【ほんのさわり】斎藤幸平(編著)『未来への大分岐』

斎藤幸平(編著)『未来への大分岐-資本主義の終わりか、人間の終焉か?』(2019.8、集英社新書)-
 https://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0988-a/ 

1987年生まれの編著者(ベルリン・フンボルト大学哲学科修了、大阪市立大学大学院・経済学研究科准教授)によると、人類は今、胸元に拳銃をつきつけられているような危機(政治・経済の悪化、社会の閉塞感、気候変動等)にあり、その根本原因は資本主義そのものにあるとのこと。
 この「大分岐の時代」にオルタナティブな未来を探るため、現在、世界で最も注目されている3人の知識人との対話を行ったのが本書です。

 マイケル・ハート(政治哲学者、デューク大教授)との対話では、「コモン」に焦点が当てられます。  … 続きを読む

【オーシャン・カレント】石井一也先生(香川大)

石井一也先生は1964年東京・足立区生まれ。
 京都大学大学院経済学研究科博士後期課程を修了し、スタンフォード大学経済学部客員研究員等を経て、現在は香川大学法学部教授(博士(経済学))。

脱成長ミーティング公開研究会

 経済学を専門とされる石井先生の主な研究対象は、マハートマ・ガンディー(1869~ 1948)です。ガンディーは、非暴力・不服従運動を通じて旧宗主国・イギリスからの独立を指導した「インド独立の父」で、経済学者ではありません。… 続きを読む

【F.M.豆知識】減速する世界の経済成長率

昨年(2019)10月、国際通貨基金(IMF)は世界経済見通しを改訂し、2019年の世界の経済成長率を3.0%と予測しました。7月時点から0.2ポイント下方修正され、金融危機直後の2009年以来10年ぶりの低い水準となりました。
 ちなみに3%は好不況の境目とされる数値です。

 リンク先の図184は、1980年以降の世界の国内総生産(GDP、名目)と、実質経済成長率の推移を図示したものです。
 https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2020/01/184_GDP.pdf


 これによると、世界のGDPは2000年頃まで順調に右肩上がりで推移し、さらに2000年代後半には年5%近い高い成長を続けました。… 続きを読む

【ブログ】「初舞台」を飲む会@ちよだいちば(東京・神田)

東京・千代田区神田錦町にあるちよだいちばは、日本各地の「食」が集まるアンテナショップ。
 作り手の顔が見える地方の野菜や果物、こだわりの特産品等を求めることができ、各地の特産品を詰め込んだ月間/日替わり弁当は好評です。

 また、地域の作り手の方が見えられてのイベントも頻繁に開催されており、リアルに顔を合わせることができます)。… 続きを読む

【ブログ】石井一也先生「ガンディー思想と現代」(脱成長MTG)

2020(令和二)年の正月。
 米・イラン対立など不穏な世の中で、個人的には家族揃って穏やかな正月休み。いつものようにお節と雑煮、近所の神社への初詣など。

長かった正月休みの最終日(2020年1月5日(日))は、気温は低めながら穏やかな1 日。
 高田馬場から神田川沿いを歩いて、東京・江戸川橋の… 続きを読む

【ブログ】車座座談会&忘年会:ヒーロー、ヒロイン達の集い

元号が替わった2019年も、いよいよ押し詰まってきました。
 12月26日(木)は、早めに退庁して東京・神田の47都道府県レストラン・箕と環(みのとわ)へ。「なみへい」の後継店です。
 16時半頃に到着すると、今夜のイベントのスタッフの方たちが、川野元基店長とともに食事の準備中。… 続きを読む