明けましておめでとうございます。
本年も布団にうつぶせになって(伏臥)、思いのままに書き綴って(漫録)いきますので、よろしくお願いします。
【ほんのさわり】トンプソン『食農倫理学の長い旅』
−ポール・B・トンプソン『食農倫理学の長い旅−<食べる>のどこに倫理はあるのか』(2021年3月、勁草書房)−
https://www.keisoshobo.co.jp/book/b557039.html
原著のタイトルは“From Field to … 続きを読む
【オーシャン・カレント】「食と農の市民談話会」Season2
食と農の課題を「自分ゴト」とすることで「食と農の間の距離」を縮めるきっかけとすることをねらいに、2021年6〜11月にかけて「食と農の市民談話会」を開催しました(全6回。別に番外編として「放談会」も開催)。各回、ユニークで先進的な活動をされている方から話題提供を頂き、毎回20名以上の参加者を交えて談話(意見交換など)を行うことができました。
本年1〜3月にかけで、以下によりSeason2 を開催します。
ざっくばらんな会ですので、「食べものや一次産業のことに何となく関心はあるけど、よく知らないな〜」といった方を含め、多くの方の参加をお待ちしています。
・第7回 … 続きを読む
【豆知識】DID(人口集中)地区人口割合と農家割合の推移
「食と農の間の距離」が拡がってしまい、多くの消費者が産地や生産者のことを「自分ゴト」として意識できなくなったった要因・背景には様々なものがありますが、その一つは単純(かつ明白)なものです。
リンク先のグラフの緑の折れ線グラフは、総世帯数に占める農家世帯の割合の推移です。
https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2022/01/233_DID.pdf
1960年には農家は全世帯の26%以上を占めていました。言わば全人口の1/4以上は農家出身だったのです。ところがこの農家の割合は大きく低下し、現在は4%弱と、農家は本当に少数派となってしまっています。
一方、赤い折れ線グラフは、総人口に占めるDID(人口集中)地区人口の割合です。… 続きを読む
【メルマガ】F.M.Letter No.233
◇フード・マイレージ資料室 通信 No.233◇
2022年1月3日(月)[和暦 師走朔日]配信… 続きを読む