【ブログ】株式会社 Corot の挑戦(埼玉・所沢市)

2024モ年2月12日(月・祝)は、第3回 オーガニック学校給食フォーラムにオンライン参加。
 朝10時から16時近くまでの長丁場iに、400名を超える人が参加していたようです。フランス、韓国といった先進国の事例報告に続いて、日本各地の方たちからの実践報告(ほとんどが女性)。多くの課題に直面しながらも、活き活きと楽しく活動されている様子に感銘を受けた次第。… 続きを読む

【ブログ】広島での林間放牧酪農への挑戦(第199回霞ヶ関ばたけ)

2024年2月5日(月)の午後から東京地方は雪になりました。
 高速道路が予防的通行止めになるなど、交通にも大きな影響。結局、首都高速道路は全面解除まで53時間も掛かりました。路面凍結による転倒などで300人近くが重軽傷。東京圏は雪に対しても脆弱です。
 6日後の11日(日)になっても、西武新宿線・久米川駅前のロータリーには汚れた雪の山が残っていました。

 自宅近くに一画を借りている市民農園。
 収穫した白菜の株から、新しい(美味しそうな)葉が出ています。これも「菌ちゃん農法」の効果でしょうか。それとも暖冬の影響かも。… 続きを読む

【ブログ】埼玉・西所沢に根付いている循環の輪

2024年も2月に入りました。
 能登半島地震から一か月が経過しましたが、未だに安否不明の方が12名おられます(4日現在)。徐々に仮説住居への入居、ボランティアの活動も始まりました。
 ヨーロッパの農民デモは、さらに拡大しているようです。もっとも、日本の地上波のテレビのニュースではあまり報じられません。

 自宅近くに一画を借りている市民農園は、寂しい冬の姿。大根やほうれん草は失敗でした。
 厳冬期のはずですが、… 続きを読む

【ほんのさわり】山脇史子『芝浦屠場千夜一夜』

−山脇史子『芝浦屠場千夜一夜』(2013、青月社)−
 https://seigetsusha.co.jp/booklist/CWc5Ckok

【ポイント】
 最初は1週間だけのつもりだった体験取材が7年間も続いたのは、芝浦には類いまれな、抜け出せないほどの魅力があったから。ただ、本書は出版までに四半世紀という長い年月が必要でした。

東京出身のフリーランスのライターが、1991〜98年の間、東京・芝浦の食肉市場・と場に通って現場の方から仕事を習い、働いた時の体験記です。… 続きを読む

【豆知識】栄養面、農業生産面における肉類の地位の変化

【ポイント】
 肉類は、食料消費面、農業生産面でますます重要となっています。しかしながら、産地や生産者・事業者の方たちのことを想像することが難しいことが、根深い偏見や差別が払拭されない一因となっていると考えられます。

日本人の食生活は、1960年代に高度経済成長が始まって以来、大きく変化しました。これほど大きく食生活が変化した国は、世界にはありません。
 変化の主役は、米と畜産物・油脂です。米の消費量はピーク時の約4割へと大幅に減少した一方、畜産物と油脂は数倍に増加しました。生活の急激な「欧米化」です。今回は、このなかで肉類を取り上げます。
 リンク先の図284は、栄養摂取及び農業生産面における肉類の割合の変化を示したものです。… 続きを読む

【ブログ】恵贈いただいた2冊のご新著など

2024年の東京・日比谷公園の梅は、1月24日(金)の時点で枝によっては満開近くに。やはり春の訪れは早いようです。敏感な人は、早くもアレの飛散を感じているとのこと。

 京都橘大学准教授で、様々な市民活動にも積極的に参画されている平賀 緑さんが、ご新著『食べものから学ぶ現代社会』を上梓されました。副題は「私たちを動かす資本主義のカラクリ」と、なかなか刺激的です。… 続きを読む

【ブログ】「肉食の読書」続き

元日の能登半島地震の発生から3週間。
 被災地では連日のように雪が降り、気温も下がるなか、現在も20名以上が行方不明、1万5千人が避難生活を強いられています。停電、断水も続いています。
 輪島塗の工房や酒蔵、白米千枚田、總持寺祖院、旧時国家なども大きな被害。豊かな歴史・風土に育まれた能登の文化の底力、回復力を信じたいと思います。

先週金曜日の職場近くの日比谷公園では、早くも梅がほころび始めていました。自宅近くでもはミツマタの蕾が膨らんでいるなど、春の足音が聞こえてくるようです。
 ところが… 続きを読む

【ほんのさわり】写真集『いつもののと』

−写真集『いつもののと』(2013.6、ゆるり能登GIAHS写真部)−
 https://notostyle.shop-pro.jp/?pid=87686937

【ポイント】
 人が自然と調和し、ともに生きる能登の暮らしを映しとった美しい写真集の頁をめくるに、ざわついていた心も次第に静まってきました。

被災地からの映像に重苦しくなった心を抱えて図書館を訪ねたところ、偶然、見つけて手に取ったのが、この小ぶり(A5版)の写真集でした。… 続きを読む