訪ねて下さり有難うございます。

フード・マイレージとは、食料の輸送量に輸送距離を掛け合わせた指標。この単純な数値が、私たちの身近な食生活と地球環境問題との関わりについて気付くきっかけとなります。
 また、産地や生産者のことに思いを馳せるよすがともなります。

本サイトは、フード・マイレージ指標を参考にしつつ、より豊かな未来の食の実現に向けて、食べ物や農林水産業についてともに考えるために、開設したものです(主宰者が個人で運営しているものです)。

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新着情報

以下には記事を新着順に掲載してあります。カテゴリー毎の記事は上の「メニュー」からご覧下さい。

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【オーシャン・カレント】きっかけ食堂

【ポイント】
 2014年、京都の学生たちの「東北の被災地を思い出す時間を作りたい」という思いから始まった「きっかけ食堂」が、現在も京都、東京、仙台で続けられています。

きっかけ食堂が京都で発足したのは2014年5月。東日本大震災から3年が過ぎ「風化」が進む中、東北に行かなくても月に1回でも東北を思い出す時間を作ろうと、立命館大学の学生3名(当時)が立ち上げました。東北の食材を使った美味しい料理やお酒を楽しむことが、無理なく震災や東北を思い出すきっかけになると考えたそうです。
 その後2019年にはNPO法人格を取得し、発足から10年を過ぎた現在も、京都、東京、仙台で月1回のイベントを開催し続けており、随時、オンラインイベントも開催されています(先日は能登に新規就農し被災されたご夫妻がゲストに招かれていました)。

きっかけ食堂は「誰がどこにいても、地域への想いをカタチにできる世界を作る」プラットフォームとして、多様な地域への“想い”を応援し、支え合うコミュニティの役割も果たしています。… 続きを読む

【豆知識】避難地域12市町村の居住率の推移

【ポイント】
 東京電力・福島第一原発の事故に伴い発出された避難指示の解除が遅かった市町村の居住率は、15年目の現在も低い水準にとどまっています。

2011年3月11日、東京電力・福島第一原子力発電所の事故の発生を受けて政府は原子力緊急事態宣言を行い、原発周辺の市町村に避難指示を発出しました。これら市町村の住民は、住民票もそのままに避難を余儀なくされました。その後、避難指示の区域は次第に縮小され、避難先から帰還する住民も増加しています。
 リンク先の図336は、避難指示が出された福島・浜通り地方の12市町村(一部地域)の居住状況(居住率の推移)を示したものです。なお、居住率とは、住民基本台帳に登録されている人口に対する現に居住している者の数の割合です。
https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2026/03/336_fukushima.pdf続きを読む

【ブログ】81回目の「3.10」に思うこと

1945(昭和二十)年3月10日、東京はアメリカ軍のB29爆撃機300機による大規模な空襲に見舞われました。犠牲者は10万人にのぼるとも言われています。
 その犠牲者を追悼するとともに、平和の意義を確認し意識高揚を図るため、東京都は3月10日を「平和の日」と定め、毎年、記念式典を開催しています。

ホームページを見て事前に申し込んでいたところ、当選して案内を頂いたので、2026年3月10日(火)の午後、新宿に足を運びました。 

新宿の都庁第一本庁舎1階で受け付け(都庁はデカすぎていつも迷います)、白い菊の花のリボン、入館証、座席表を受け取った後、職員の方が5階の大会議場まで誘導して下さいました。… 続きを読む

【ほんのさわり】杉本鉞子『武士の娘』

-杉本鉞子『武士の娘』([新訳]2016.3、PHP研究所)
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-82778-0

【ポイント】
 日系人移民排斥運動が広る第二次世界大戦前のアメリカにおいて、杉本鉞子が英文で発表した『武士の娘』は、戦中戦後の日米間の相互理解等に大きく貢献しました。

杉本鉞子(えつこ)は1873(明治6)年、旧越後・長岡藩(現在の新潟・長岡市)の筆頭家老の娘として生まれました。幼少時代は厳格な武家の教育を受け、1898(明治31)年、25歳の時に結婚のために渡米します。… 続きを読む

【豆知識】日本-アメリカ間の農林水産物貿易の推移

【ポイント】
 日本-アメリカ間の農林水産物貿易は日本の大幅な入超が続いていますが、いわゆる日本食ブームもあり、近年は日本からアメリカヘの輸出も増加しています。

日本にとってアメリカ合衆国は、外交、経済、安全保障など広い分野で最も重要・緊密な関係を有しています。
 日米関係は1854年の「日米和親条約」の締結に始まり、1941~45年には太平洋戦争を戦い、戦後は自動車等のアメリカへの輸出を通じて日本は復興と高度経済成長を遂げました。一方、農林水産物貿易については、一貫して日本の輸入超過の状況が続いています。
 リンク先の図335は、2000年以降の日本-アメリカ間の農林水産物貿易の推移を示したものです。… 続きを読む