-斎藤幸平『人新世の「黙示録」』(2026.4、集英社)-
https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-737010-2
【ポイント】
著者は国家による計画経済化が必要で、「下からの自治の力」を育てることが重要と主張していますが、果たして現在日本にその土壌があるかどうかは懐疑的です。

2020年に出版され大きな反響を呼んだ前著『人新世の「資本論」』については、当時のメルマガ(No.207)の本欄で、気候危機が深刻化するなかでのマルクス理論を踏まえた鋭利な現状(資本主義)批判に比べて、将来に向けての具体的処方箋(<コモン>を重視する「脱成長コミュニズム」)については物足りないと、率直に書かせて頂きました。… 続きを読む






