2017.5/22(月)
今週も始まりました。コツコツ小咄。
「お豆腐は木綿が好みだけど、これからの季節はなめらかな方がいいね」
「そうなんですか」
「夏は絹(来ぬ)」… 続きを読む
【ブログ】イラク緊急報告と対談-高遠菜穂子氏×雨宮処漂氏
2017年5月22日(月)のタ刻、東京・神田の専修大学で「イラク緊急報告と対談-高遠菜穂子氏×雨宮処漂氏-私たちは今どこに立っているのか」と題するイベントが開催されました。
主催は国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ(HRN)… 続きを読む
【ほんのさわり】松瀬学『東京農場-坂本多旦 いのちの都づくり』
東京湾の埋立地(ごみ処分場)を農場にしようという壮大な構想を立てた方がいます。坂本多旦(かずあき)さんです。
坂本さんは1940年、山口市(旧 阿東町)生まれ。家業の農業を継ぎ、64年には仲間5人と農業法人・船方総合農場を立ち上げられました。日本における農業法人の先駆けであり、「6次産業化」「道の駅」「都市農村交流」等を発案し、最初に取り組んだのも坂本さんです。
また、日本における農業経営体の中では少数派であった農業法人の組織化を図り、1996(平成8)年8月8日には全国農業法人を設立、さらに1999年には公益法人に衣替えした日本農業協会の初代会長に就任されました。… 続きを読む
【オーシャン・カレント】「乃庭」(東京・檜原村)
東京・お台場(臨海副都心地区)の複合商業施設・ダイバーシティ東京のビル屋上に、「都会の農園」があります。
ここは、都会で生活する人々が「作る」から「食べる」までを経験し、農業の楽しさや難しさを実感できる「農育」の場として、2014年4月に開設された首都圏最大規模の屋上貸し農園。畑だけではなく田んぼもあり、鶏やアイガモもいます。収穫された野菜等は、隣接するバーベキュー施設で食べることもできるそうです。
その「都会の農園」は、現在、一部をポタジェにリニューアル工事中。ポタジェ(フランス語)とは、野菜やハーブ、草花を混植した実用と鑑賞を兼ねた庭のことです。
リニューアルの設計・施工を担当しているのが、「十人十色の暮らしに沿ったテーマある庭(○○の庭)づくりをお手伝い」する「乃庭」(のにわ、東京・檜原村)です。
代表の竹本亮太郎さんは、東京農業大学環境緑地学科卒業。… 続きを読む
【豆知識】都市緑地の浸水被害防止効果
都市農業は、消費者に近いという利点を生かし、新鮮な農山物の供給、農業体験・交流活動を通じた都市住民の農業への理解の醸成、心安らぐ緑地空間の提供など多面的な役割を果たしています。
特に東日本大震災等を契機として、都市農地(農業)がもつ防災機能に対する関心が高まっています。
本年4月、(株)日本政策投資銀行から興味深いレポートが公表されました。農地を含む都市緑地が有する防災機能(雨水流出防止・貯留機能)が定量的に計測されているです。
具体的には、東京の神田川上流地域(善福寺川との合流地点までの約23平方km)を対象地域として、緑地が減少または創出された場合のシナリオ毎に、10年に1回おこる可能性のある集中豪雨が発生した時の被害状況がどのように変化するかについて、シミュレーション分析を行っています。… 続きを読む
【メルマガ】F.M.Letter No.119
◇フード・マイレージ資料室 通信 No.119◇
5月26日(金)[和暦 皐月朔日]発行… 続きを読む
【ほんのさわり】飯田泰之ほか『地域再生の失敗学』
-飯田泰之、木下斉、川崎一泰、入山章栄、林直樹、熊谷俊人
『地域再生の失敗学』(2016.4、光文社新書)-
1975年生まれの気鋭のマクロ経済学者・飯田恭之氏が、5人の有識者(プレーヤー、研究者、首長)との対談等を通じて、今後の地域再生策について鋭く考察しています。
著者は「地域再生」を、地域における平均所得が向上することと定義づけています。
所得向上がなければ地域の存続すら危ぶまれるとのこと。一方、地域の平均所得が増加することは、文化や伝統、コミュニティ再生等より広義の地域再生にとっての必要条件であるとしています。… 続きを読む
