
1 開催の趣旨と目的
(1)現在、食と農は、様々な深刻な課題に直面しています。
例:食料自給率の低迷、担い手・農地など農業生産基盤の脆弱化、栄養バランス崩れと食生活の乱れ、膨大な食品ロスなど
(2)これらの課題の多くは、「食(食卓、消費者、都市)と農(産地、生産者、農村)の間の距離」が離れてしまっていることに起因しています。
多くの都市の消費者にとって、食べものは、お金さえ出せばいつでもいくらでも買える単なる「商品」に過ぎなくなっており、それがどこで、どんな人によって、どのように生産され、食卓まで運ばれてきているかを想像できなくなっています。
(3)本フォーラムは、都市の一般市民(消費者)の方々を主な対象として、食と農の現場の実情と課題を身近に感じ、理解し、ひいては自主的な行動変容につなげて頂くことを期待して、個人(ウェブサイト「フード・マイレージ資料室」)の主催により開催するものです。
食や農の現状に興味・関心をお持ち方など、幅広い皆様の参加をお待ちしています。
2 開催方法
(1)基本的にzoomによるオンライン(申し込んで下さった方にはアーカイブを配信)
ただし、年数回は料理教室や現地見学会をリアルで開催
(2)参加費
1人1回1,000円(第4回まで)
(3)告知・募集方法
・ 中田個人のウェブサイト、SNS等で告知
https://food-mileage.jp/
https://www.facebook.com/foodmileage
・ 申し込み、参加費支払いはPeatixを利用
(Peatix以外を希望される方は、申し出て頂ければ個別に対応させて頂きます。)
3 これまでの開催実績
【第1回】
(1)日時等:2025年6月30日(月) 午後7~9時、オンライン
(2)テーマ:
「食と農の未来フォーラムの開催についてーなぜ農業問題は都市住民(消費者)の問題なのか」
(3)内 容:
フォーラム開催の趣旨(なぜ農業問題は都市住民(消費者)の問題なのか)について」中田から説明と問題提起を行い、今後の取り進め方や要望等について意見交換。
概要、説明資料は以下の通り。
https://food-mileage.jp/2025/07/04/blog-587/
【第2回】
(1)日時等:2025年7月23日(水)午後7~9時、オンライン
(2)ゲスト:
大友 治さん(本木・早稲谷 堰と里山を守る会、福島・喜多方市山都)
(参考)https://www.facebook.com/sekitosatoyama
(3)テーマ:
「米は田んぼだけで作られるのではない 稲作が生産するのは米だけではない
-江戸時代から山間部の棚田を潤す本木上堰の現状と課題-」
(4)概要、説明資料
https://food-mileage.jp/2025/07/27/blog-592/
【第3回】
(1)日時等:2025年8月26日(火)午後7~9時、オンライン
(2)ゲスト:
鈴木純子さん(ふくしまオーガニックコットンプロジェクト、福島・いわき市)
(参考)https://www.fukushima.organic/
(3)テーマ:
「原発被災地においてオーガニックコットンを育て「続け」ること」
(4)概要、説明資料
https://food-mileage.jp/2025/07/27/blog-592/
【第4回】
(1)日時等:2025年9月20日(土)午後7~9時、オンライン
(3)ゲスト:
榊田みどりさん(農業ジャーナリスト、明治大学客員教授)
(3)テーマ:
「都市住民こそ他人事じゃない! 私たちの食べものは大丈夫?」
(4)概要、説明資料:
https://food-mileage.jp/2025/09/25/blog-602/
【第5回】
(1)日時等:10月27日(月)午後7~9時、オンライン [参加費無料]
(2)ゲスト:佐久間 建さん、藤崎美智子さん
(3)テーマ:
「ハンセン病問題を基礎から学び、紙芝居『わたしの命の物語』から生きやすい社会について考える」
(4)概要、説明資料:作成中
4 第6回以降の予定等
(1)毎月1回程度の頻度で、食や農の「現場」に精通しているゲストをお招きして開催
(2)基本的にオンライン(zoomを利用)、年数回は料理教室や現地見学会をリアルで開催
(3)ゲストの人選や内容については、参加者からの意見・要望を踏まえて決定
食や農の現状に問題意識をお持ちの方、これまであまり考えたことはなかったけれど興味・関心をお持ち方など、幅広い皆様の参加をお待ちしています。
申し込み方法等は、各回ごとに準備ができ次第、案内させて頂きます。
