【ポイント】
「蔵書室ふもと」は地域に開かれた「本のある居場所」。このような場所が増えてくれば、私たちの街はさらに住みよいものになっていくものと思われます。

緑と水の豊かな善福寺公園にほど近い住宅街に、2階建てのアパートがあります。ありふれた外見ですが、小さな看板が置かれ、中から子どもたちの声が聞こえてきます。
ここが「蔵書室ふもと」。英治出版の編集者・廣畑達也さんがパートナーの方とともに、「そこにいることがゆるされる“本のある居場所”になれたら」と、自宅近くのアパートの一室を借りて2022年11月にオープンされました。
中に入ると、壁はびっしりと本で埋まっています。オーナー自らが編集を担当した本を始め、様々な専門書や文芸書、絵本や漫画まであります。いずれもオーナーの思いがこもった本ばかりのようです。
ここには誰でも自由に、ふらっと来て、本を読むことができます。それだけではなく、友だちと遊んだり、おしゃべりしたり、昼寝したりと、ここに来る子どもや大人の目的は様々のようです。
様々なイベントも開催されています。読書会(朝活、夜活)、映画鑑賞会、哲学対話、朗読会の練習会など、利用者の方が主催されているものも多いそうです。
月1回、毎月第3土曜日には持ち寄り食事会も開催されています。先日伺った時は、近所の人たちが食材を携えて三々五々集まってきて、子どもたちも一緒にたこ焼きを作り、それをみんなで頂きながら、和やかな会話とゆったりと流れる時間を楽しませて頂きました。自作の「怖い話」を朗読してくれた小学生もいました。
このような地域に開かれた「居場所」が増えてくれば、私たちの街はさらに住みよいものになっていくものと思われます。
(参考)
「fumoto_library 蔵書室ふもと」インスタグラム
https://www.instagram.com/fumoto_library/
出典:
F.M.Letter-フード・マイレージ資料室 通信-pray for peace.
No.342、2026年5月31日(日)[和暦 卯月十五日]
https://food-mileage.jp/2026/06/05/letter-342/
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