【オーシャン・カレント】2018年の振り返り(index)

2018年も、食や農の分野について先進的かつユニークな活動に取り組んでおられる方や、食や農に関わるトピックスなど24事例を紹介してきました。
 拙ウェブサイトにまとめて掲載してあります。個別の記事は、それぞれのリンクをご覧下さい。
 http://food-mileage.jp/category/pr/

(たんたんぺろぺろ(福島・広野町)、No.141 掲載)… 続きを読む

【ブログ】霞ヶ関ばたけ × かがり火 合同感謝祭

2018年12月22日(土)。都内の繁華街はどこも大混雑です。

池袋の東武百貨店では26日(水)までの間、「小さな蔵元の隠れた地酒まつり」と題した催事が開催中です。

会津の大和川酒造店(福島・喜多方市)が出品されていたので出かけて行き、「弥右衛門酒・純米吟醸」を求めさせて頂きました。… 続きを読む

【ブログ】新規就農者の方たち

2018年12月8日(日)午後は、東京・市ヶ谷へ。眩しい青空。

メトロの駅近くにあるDNPプラザは、大日本印刷が運営する体験型施設。書店やカフェ、日本のアニメ文化の発信拠点・東京アニメセンターもあります。

前日とこの日、このスペースの入り口すぐの一画で、山梨・北杜市の「北の杜(きたのもり)FARM」の野菜即売会が行われました。… 続きを読む

【ほんのさわり】古川日出男『馬たちよ、それでも光は無垢で』

-古川日出男『馬たちよ、それでも光は無垢で』(2018.2、新潮文庫)-
 https://www.shinchosha.co.jp/book/306073/

作者は1966年、福島・郡山市生まれ。実家はシイタケ農家で、原発事故の際には出荷制限を課されたそうです。
 2011年3月11日、作者は取材のために京都市に滞在していました。
 最初は「関西でも長い地震はあるのだな」と感じただけでしたが、ホテルに戻ってテレビを付けたとたん画面に釘付けになります。火柱を噴き上げるコンビナート、水没した空港の滑走路、茶色い濁流に呑み込まれる無数の車輛・・・。… 続きを読む

【オーシャン・カレント】浪江まち物語つたえ隊

福島県浪江町(なみえまち)は、2011年3月の東京電力福島第一原子力発電所の事故により、全ての町民が避難を強いられました。

翌2012年、避難先の仮設住宅で暮らしていた町民の方たちが立ち上げられたのが、浪江まち物語つたえ隊です。
 帰れない故郷の記憶、地域に伝わる昔話、東日本大震災や原発事故の体験等を、風化させないように紙芝居を通して伝えるという活動を始められたのです。

仮設住宅から始まった活動は、賛同した避難先の住民の方たちも加わるなどして次第に広がっていきました。
 紙芝居に加えてアニメーションも制作し、日本国内各地のみならず、海外においても上演・上映が行われています。… 続きを読む

【豆知識】福島県を訪れる観光客数の推移

リンク先の図111 は、福島県内の観光地を訪れる観光客の人数(入込客数、宿泊客と日帰り客の計)の推移を示したものです。
 http://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2018/12/111_f_kanko.pdf

これによると、2005年以降、観光客数は緩やかに増加し、2010年には5,713万人となりましたが、東日本大震災の発生と東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響により、2011年には3,521人と4割近く減少しました。
 福島県では観光業も大きな打撃を受けたのです。… 続きを読む