
年初の号[No.283]では「能登はやさしや土までも」という言葉を紹介しました。また、「稲は人の足音を聞いて育つ」[No.292]、「同じ釜の飯を食う」[No.299]という言葉も紹介しました。
被災地関連では「廃炉」の完了時期についてはますます不透明感が増している[No.288]なか、図図倉庫(ずっとそうこ、福島・飯舘村)[No.304]、二本松営農ソーラー(福島・二本松市)[No.305]という新しい取組みを紹介させて頂きました。
2023年度の食料自給率[No.298]、米在庫量が過去最低水準にあること[No.297]、ご飯一杯の値段[No.296]を紹介するとともに、「合理的な価格」について考察しました[No.301]。
また、お肉の情報館(東京・港区芝浦)[No.284]も紹介しました。
農業政策をめぐっては、食料・農業・農村基本法の一部を改正する法律案[No.287]、同法に規定された消費者の役割[No.293]、開始された次期基本計画についての議論[No.300]を紹介しました。
都市・農村の関係では、都市アリ地獄説[No.294]、消滅可能性1位とされた群馬・南牧村訪問記[No.291]、RMO(地域運営組織)[No.303]、つなぐ棚田遺産[No.289] 、地元である東京・東村山市の市民農園[No.285]を紹介しました。
また、沖縄県の高い出生率が必ずしも手放しで喜べるものではないことも紹介しました[No.295]。
地域で活躍されている寺崎 彰さん(ECO九州ツーリスト)[No.290]、峯岸祐高さん((株)Corot代表、埼玉・所沢市)[No.286]も紹介させて頂きました。
残念ながら今年も大切な方を喪いました。
中川 智さんは、山梨・上野原市西原で雑穀の生産・継承等に取り組んで来られた方[No.302]。吉田恵美子さんは、福島・いわき市で古着のリサイクルやオーガニックコットンの栽培・製品化に尽力された方です[No.306]。
お二方からは本当に多くの学び頂きました。改めて心から感謝しつつ、ご冥福をお祈りします。
出典:
F.M.Letter-フード・マイレージ資料室 通信-pray for peace.
No.307、2024年12月31日(火)[和暦 師走朔日]
https://food-mileage.jp/2024/12/24/letter-306/
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