2017.10/23(月)
台風一過、久しぶりに自由が丘で楽しい時間を過ごした週始めのコツコツ小咄。
「一口食べたら、香ばしい匂いと濃厚な味が、鼻と舌を直撃したのよ!」
「どんな感じ?」
「味噌が、ズドン(味噌かつ丼)!」… 続きを読む
【ほんのさわり】垣谷美雨『農ガール、農ライフ』
-垣谷美雨『農ガール、農ライフ』(2016.9、祥伝社)-
http://www.s-book.net/plsql/slib_detail?isbn=9784396635060
32歳の水沢久美子は、派遣ギリに遭ったその日に、何年も同棲していた相手から突然別れを切り出されます。
絶望の底に落ち込むなか、偶然、放映されていたTVの「農業女子特集」に触発されて農業を目指すことを決意。さっそく農村部に引っ越して農業大学校に入学、仲間とともに研修を受け、充実した日々を送ります(ここまでのストーリー展開は、やや安易とも感じられました)。
ところが、いざ就農しようという段階になって、久美子の前に多くの壁が立ちはだかります(この辺りから物語は生々しいリアリティを帯びてきます)。… 続きを読む
【オーシャン・カレント】「こじまん」さん
「こじまん」さん(女性)は愛知県出身。今年の春、20年近く勤めた大手印刷関係の会社を退職して山梨県に移住し、就農を目指して研修(職業訓練)中です。
もともと農業にはそれほど興味は無かったというこじまんさんですが、10年ほど前に歩き旅で四国八十八カ所巡りをした際、「お接待」で頂いたおむすび等の美味しさと同時に力の源になることに感動。
これをきっかけに、食べものや、それをつくる農業に関心を抱くようになったそうです。
その後、千葉・鴨川市の棚田での米づくり、東京・檜原村でのゴマ栽培、品川での野菜マルシェ等の活動に積極的に参加するなか、農業に対する関心がさらに強まっていきました。
そして昨年、本格的に農業を始めたいと一念発起、今年3月には山梨・北杜市に移住、4月から山梨県立農業大学校に通っています。… 続きを読む
【豆知識】新規参入者が就農した理由
一般社団法人 全国農業会議所・全国新規就農相談センターは、2017年3月、「新規就農者の就農実態に関する調査結果-平成28年度」を公表しました。1996年度に最初の調査が行われて以来、6回目となります。
都道府県農業会議や農業委員会等が選定した全13,282名の新規就農者を対象としたアンケート調査で、有効回収数は新規参入者(非農家出身者)2,370名、親元での 就農者2,007名です。
調査項目は、就農の経緯、農業経営の状況、地域農業や地域活動との関わりなど多岐にわたっていますが、ここでは新規参入者の「就農の理由」についての調査結果について紹介します。… 続きを読む
【メルマガ】F.M.Letter No.129
◇フード・マイレージ資料室 通信 No.129◇
2017年10月20日(金)[和暦 長月朔日]発行… 続きを読む
【ブログ】冨澤太郎さんが目指す循環的農林業
【ブログ】飯田泰之先生「経済学っぽい思考の技術」@明治大
2017年10月24日(火)の終業後は、東京・駿河台の明治大学へ。
この日19時から開催されたのは、「経済学っぽい思考の技術-主観価値・合理性・統計の活用から得る新しい思考法について」。
生涯学習拠点である「… 続きを読む
【ブログ】共奏キッチン♪@シェア奥沢78
【ブログ】都会と産地をつなぐ “なみへい”と“フロマエ”
2017年の秋は天候不順が続きます。
そのようななか、10月18日(水)は久しぶりの秋晴れ。
青空には鱗雲。ドウダンツツジにはクモが巣を張り、不思議なオブジェが出現。
1ヶ月ぶりに全国うまいもの交流サロン・なみへい… 続きを読む
コツコツ小咄まとめ(2017.10/16~22)
2017.10/16(月)
今週始めのコツコツ小咄。
「激戦続きのファーストステージだったけど、この間、優勝チームは何してたんだろう」
「高(鷹)みの見物」
撮影地:東京・東村山市(2017.10/14)… 続きを読む
【ブログ】太田道灌ゆかりの地・越生をめぐる。
【ほんのさわり】山本紀夫『ジャガイモのきた道』
山本紀夫『ジャガイモのきた道』(2008.5、岩波新書)
https://www.iwanami.co.jp/book/b225922.html
民族植物学を専門とする筆者(国立民族学博物館名誉教授)の「ジャガイモ愛」に溢れている本です。
「イモ」については、日本人は「洗練されていない」等の良くないイメージを持っているだけではなく、ヨーロッパでは「悪魔の植物」「聖書に載っていない植物」として忌み嫌う国さえあるなど、二流の食べものといった偏見に満ちているとのこと。
しかし、ジャガイモは世界中で広く栽培されている重要な作物(栽培面積は第4位)として、多くの地域の食料供給と人口を支えていることについて、原産地であるアンデス、導入されたアイルランドやヒマラヤ等の丹念な現地調査を通して明らかにしています。… 続きを読む
【オーシャン・カレント】山梨・上野原市西原(さいはら)地区
JR中央線で東京・高尾から3駅目が上野原。そこからバスで相模川水系鶴川を遡るように40分ほど北上したところに、上野原市西原(さいはら)地区があります。
山に囲まれ平坦地は少ないため、昔から蕎麦、あわ、ひえなどの雑穀や、小麦やジャガイモを中心とする農業が営まれてきました。
1950年代には約2,500人いた人口は現在は570人程度にまで減少しており、しかも65歳以上が半分を占めています。外形的には、典型的な中山間地の過疎地域です。
しかし、近年は都会から移住する人も多く、地元の方達と力を合わせて様々な新しい活動(例えば「雑穀の村復活プロジェクト」、古民家を改修した民宿等) に取り組んでいるなど、活気のある地域です。… 続きを読む
【豆知識】移住希望地域ランキング
田舎暮らしやIJUターンをサポートする認定NPO法人 ふるさと回帰支援センター(東京・有楽町)は、毎年、同センターで開催する「ふるさと暮らし情報センター」の来場者 (個別相談、相談会・セミナー参加者等)を対象に、移住希望地域等についてのアンケートを実施しています。
本年2月に公表された2016年の結果によると、移住希望地域の1位は前年2位だった山梨県でした。2位は長野県(前年1位)、3位が静岡県(前年4位)となっています。
リンク先の図83は、この2016年の移住希望先ランキング1~10位の県の、2011年以降の順位の推移を示したものです。… 続きを読む
【メルマガ】F.M.Letter No.128
◇フード・マイレージ資料室 通信 No.128◇
2017年10月4日(水)[和暦 葉月十五日]発行… 続きを読む