近所の稲荷神社に初詣。小さな神社ですが、毎年、地域の皆さん達でそこそこの人出があります。晴れ着姿の小さな女の子も。
灯篭絵が面白いのですが、去年の使い回しで少し汚れが目立つのが残念でした。
左は「笑う門に『ふぐ』来る」、右は「『ざる』かに合戦」。
他にも色々ありました。
もともと武蔵野という土地は、水の便に恵まれず、中世までは一面、平地林と荒れ地だったのが、江戸時代にいくつかの水路が開削され、多くの新田(ただし水田ではありません。)が開発され、農業生産力が大いに拡大しました。
江戸が、当時として世界最大級の人口を擁する大都市に発展できたのも、後背地である武蔵野台地の開発を抜きは語れません。
その先人たちの遺徳を偲ぶかのように、今年の正月も用水の清らかな水は流れ、水辺には水仙の花が彩りを添えていました。
さて2011年は、どのような年になるのでしょうか。