になっている変り種です。
 日本酒と鰯のお寿司を買って18 時にホテルに戻り、ラグビーWC決勝戦をテレビ観戦(祝!南アフリカ優勝)。

翌朝は朝食をとってチェックアウト、バスで念願の福島競馬場(秋開催の初日)へ。第1レースだけ観戦して(4着、残念!)、タクシーで福島駅西口に戻りました。

 飯舘村ツアーの集合時間15分前に到着。(続く)