【オーシャン・カレント】舘野廣幸さん(舘野かえる農場)
舘野廣幸(たてのひろゆき)さんは1954年、栃木・野木町生まれ。
山形大学農学部を卒業後に実家の農業を継ぎ、1992年頃から稲作と原木しいたけを中心とした有機農業に取り組んでおられます(原木しいたけは2011年以降休止中)。現在、日本有機農業研究会理事、埼玉大学非常勤講師等を務められ、『有機農業・みんなの疑問』(2007、筑波書房)等の著作もあります。
農家の長男に生まれた舘野さんは、実はもともと農業が好きではなかったとのこと。
家業を継ぐのが運命と半ばあきらめながら漠然と農作業を続けていたある年(約30年前)、病気が発生して稲の育苗に失敗。その翌年には何種類もの農薬を使用して消毒したものの、またも苗は壊滅。それで必死に勉強し、病気の原因は菌ではなく育てる環境にあることを知り、わらにもすがる思いで農薬を使わずに栽培したところ、病気が少なくなり光明が射してきたとそうです。
これが、舘野さんが有機農業に取り組むきっかけとなったとのこと。… 続きを読む
【豆知識】若返る林業就業者
前回は、食料自給率が長期的に低下傾向にあるのに対し、木材自給率は近年、上昇に転じていることを紹介しました(もっとも水準としては、カロリーベース食料自給率よりも低いものとなっています)。
http://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2017/04/72_mokuzai.pdf
今回は、林業に関するユニークな動きを示している指標を、もう一つ紹介します。
リンク先の図73は、産業別の就業者数に占める40歳未満の者の割合の推移を示したものです。
http://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2017/05/73_40saimiman.pdf… 続きを読む
【ブログ】神田なみへい:5月の特産地域は広島・竹原市
2017年5月15日(月)は久しぶりに東京・神田の「全国うまいもの交流サロン・なみへい」へ。
「東京から地域おこし」がコンセプトのこのお店では、月替わりで全国各地の特選食材によるコース料理が頂けます。
5月の特産地域は広島・竹原市… 続きを読む
コツコツ小咄まとめ(2017.5/15~19)
日曜日恒例、先週分のコツコツまとめです。新しい週に向けて脱力感を。
2017.5/15(月)
今年はひょっとするかもと期待を隠し切れない週始めのコツコツ小咄。
「君と毎朝、沖縄そばを食べたいな」
「いやね、その気(ソーキ)にさせないでよ♡」… 続きを読む
【ブログ】川口エンドウを知る講座&ランチ会
【ブログ】「都会の農園」での交流会@お台場
2017年5月13日(土)は朝から雨模様。前線を伴った低気圧が接近中とのこと。
お台場(東京臨海副都心地区)へ。東京テレポート駅は多くの乗降客で混雑していますが、外に出ると風雨が強くなっています。
駅に隣接する複合施設・ダイバーシティ東京に向かいますが、なぜか連絡通路しところどころ屋根が途切れており、雨に当たってしまいます。
ビルに入ると華やかで現代的なショッピングモールやレストラン。外国人を含む多くの観光客で賑わっています。
表示を確認してエレベータで屋上へ。… 続きを読む
【ブログ】欧米オーガニックマーケット スタディツアー報告会
2017年5月12日(金)夕方、東京・東銀座で「米国及び独/仏 オーガニックマーケットスタディツアー報告会」(第11回フードマーケティングセミナー)が開催されました。
会場は50名ほどの参加者で満席です。… 続きを読む
コツコツ小咄まとめ(2017.4/24~28、5/1・2、5/8~12)
GEW(ゴールデンイーグルス・ウィーク)を挟んだ3週間分を、一挙に特別大放出(忘れていました)。
稀勢関、がんばれ~!
2017.4/24(月)
週始めのコツコツ小咄。
「獅子ニモマケズ … 続きを読む