2023年7月22日(土)は、今年最初のベルーナドーム(埼玉・所沢市)。
辛島が踏ん張れず、エラーに付け込んで今井を崩すこともできず完敗。写真は最終回、浅村が増田にぼてぼてのサードゴロに抑えられた場面。どうも観戦に行くと勝率が低いような(もともと低いですが)。
それにしても、東京地方は異常な猛暑続き。
自宅近くに一画を借りている市民農園の土はパサパサ。じょうろで水を撒いても、文字通り焼け石(土)に水。
その間もスイカは膨らんできました。まずは3個のうち1個を収穫。… 続きを読む
-より豊かな未来の食のために-
2023年7月22日(土)は、今年最初のベルーナドーム(埼玉・所沢市)。
辛島が踏ん張れず、エラーに付け込んで今井を崩すこともできず完敗。写真は最終回、浅村が増田にぼてぼてのサードゴロに抑えられた場面。どうも観戦に行くと勝率が低いような(もともと低いですが)。
それにしても、東京地方は異常な猛暑続き。
自宅近くに一画を借りている市民農園の土はパサパサ。じょうろで水を撒いても、文字通り焼け石(土)に水。
その間もスイカは膨らんできました。まずは3個のうち1個を収穫。… 続きを読む
−富山和子『水の文化史−4つの川の物語』(2013.8、中公文庫)−
https://www.chuko.co.jp/ebook/2014/11/515157.html
(注:電子書籍しか掲載されていませんが、紙の書籍もあります。)
著者は1933年群馬県生まれ。出版社の編集者を経て、水、緑、土などについてユニークかつ先駆的な評論活動を続けて来られた方で、著者が監修された「日本の米カレンダー」は私も毎年愛用していました。
1980年に初版が刊行された本書は、大規模な水源開発や河川改修が進められつつあった時代に、歴史的な観点を踏まえて、水と人間との関係について根本的な見直しを迫った名著です。… 続きを読む
通潤橋(つうじゅんきょう)は、熊本県のほぼ中央、山都町(やまとちょう)にある日本最大級の石造りアーチ橋で、豪快な放水などで観光スポットとしても有名です。
実は、この橋は道路ではありません。通潤用水と呼ばれる農業用水路の重要な部分を構成する「水路橋」で、橋の内部には農業用水を通すための頑丈な石管が設けられています。
緑川等が削り取った深い谷に囲まれた白糸台地は、永く水や食料の不足に悩まされてきました。幕末近くの嘉永年間、惣庄屋の布田保之助(ふた・やすのすけ)は、その白糸台地に農業・生活用水を供給するための用水路の建設を熊本藩に申し出ます。当時の熊本藩は行財政改革を進めており、大規模な土木工事も地方・民間に移譲していたのです。… 続きを読む
「瑞穂の国」とも称される日本は、温暖湿潤な気候風土に恵まれ、豊かな農業生産が展開されてきました。その農業生産を支えてきたのが、全国に網の目のように張り巡らされた農業用水路です。
添付先のグラフは、農業用水路の長さ(延長)等を示したものです。
https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2023/07/271_suiro.pdf
日本の農業用水路全体の長さ(総延長)は約40万kmとされ、これは実に地球10周分に当たるそうです。また、農業用水路のうち受益面積が100ha以上ある基幹的農業用水路の長さは約4万9千kmとなっています。
これを一級河川の国による直轄管理区間、一般国道の指定区間、JRの線路と比較すると、いずれも農業用水路の方が長く、農業用水路は公共的な施設として大きな量(ストック)を有していることが分かります。… 続きを読む
◇フード・マイレージ資料室 通信 No.271◇
2023年7月18日(火)[和暦 水無月朔日]… 続きを読む
2023年7月も半ば。
玄関先のプランターのカサブランカは、今年も見事な花を咲かせてくれました。ハナグモがじっと獲物を待ち受けています。スダチも大きくなってきました。
市民農園のスイカも、今年は一株で2個を収穫する計画です。
7月15日(土)の午前中は、東京・練馬区大泉へ。
松本零士ゆかりの西武池袋線・大泉学園駅の構内には、… 続きを読む
2023年7月14日(金)は休暇。
6時半過ぎに起き出して、知人に頼まれていたパンのフード・マイレージ(輸入/国産小麦の比較)を試算して送信。ところが後に連絡があり、意に添わなかったのか予定していた講座では使用しないと。せっかく作業した試算結果を一方的にボツにされるのは初めての経験。色んな人がいますね。やれやれ。
