【ブログ】2026年7月前半の出来事-ガチ除草、総合人間学会、地域農政未来塾など

何となく慌ただしかった2026年の7月前半。備忘的に記しておきます。

 7月1日(水)の夕刻は東京・日本橋で開催された「コモンダイアログ」というイベントに参加。コミュニティファシリテーションの理論を教えてもらいながら対話に参加。貴重な体験でした。

 7月6日(月)の午後は埼玉・鳩山町へ。時折りポツポツと雨粒が落ちるなか、お一人で農業を営んでおられる(ほかにイベントの企画・運営なども)tackfarmに除草のお手伝い。ちなみに“tack”とはスウェーデン語で“ありがとう”の意とのこと。

 ほ場に着くと、一面のジャングルの間に辛うじて里芋の葉が覗いているような状態。4時間ほどかけて何畝かの間の草取り。湿度は高いものの気温は低く、草と土の匂いに癒されました。里芋の葉の上には水滴も。
 まだまだ草はあります。ガチ除草したい方におススメです。

7月11日(土)の午後は、東京・町田の桜美林大学で開催された総合人間学会の大会20周年シンポジウムを聴講。いよいよ今年も猛暑到来の予感。
 会場に向う途中にある箭幹(やがら)八幡宮は、小田原北条氏配下の小山田氏の氏神だったそうです。

シンポジウムのテーマは「危機の時代と総合人間科学のこれから」。まず、堀尾輝久先生(東京大学名誉教授)から「いま、戦争と平和を考える」と題して報告。
 「平和を望むなら平和に備えよ」との格言を引用されつつ、今こそ日本国憲法九条を地球時代の視点から見直すことが必要であると力説されました。

 続いて尾関周二先生(東京農工大学名誉教授)から「学会設立の背景/人間を「言語の起源」からとらえ直す」と題する報告。
 トマセロの学説を引用されつつ、人間が独自に有する「共有志向性」(言語が協働の道具になる)の重要性を指摘されました。

 最後の報告は古沢広祐先生(國學院大學研究開発推進機構 客員教授)による「ヒトは何処へ向かうのか?-現代文明の持続可能性」。
 人類が危機に直面しているなか、「人新世」でなく「資本新世」の視点が必要であるとしつつ、異質・多文化の共存・共生の重要性を強調されました。

引き続き会場およびオンライン参加者との間で質疑応答。若い学生が「大御所」の先生たちに率直な質問を投げかける姿が印象的でした。 

7月14日(火)の午後は東京・八王子へ。
 13時30分から八王子市生涯学習センター(クリエイトホール)の会議室で開催されたのは「日本の農業振興、どう進める」と題するワークショップ。主催者のよっしーさん(つなぐカフェ)には、2011年5月の福島・南相馬ヘのボランティアバスに参加させて頂いて以来、色々とお世話になっています。
 堀之内の自称「牧場のおっさん」も参加されていました。

前半は舩木翔平さん(農業、八王子市議)から「都市農業の未来は、農的関係人口がつくる」と題するプレゼン。ひよどり山ファーマーズクラブ、農業体験の受入れ、内藤かぼちゃ(江戸東京野菜)の復活、桑の実(マルベリー)のリキュール加工等の取組みについて紹介して下さり、「あなたなら、どんな形で農業に関われますか?」と問いかけられました。

 後半は舩木さんの問いかけを受け、参加者一人ひとりが「明日から実践すること」についてのワークショップ。4人ほどのグループに分かれて「KJ法」により付箋を貼りながら話し合い、最後に各グループから発表が行われました。
 「地産地消に心がける」「子どもと直売所に行く」「里山で遊ぶ」等の内容。
 今後、実践に繋げていく機会づくりのためのイベントを、よっしーさんと企画していくことになりました。

 なお、終了後は地元に戻って19時からNPO法人PAGE2の会に参加。 

7月16日(水)。18時過ぎに東京・東中野にあるカフェ「エカイエ」へ。
 マエキタミヤコさんが月に数回開催されている「民主主義の学校」に始めて参加しました。24回目になるそうです。

 この日のゲストは後藤政志さん(元東芝の原発技術者)。「私が原発技術者になったわけ」と題して、模型製作に熱中した子ども時代、高専時代は学生会をつぶし、社会人になって労働組合を結成した経歴なども。
 「日本は原子力について間違った方向に向かっている。東京電力・福島第一原発の事故の責任を感じている元開発技術者として、原発の危険性を分かりやすく訴えていきたい」と語られました。
 配って下さった充実した資料のほか、何冊かの参考文献も求めさせて頂きました。引き続き勉強させて頂きます。

17日(金)は、全国町村会が主催する「地域農政未来塾」の榊田ゼミのゲスト講師として、農林統計の見方・使い方について説明させて頂きました。6年目になります。
 「統計とは」、日本及び農林水産統計の概要の説明に続き、農水省統計部HPを実際に使って頂きました(説明資料はこちら)。

終了後は、いつもの新宿三丁目「農家の台所」で美味しいお野菜(バイキング)等を堪能。町村の最前線におられる若い職員の皆さんの活躍に期待したいと思います。

久しぶりに夜の新宿に来て気分が大きくなり、知り合いのスナックを2軒ハシゴして帰宅したのは24時過ぎ。しみじみと体力の衰えを感じるようになりました。

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(追記)
 第12回 食と農の未来フォーラムの開催について
 テーマ:「原発事故被災地の今~ふるさと・浪江町に寄せる歌人の想い」(仮題)
 ゲスト:三原由起子さん(歌人、福島・浪江町(なみえまち)出身)
 日時等:2026年7月22日(水)19時~21時
     オンライン(zoomを利用)、参加費1000円
 申込み先:https://peatix.com/event/5074739

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