「有機農業の推進に関する基本的な方針」(2020年4月)においては、国内の有機食品市場における国産のシェアの目標(2017年の60%から2030年には84%まで拡大)が設定されています。この目標達成に向けて、国産の有機食品の需要喚起の取組を進めるためのプラットフォームとして農林水産省が立ち上げたのが「国産有機サポーターズ」です。
有機食品の普及のためには、生産者、消費者、行政のみならず、小売や飲食関係など様々な事業者を含めた幅広い連携が不可欠です。本プラットフォームは、国産有機食品の販売・提供や、有機農業・食品についての消費者に分かりやすい情報発信等に取り組む事業者の方が「国産有機サポーター」として登録されています。
2020年12月16日現在で64社が参画しており、さらに登録希望者を募っています。
諸外国に比べて低い水準に留まっている日本の有機農業・有機食品が普及する一助となることが期待されます。
(参考)
農林水産省HP【国産有機サポーターズ】
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/yuuki/supporters/suppoters_top.html
出所:
F. M. Letter -フード・マイレージ資料室 通信-
No.209、2021年1月13日(水)[和暦 師走朔日]
https://www.mag2.com/m/0001579997.html
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