ウクライナや中東など、世界ぜんたいに平和と幸福が一日も早く到来することを、心から祈ります。

-より豊かな未来の食のために-
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去る2025年4月19日(土)、東京・内幸町で開催されたあすか倶楽部第251回定例会における説明資料です。… 続きを読む
自宅の向かいにある幼稚園のソメイヨシノはほとんど散ってしましましたが、八重桜は満開です。
自宅ガレージの前に「みんなの椅子」を置いてみました。近所の方が一休みするのに役に立てばいいのですが。
故郷の徳島からは、今年も春にんじんが届きました。滴るような鮮やかな色です。早速、天ぷら、しりしり、ラペ、スープなどにして頂きました。ご馳走様です。
さて、私はラジオが大好きで、毎日、かなりの時間を(ながら)聴取しているのですが、そのラジオについて残念なことがありました。
平日の毎日午後、B放送が生放送している報道・情報番組の3月17日(月)の放送では、米問題が取り上げらました。正に時宜を得たテーマです。… 続きを読む
2025年4月11日(金)は、1年ぶりに熊本へ。
13時過ぎに阿蘇くまもと空港に到着。快晴です。昨年と同様、妻の友人であるHさんがお忙しいなか出迎えて下さいました。前日は荒れ模様の天気だったとのこと。
今年は水前寺成就園を案内して下さいました。偶然お会いした外国人ツアー客の案内係をされているという女性に勧められ、新しくできたお洒落なカフェ/ギャラリーで水前寺菜のお豆腐、南関揚げの稲荷ずし等を頂きました。… 続きを読む
-井出留美『私たちは何を捨てているのか-食品ロス、コロナ、気候変動』(2025年3月、ちくま新書)-
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480076779/
【ポイント】
著者は食べものを捨てることは自分のたましいを捨てることであり、目の前の食べものとどう向き合うかは自分自身の生き方そのものあるとしています。
著者は外資系食品工業の広報やフードバンク活動に携わった食品ロス問題ジャーナリスト。… 続きを読む
【ポイント】
米の収穫量は1.7mmのふるい目ベースで把握していますが、作況指数については都道府県ごとに最も多くの農家が使用しているふるい目(1.8~1.9mm)ベースで算定しています。
【ポイント】
食料自給率が長期的に低下してきた最大の要因は、消費者の食生活(食の選択)の変化にあります。
3月30日(日)の「令和の百姓一揆」(イベント情報欄参照)には、私も「農業問題は都市住民の問題」と染め抜いた幟を掲げて行進に参加する予定です。なぜ農業問題は都市住民(消費者)の問題なのかを端的に表わしたグラフが、リンク先の図313です。
https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2025/03/313_gekihen.pdf
折れ線グラフにあるように、1960年度にはカロリーベースで79%、生産額ベースで93%あった食料自給率は、2022年度はそれぞれ38%、58%へと大きく低下しています。食料自給率(消費量/国内生産量)が低下したということは、すなわち国産農産物に対する需要が減少し、代わって輸入食料に対する需要が増加したことを示しています。このことが、正に現在の農業の現場が危機(農業所得の低迷、担い手や農地の減少)に直面している原因に他なりません。… 続きを読む
◇フード・マイレージ資料室 通信 No.313◇
2025年3月29日(土)[和暦 弥生朔日]… 続きを読む
2025年3月5日(水)
今夜のコツコツ小咄。
「いい加減、はっきりと本当のことを話せばいいのに」
「白状(百条)委員会だけにね」
この知事なる人の言動や立ち居振る舞いを見ていると、人間も社会も劣化が進んでいると思わざるを得ません。太平洋の向こうの「王様」も同じですが。… 続きを読む
2025年2月5日(水)
今夜のコツコツ小咄。
「もう少し暖かくなってから咲いたらいいのにね」
「そうね」
「老婆(ロウバイ)心ながら」… 続きを読む
2025年3月30日(日)は、前日の冷たい雨から一転して晴天に。
東京都心でソメイヨシノが満開になったこの日は、日本の食料と農業にとって記憶される一日になったかも知れません。
全国各地で「令和の百姓一揆」が行われたのです。
-古沢広祐『今さらだけど「人新生」って?-知っておくべき地球史とヒトの大転換点』(2024.3、WAVE出版)-
https://www.wave-publishers.co.jp/books/9784866214306/
【ポイント】
著者は、人間自らが引き起こした自滅の危機を免れるためには、世界全体の地球市民的な連帯と、グローバル資本主義の変革が不可欠としています。
著者は1950年東京生まれの國學院大學客員教授、農学博士。… 続きを読む
【ポイント】
米の収穫量調査については、主食として供給可能な米の総量を把握することを目的に実施していることから、生産者の実感とずれる場合があり得ます。
【ポイント】
東京都を始めとする都市部の食料自給率は極めて低い水準にあり、仮に緊急事態が生じた場合の食料供給のリスクは大きなものとなっています。
3月30日(日)には所得低迷に苦しむ全国の農業者が立ち上がり、「令和の百姓一揆」のトラクター行進が行われる予定です(イベント情報欄参照)。しかし農業問題は、私自身を含む都市住民(消費者)の問題にほかなりません。
まず、食料自給率が長期的に低下傾向で推移してきた原因は、食料消費(消費者の食の選択)の激変にあります。国内で自給可能な米の消費は1960年度に比べて6割減少した一方、飼料や原料を輸入に頼る畜産物や油脂の消費量は3~4倍へと急増したこと(食の洋風化)が、食料自給率を低下させてきました。
現在の食料自給率はカロリーベースで38%、生産額ベースで58%と、諸外国と比べて低い水準にありますが、これを都道府県別にみたものがリンク先の図312です。… 続きを読む