久しぶりに八王子市堀之内へ。コロナ禍が続いたことから、どこに伺うのも概ね「久しぶり」です。
11時に京王堀之内駅に到着。
この日の集まりの主催者である鈴木亨さん(自称「… 続きを読む
2023年7月11日付の『日刊アグリ・リサーチ』(農業情報調査会発行)に、3回目のコラムを掲載して頂きました。
1961年の農業基本法制定時(強行採決、徹夜国会等)に比べて、現在の食料・農業・農村基本法見直しに関する論議の盛り上がりがあまりにも低調であることについて問題提起しています。民主主義一般の議論に引き延ばしたのは、我ながら、やや「盛り過ぎ」ですが。
以下は農水省HPの関係ページです。ぜひ多くの方から質問や意見を寄せて頂けることを期待します。… 続きを読む
2023年7月。九州など西日本では記録的な豪雨が続く一方で、関東地方では猛暑日も。
家の近くを散歩していると、突然、何かが目の前にポトリと落ちてきました。見ると、タマムシ。指で突くとひっくり返りました。裏(腹)側も鮮やかな色彩です(ごめんなさい)。
自宅近くに一画を借りている市民農園。
今年も日本の気候・風土の植物生産力の高さを思い知らされています(雑草でジャングル状態)。
キュウリ、ナス、トマト、ピーマン、ししとう、オクラなど夏野菜が真っ盛り。… 続きを読む
−堤 未果『ルポ 食が壊れるルポ-私たちは何を食べさせられるのか?』(2022.1、文春新書)−
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166613854
著者は東京生まれ。ニューヨーク州立大学で学位を取得した後、国連、証券会社での勤務を経て、現在は国際ジャーナリストとして貧困問題や公共政策等について鋭い警鐘を鳴らし続けています。… 続きを読む
今関麻子(いまぜき・あさこ)さんは千葉市のご出身。小学生の頃から環境や食の問題に関心があり、千葉大学食料資源経済学科在学中には、仲間と学生居酒屋「あるばか」を共同出資でオープンされました(私も何度か伺いました。今関さん達の卒業後も何代か続いていましたが、残念ながら2019年に閉店)。
卒業後、生協での品質管理業務や食育プログラムを扱うヘルスケア等に携わっておられましたが、2019年、台風19号により生産者が大きな被害を受けた様子を目にして「いま行動しなければ」と決意し、翌年、「食べることが社会貢献に。」をコンセプトとする農家支援キッチンカー“eat for”を起業されたのです。
現在、東京を中心に、自然災害等で市場に出荷できなくなった規格外野菜等を使ったメニューを提供されています(出店スケジュール、メニュー等は添付を参照)。一食につき5円のほか、車体広告の掲載料が生産者に寄付されています。… 続きを読む
「中食」(なかしょく)とは、レストラン等へ出掛けて食事をする「外食」と、家庭内で手づくり料理を食べる「内食」の中間にあるもので、デパ地下の総菜、テイクアウト、ケータリングサービスの調理食品等を指します。
リンク先のグラフは、中食を含む外食産業の市場規模の長期的な推移を示したものです。
https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2023/07/270_gaishoku.pdf
これによると、(狭義の)外食の市場規模は1990年代半ばまで成長が続き、バブル崩壊やリーマンショックの影響により横ばいで推移した後、2010年代に入ってからは再び成長していましたが、2020年以降、新型コロナウィルスの感染拡大により大きく落ち込みました。関係する事業者の方々のご苦労は並々ならぬものでした。
これに対して料理品小売業(テイクアウト等を含む、いわゆる中食)は、過去はほぼ外食と同様の動きを示していたものの、新型コロナウィルスの感染拡大があった2020年以降も大きな落ち込みは見られません。… 続きを読む
◇フード・マイレージ資料室 通信 No.270◇
2023年7月2日(日)[和暦 皐月十五日]… 続きを読む
暑い日が続きます。夏空を衝くアメリカノウゼンカズラの赤い花が鮮やかです。
2023年7月1日(土)の午後は、東京・世田谷区経堂のCSまちデザインへ。
市民講座「食と農の『今』と『未来』」第3回は「ひととむらの物語・記録映画『出稼ぎの時代から』上映会&トークショー」です。… 続きを読む
2023年6月27日(火)も蒸し暑い一日。午後から麹町へ。
人通りの多いオフィスビル前の空地に、一台のキッチンカーが停まっています。
「食べることが、社会貢献に。」「Save the farm」等の幟。… 続きを読む