【ブログ】第5回 東雲会(千葉大)、拙ブログ500回(?)

2023年度もいよいよ年度末。4月から新たな船出をされる方たちのご多幸を祈ります。
 職場至近の東京・日比谷公園では、サンシュユやトキワマンサクは早や盛りを過ぎつつあります。郷里・徳島の農家をしている友人からはニンジンのお届け物。有難うございます。

2024年3月16日(土)は、久しぶりに松戸にある千葉大・園芸学部へ。
 冷たくて細かい雨が落ちています。ここ数日の寒の戻りで、桜の開花も遅れている様子。

 13時30分から100周年記念戸定ヶ丘ホールへで開催されたのは、第5回東雲会。… 続きを読む

【ブログ】3.11 ともしび「被災地にとどけ歌の力」(青木美希さん)

2024年3月11日(月)。東日本大震災と東電福島第一原発の事故から13年目。
 午後のラジオを聴いていると、フリージャーナリストの青木美希さんがゲストが出演。14時46分の黙とうを挟んで、最後に青木さんから夕方のイベント「日本はなぜ原発を止められないのか?-青木美希さんのお話と交流とうたごえ」の紹介がありました。電話してみると幸いまだ空きがあるとのこと、早速、申し込み。

 青木さんのご著書や活動には以前から注目しており、… 続きを読む

【ほんのさわり】蔦谷栄一『生産消費者が農をひらく』

−蔦谷栄一『生産消費者が農をひらく』(2024.1、創森社)−
 https://www.soshinsha-pub.com/bookdetail.php?id=436

【ポイント】
 著者は、「生産消費者」がキーとなって「農的社会」を広めていくことが、日本の世界的・歴史的な役割であり責務であるとしています。

著者は宮城県出身。農林中央金庫熊本支店長、農中総研特別理事等を歴任し、現在は農的社会デザイン研究所を主宰し、様々な活動に取り組んでおられます。… 続きを読む

【オーシャン・カレント】食料・農業・農村基本法の一部を改正する法律案

【ポイント】
 「農政の憲法」とも呼ばれる食料・農業・農村基本法の改正案が、現在、国会において審議されています。

1999年、それまでの農業基本法に代わって食料・農業・農村基本法(以下、「基本法」と呼びます。)が制定されました。食料自給率の目標を含む食料・農業・農村基本計画を5年ごとに策定することを規定しているなど、「農政の憲法」と呼ばれることもあります。… 続きを読む

【豆知識】横ばいで推移している自給率の意味

【ポイント】
 近年、カロリーベースの食料自給率はほぼ横ばいで推移しているのは、人口の高齢化や減少によって供給熱量が減少しているためであり、国内農業生産の縮小は続いています。

食料・農業・農村基本法の眼目の一つは、基本計画の中で食料自給率の目標を定めることです。2020年に閣議決定された現行の基本計画の中では、2030年度の食料自給率の目標としてカロリーベースで45%、生産額ベースで75%とされています。カロリーベース自給率(以下、単に「自給率」と呼びます。)は1960年度には79%ありましたが、食生活の大きな変化等を反映して2000年度には40%へと大きく低下し。その後はほぼ横ばいで推移しています。
 リンク先の図287は、2000年代に入ってからの自給率と、供給熱量(合計と国産・輸入の内訳)の推移を示したものです。
 https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2024/03/287_jikyu.pdf続きを読む

【ブログ】パレスチナの現状

イスラエルとハマスとの「戦争」が始まって5ヶ月が過ぎました。
 ガザ地区では女性・子どもを含む多くの人命が喪われ、飢餓などの人道危機も深刻化していると報道されていますが、私自身、実態がよく理解できていないというもどかしさを感じる日々です。

2024年3月7日(木)の夕刻は、ヒューマンライツ・ナウ(HRN)主催のオンラインセミナー「… 続きを読む

【ブログ】基本法改正の全貌(今夜はご機嫌@銀座で農業)

2024年も3月に入りました。気温の上昇に伴って、いよいよ花粉の飛散(悲惨)も本格化。
 ウクライナやガザでの戦争は、依然として収束の気配も見えず。国内では「裏金」問題ばかり注目されていますが、戦闘機の第三国輸出や、イスラエルからのドローン調達等の重要な問題も。
 そして能登半島地震から2か月、東日本大震災・東電福島第一原発事故からは間もなく丸13年。

 3月恒例の散らし寿司(岡山の祭り寿司風)と白酒。
 ところが8日(金)朝は東京地方も一転して雪に。気候の変動幅が大きいようで、急きょテレワークに変更。… 続きを読む

【ほんのさわり】平賀 緑『食べものから学ぶ現代社会』

−平賀 緑『食べものから学ぶ現代社会−私たちを動かす資本主義のカラクリ』(2024.1、岩波ジュニア新書)−
 https://www.iwanami.co.jp/book/b638607.html

【ポイント】
 まずは資本主義のカラクリを知り、その逆を、自分から主体的に行くことで、人も自然も壊さない経済を草の根的に広げていけると著者は訴えています。… 続きを読む

【豆知識】増加する加工・調理食品への支出額

【ポイント】
 消費者は、ライフスタイルや嗜好の変化を反映して一貫して加工食品や外食への支出を増やしていますが、供給側の企業活動も影響しているとの指摘もあります。

18世紀半ばの産業革命以来大きく発展した資本主義は、食料や農業にも大きな影響を及ぼしてきました。消費者の食料消費のかたちも大きく変化しています。
 家計における食料消費の長期的な推移を示したものが、リンク先の図286です。
 https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2024/02/286_kakei.pdf続きを読む