最近、静かなマイブームとなっているのが安藤昌益(あんどう・しょうえき)です。
昌益は、現在の秋田・大館市に生まれた江戸中期の医師、思想家。かつては「忘れられた思想家」と呼ばれていたこともあります。
その思想は絶対平等主義と徹底的な平和主義(武力・暴力の全廃)であり、農業労働などの「直耕」を尊重する一方、自ら生産しない聖人や為政者を「不耕貪食の徒」として痛烈に批判するというものです(封建制の江戸中期の思想家であることに驚きを覚えます)。
昌益に関心を持ったきっかけとなったのが、NPO市民科学研究会(市民研)主催の2つのオンライン講座(9月10日の「連続講座・日本の市民科学者」… 続きを読む