わいがや勉強・交流会と数寄屋橋音楽祭

 4月21日(土)は曇り、なかなか暖かくなりません。
 しかし、そのような人間の小さな不平を置き去りに、季節は確実に廻っていきます。自宅近くの空掘川沿いは、今年もセイヨウカラシナの黄色い絨毯で埋め尽くされつつあります。
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 この日、まずは新座へ。
 清らかな水が流れる野火止用水続きを読む

世界から飢餓を終わらせるための30の方法

4月3日(火)は「爆弾低気圧」で全国的に荒れ模様、各地で被害。
 幸い私は帰途の交通にも影響はなく、大したことはなかったと思っていたのですが、翌朝、駅に向かう途中の桜の木が何本か斜めになっていて、相当強い風だったことを改めて知ったような次第です。
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 その翌日、飢餓のない世界を創るために活動しているNPOハンガー・フリー・ワールド(HFW)から、「… 続きを読む

福島集会「農から復興の光が」②

福島県有機農業ネットワーク主催「福島視察・全国集会-農から復興の光が見える!」の2日目(3月25日(日))は、4台のバスに分乗しての現地見学です。
1コースは「避難区域における農業の現状」について飯舘村と南相馬市へ、2コースは「放射能と戦う農業者」として福島市と二本松市へ。
私は1コースに参加しました。
前夜に降ったようで地面には雪。見上げると青空です。… 続きを読む

加賀の「娘々野菜」かきもち、福島の特産品。

 石川県加賀市の高塚地区営農組合の山本清剛さんから、素敵なプレゼントが届きました。
 「娘々(にゃあにゃあ)野菜」五色かきもちです。「にゃあにゃあ」とは、加賀言葉で女性全般に「お姉さん」と敬意を込めて呼びかけるときの言葉とのこと。「娘々野菜」は商標登録もされているそうです(写真の右2枚は北陸農政局HPから)。
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 山本さんと出会ったのは、数年前の北陸農政局(金沢市)在勤中のことです。
 高塚地区は緑豊かな農村地域ですが、他の多くの地域と同様、農家が減少するに伴って農業を知らない世代が増え、昔ながらの共同作業や家族での仕事が次第に少なくなり、地域のコミュニティは次第に失われつつありました。
 そこで、営農組合、老人会、婦人会などが連携して、地域の農地や水路等の環境を守るとともに、失われつつあった農作業の技術や地域の伝統文化、食生活を次世代に継承していくための活動が始められたのです。… 続きを読む

命あればこそ

 3月20日(火)の春分の日は快晴。風は強くテレビの花粉情報は真っ赤。マスクと目薬装備の上、夥しい瘴気の中、メーヴェならぬチャリンコで出撃。
 日暮里・舎人ライナーの西日暮里駅近く、緑色の幟が風にはためいています。
 近づいてみると「東京農業大学 城東常磐松会」の文字。ここが先日、SOLAの報告会で話を伺った中森剛志氏が経営されている「農業八百屋SUNDINO」続きを読む

しごと塾さいはら-伝承していくということ-

3月18日(日)は、小雨模様の中、久しぶりに山梨県上野原市西原(さいはら)へ。
高尾から中央線に乗り換えて17分ほどで上野原着、そこからバスで北へ約50分のさいはらを舞台に「しごと塾さいはら」のプロジェクトが活動しています。
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しごと塾さいはらとは、池袋のNPOの活動から生まれたプロジェクトで、地元の「… 続きを読む

SOLA(日本の農業に一生を賭ける! 学生委員会)報告会

3月17日の土曜日、週末はまた雨。皐月賞の中山競馬場の馬場が心配です。そう言えば昨年の皐月賞は、大震災と計画停電の影響で東京競馬場での変則開催でした。
冷たく強い雨の中、新宿から京王線で1駅の笹塚駅近くで、SOLA(日本の農業に一生を賭ける! 学生委員会)の2011年度活動報告会が開催されました。… 続きを読む

米韓FTAをめぐる論調について-気概と覚悟-

 日比谷公園では、遅かった梅も咲き揃い始め、地表にはオオイヌノフグリの可愛い青い花も(この植物、ちょっと名前が可哀そう)。菜の花も咲き誇っています。
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 さて、3月15日に発効した米国と韓国の自由貿易協定(FTA)に、経済界は深刻な脅威を感じているようです。
 その危機感は、昨日(16日)付けの… 続きを読む