【コツコツ小咄まとめ】2025年6月分


2025年6月4日(水)
 今週最初のコツコツ小咄。
「今日は虫の日だって。ほら、綺麗ね」
「いやっ、気持ち悪い、見たくない」
「あなたにとっては、無視の日ね」


撮影地:埼玉・東松山市(2024.12/22)
 今日(6月4日)は、手塚治虫や養老孟子ゆかりの「虫の日」だそうな。最近、男女を問わず虫が嫌いな(特に若い)人が増えているのが気になります。私たちの生活が自然から隔離されつつあるかのようで。
【11いいね】

2025年6月5日(木)
 今夜のコツコツ小咄。
「こんな世の中で、どうやったら結婚して子どもを作れるって言うのよ」
「ホント、笑止(少子)千万ね」


撮影地:東京・東村山中央公園(2025.5/28)
 クマシデもイロハカエデも、今から秋に向けて将来世代(種)の準備中。出生数が初の70万人割れとのニュースからは、日本人がいかに自然から離れてしまっているかを感じざるを得ません。
 【14いいね】

2025年6月6日(金)
 今週最後のコツコツ小咄。
「かの国の大統領って、墨のような暴言を吐いたと思ったらすぐに逃げるんだから」
「ホント、タコ(TACO)よね」

撮影地:神代植物公園(東京・調布市、2019.7/12)
 本日付の日経新聞によると、アメリカで流行語(?)になっているTACOとは “Trump always chickens out”(トランプはいつもビビッて退く)の略。一方的な関税発言も見透かされているのか、世界株は最高値にとのニュースも。
 【9いいね】

2025年6月11日(水)
 今週最初のコツコツ小咄。
「梅の収穫に必要なことは、謙虚さです」
「そうなんですか」
「頭が高いとできませんから」


撮影地:和歌山・南部町(2025.6/8)
 梅収穫ワーケーションに参加。梅の木の枝に頭をぶつけないように気を付けながら、完熟して落ちた実をタモ網で集めていきます。このキツい作業が1か月以上毎日続くとのこと。
 なお、今年も雹(ヒョウ)の被害が深刻だそうです。
 【23いいね】

2025年6月12日(木)
 今夜のコツコツ小咄。
「和歌山からは、時代を画するような偉人が出てくるね」
「キー(紀伊)パーソンですね」


撮影地:南高梅母樹(和歌山・みなべ町、2025.6/9)
 例えば有名人なら、弁慶、南方熊楠、陸奥宗光、片山潜、有吉佐和子、・・・。
 南高梅は民間の育種家や高校生の手によって選別・育成されてきた品種。その地域地域に立派な先人がいます。
 【13いいね】

2025年6月13日(金)
 今週最後のコツコツ小咄。
「和歌山では、生態系を守るために害獣を捕食するオオカミを復活させる構想があるそうよ」
「キー(紀伊)ハンターですね」

撮影地:オオカミみゅーじあむ(和歌山・熊野本宮うら、2025.6/10)
 ヨーロッパやアメリカではオオカミが復活しつつあり、食物連鎖を通して生態系の正常化に貢献しているとのこと。
 あっ、そもそもキーハンターって若い人は知らないですよね。
【9いいね】

2025年6月18日(水)
 昨夜分のコツコツ小咄。
「無人機の活用で、ますます戦争が終わらないね」
「泥(ドローン)沼状態だね」


撮影地:東京・東村山市、2025.6/19
 写真は平和なわが家のベランダ菜園。新潟・大賀から頂いてきた苗はだいぶ生長したものの、分げつが進んでいません。
 【12いいね】

2025年6月19日(木)
 昨夜分のコツコツ小咄。
「梅雨はどこに行ったんだろう」
「ぜんぜん(前線)分からないね」


撮影地:東京・東村山市、2025.6/15
 梅雨前線はどこに行ったのでしょうか。今日も全国的に猛暑予報です。
 写真は知人を通じて買った和歌山・田辺の梅。ヒョウ害に理解をとチラシが入っていました。
 【17いいね】

2025年6月20日(金)
 今週最後のコツコツ小咄。
「文句ばっかり言ってたら、長続きしないよ。日本の古典にもあるでしょ」
「えっ、何て?」
「怒れる(驕れる)者は久しからず、って」


撮影地:和歌山・紀伊田辺市、2025.6/10
 日本でも世界でも、とにかく(ネット等で)声高に主張する者ばかりがもてはやされる時代なんでしょうか。今週末は東京都議選の投開票日です。写真は悠久の熊野古道と、古道脇の棚田。
 明日は何年振りかで学会に参加する予定です。
 【14いいね】

2025年6月25日(水)
 昨夜分のコツコツ小咄。
「巨大地震が発生するメカニズムは、よく分からないらしいね」
「南海(難解)トラフだけにね」


撮影地:東京・東村山市、2025年6月
 ベランダ菜園のキュウリ、バケツ(コンテナ)稲、近所ではネムノキが満開。
 鹿児島・十島村で地震が頻発するなか、東電・柏崎刈羽原発は再稼働に向けての動きが加速。
 福島・大熊町で行方不明の娘(震災当時は小学校1年生)の遺骨を探し続けた父親の言葉「娘は見つからないことで、自然に対する畏怖が足らず、原発の稼働を許し続けてきた無自覚な自分にメッセージを送っているのかも知れない」。
 【18いいね】

2025年6月26日(水)
 蒸し暑い今夜のコツコツ小咄。
「なぜ、定正は道灌を暗殺したんだろう」
「どうかん(道灌)がえても、理不尽としか言いようがないね」


撮影地:静勝寺(東京・赤羽、2025年6月26日)
 文明十八(1486)年七月二六日、主君・扇谷上杉定正の館に招かれた太田道灌は風呂場を出たところで暗殺されました。一説には道灌の声望を定正が妬んだためとも。以後、扇谷上杉氏は衰亡の一途をたどります。
 月命日の毎月26日には、道灌像が安置されているお堂が開扉されます。
 【12いいね】

高松市・Iさんのツッコミ「同感です」

2025年6月27日(金)
 今週最後のコツコツ小咄。
「全国の家賃の動向はいかがでしょうか」
「沈滞(賃貸)気味ですね」


撮影地:URまちとくらしのミュージアム(東京・赤羽、2025/6/26)
 昭和30年代、公団住宅の中でも人気のあったスターハウス(三角形の塔状の住棟)も、コスト高のためほとんど姿を消しました。
 一極集中する東京圏ばかりは家賃も上昇基調が続いています。国土のグランドデザイン(均衡ある発展)って、どうなっているのでしょうか。
 【11いいね】

高松市・Iさんのツッコミ
「「停滞」とは逆で、借り手には「手痛い」状況ですね」

(ご参考)
 ウェブサイト「フード・マイレージ資料室」
 https://food-mileage.jp/
 メルマガ「F.M.Letter-フード・マイレージ資料室通信」
 https://www.mag2.com/m/0001579997