【メルマガ】F.M.Letter No.120
◇フード・マイレージ資料室 通信 No.120◇
2017年6月9日(金)[和暦 皐月十五日]発行… 続きを読む
【ブログ】山下惣ーさん「体験的農業論」(@総合人間学会)
2017年6月10日(土)。
自宅近くに一画を借りている市民農園。ジャガイモと空豆の後に追加の苗(トマトとナス)の植え付けと、種まき(スイートコーンと枝豆)。
あやめ雪(カブ)とキュウリを収穫(早くもキュウリ祭りの季節が到来!)。ベランダのプランターに植えたゴーヤは、小さな実をつけています。
それにしても土がパサパサ。深刻な水不足が続いています。
午後は東京・目白の学習院大学へ。… 続きを読む
コツコツ小咄まとめ(2017.6/5~9)
2017.6/5(月)
週始めのコツコツ小咄。
「今年も俺の季節が来たぞお~!」
「そうなんですか」
「初夏(書家)ですから」… 続きを読む
【ブログ】オアシス21オーガニックファーマーズ朝市村(名古屋)
コツコツ小咄まとめ(2017.5/29~6/2)
2017.5/29(月)
週始めのコツコツ小咄。
「亀の好物はコンニャクなんだって?」
「えっ、ホント?」
「亀はマンナン(万年)」… 続きを読む
【ブログ】はじめての江戸東京野菜講座@新宿御苑
週後半の木・金曜と待望の雨が降り、畑の水不足もひとまず解消。好都合にも週末の2017年5月27日(土)は天気は回復、新宿に向かいました。
ところが電車が運転見合わせ、集合時間に30分ほど遅刻して新宿御苑に到着。電話しつつ出発していたガイドツアー(午後の講座のオプション)の皆さんを追いかけます。
フランス式庭園の辺りで追いつきました。バラが満開です。
苑内を歩きながら担当の方が説明して下さいます。ユリノキも綺麗な花を付けていました。
ランチは、その名を冠した… 続きを読む
コツコツ小咄まとめ(2017.5/22~26)
2017.5/22(月)
今週も始まりました。コツコツ小咄。
「お豆腐は木綿が好みだけど、これからの季節はなめらかな方がいいね」
「そうなんですか」
「夏は絹(来ぬ)」… 続きを読む
【ブログ】イラク緊急報告と対談-高遠菜穂子氏×雨宮処漂氏
2017年5月22日(月)のタ刻、東京・神田の専修大学で「イラク緊急報告と対談-高遠菜穂子氏×雨宮処漂氏-私たちは今どこに立っているのか」と題するイベントが開催されました。
主催は国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ(HRN)… 続きを読む
【ほんのさわり】松瀬学『東京農場-坂本多旦 いのちの都づくり』
東京湾の埋立地(ごみ処分場)を農場にしようという壮大な構想を立てた方がいます。坂本多旦(かずあき)さんです。
坂本さんは1940年、山口市(旧 阿東町)生まれ。家業の農業を継ぎ、64年には仲間5人と農業法人・船方総合農場を立ち上げられました。日本における農業法人の先駆けであり、「6次産業化」「道の駅」「都市農村交流」等を発案し、最初に取り組んだのも坂本さんです。
また、日本における農業経営体の中では少数派であった農業法人の組織化を図り、1996(平成8)年8月8日には全国農業法人を設立、さらに1999年には公益法人に衣替えした日本農業協会の初代会長に就任されました。… 続きを読む
【オーシャン・カレント】「乃庭」(東京・檜原村)
東京・お台場(臨海副都心地区)の複合商業施設・ダイバーシティ東京のビル屋上に、「都会の農園」があります。
ここは、都会で生活する人々が「作る」から「食べる」までを経験し、農業の楽しさや難しさを実感できる「農育」の場として、2014年4月に開設された首都圏最大規模の屋上貸し農園。畑だけではなく田んぼもあり、鶏やアイガモもいます。収穫された野菜等は、隣接するバーベキュー施設で食べることもできるそうです。
その「都会の農園」は、現在、一部をポタジェにリニューアル工事中。ポタジェ(フランス語)とは、野菜やハーブ、草花を混植した実用と鑑賞を兼ねた庭のことです。
リニューアルの設計・施工を担当しているのが、「十人十色の暮らしに沿ったテーマある庭(○○の庭)づくりをお手伝い」する「乃庭」(のにわ、東京・檜原村)です。
代表の竹本亮太郎さんは、東京農業大学環境緑地学科卒業。… 続きを読む
【豆知識】都市緑地の浸水被害防止効果
都市農業は、消費者に近いという利点を生かし、新鮮な農山物の供給、農業体験・交流活動を通じた都市住民の農業への理解の醸成、心安らぐ緑地空間の提供など多面的な役割を果たしています。
特に東日本大震災等を契機として、都市農地(農業)がもつ防災機能に対する関心が高まっています。
本年4月、(株)日本政策投資銀行から興味深いレポートが公表されました。農地を含む都市緑地が有する防災機能(雨水流出防止・貯留機能)が定量的に計測されているです。
具体的には、東京の神田川上流地域(善福寺川との合流地点までの約23平方km)を対象地域として、緑地が減少または創出された場合のシナリオ毎に、10年に1回おこる可能性のある集中豪雨が発生した時の被害状況がどのように変化するかについて、シミュレーション分析を行っています。… 続きを読む
【メルマガ】F.M.Letter No.119
◇フード・マイレージ資料室 通信 No.119◇
5月26日(金)[和暦 皐月朔日]発行… 続きを読む
【ほんのさわり】飯田泰之ほか『地域再生の失敗学』
-飯田泰之、木下斉、川崎一泰、入山章栄、林直樹、熊谷俊人
『地域再生の失敗学』(2016.4、光文社新書)-
1975年生まれの気鋭のマクロ経済学者・飯田恭之氏が、5人の有識者(プレーヤー、研究者、首長)との対談等を通じて、今後の地域再生策について鋭く考察しています。
著者は「地域再生」を、地域における平均所得が向上することと定義づけています。
所得向上がなければ地域の存続すら危ぶまれるとのこと。一方、地域の平均所得が増加することは、文化や伝統、コミュニティ再生等より広義の地域再生にとっての必要条件であるとしています。… 続きを読む
【オーシャン・カレント】舘野廣幸さん(舘野かえる農場)
舘野廣幸(たてのひろゆき)さんは1954年、栃木・野木町生まれ。
山形大学農学部を卒業後に実家の農業を継ぎ、1992年頃から稲作と原木しいたけを中心とした有機農業に取り組んでおられます(原木しいたけは2011年以降休止中)。現在、日本有機農業研究会理事、埼玉大学非常勤講師等を務められ、『有機農業・みんなの疑問』(2007、筑波書房)等の著作もあります。
農家の長男に生まれた舘野さんは、実はもともと農業が好きではなかったとのこと。
家業を継ぐのが運命と半ばあきらめながら漠然と農作業を続けていたある年(約30年前)、病気が発生して稲の育苗に失敗。その翌年には何種類もの農薬を使用して消毒したものの、またも苗は壊滅。それで必死に勉強し、病気の原因は菌ではなく育てる環境にあることを知り、わらにもすがる思いで農薬を使わずに栽培したところ、病気が少なくなり光明が射してきたとそうです。
これが、舘野さんが有機農業に取り組むきっかけとなったとのこと。… 続きを読む