【ブログ】コロナと農、食

なかなか梅雨が明けず、農作物への影響が懸念されています。すでに野菜は値上がりしています。
 そのようななかでも、自宅近くに一画を借りている市民農園では、今年は枝豆が豊作。
 毎日のように畑で収穫してきて、風呂を浴び、茹でたての枝豆とビール。至福の時間。

時々虫食いがあるのですが、この日ついに犯人を発見。鞘に潜り込むようにして食い荒らしていたのはヤスデでした。
 現行犯でしたがそのまま釈放。… 続きを読む

【ブログ】2020年7月

2020年は7月に入って早々、九州・熊本を中心に全国的に甚大な豪雨被害が発生。泥水に覆われた人吉市のニュース映像など、知人もいるだけに心が痛みます。お見舞いを申し上げます。

 一方で新型コロナウイルスの新規感染者数が再び増加傾向に。東京都中心だったのが全国に拡がりつつあります。

そのようななか、個人的にも大きな出来事がありました。
 7月6日(月)夜、母が92歳で旅立ちました。
 かねて自宅で療養中で、この日も介助しつつ量は少ないながら夜食を摂り、好きだったデザートのプリンも一口。30分ほどベッド脇を離れて戻ると、呼吸が止まっていました。… 続きを読む

【ほんのさわり】古沢 広祐『食・農・環境とSDGs』

−古沢 広祐『食・農・環境とSDGs−持続可能な社会のトータルビジョン』(2020.2、農山漁村文化協会)−
 http://shop.ruralnet.or.jp/b_no=01_54019209/

著者は1950年東京生まれ。京都大学大学院農学研究科で博士課程(農林経済)を習得、現在は國學院大學経済学部教授(本書「おわりに」によると、3月末で定年退職とのこと)。

 環境社会経済学や持続可能社会論を専門とする研究者であると同時に、NGO等で地球市民的な活動にも積極的に取り組んで来られた方で、様々な国際的な会合(1992年地球サミット、2015年COP15会合、国連総会等)にも参加されています。… 続きを読む

【オーシャン・カレント】国産農林水産物等販売促進緊急対策等

農林水産省では、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い様々な活動が自粛されるなか、国産農林水産物の販売促進を支援する取組みを実施しています。
 これには次の4つの支援プログラムがあります。

1 インターネット販売推進事業
 インターネット販売サイトを通じて販売を行う際の配送費を支援。… 続きを読む

【豆知識】外食の売上げの推移

(一社)日本フードサービス協会(JF)は、毎月、会員の飲食関連会社を対象として売上高等を調査しています。
 これによると、2020年2月頃まではほぼ前年同月並みで推移していた売上高(全店舗)は、新型コロナウイルスの感染が拡大してきた3月は前年同月に比べ17%減少し、さらに緊急事態宣言が発出された4月には40%と大幅に落ち込みました。
 https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2020/07/196_gaishoku.png

 その後、徐々に緊急事態宣言が解除された5月には32%減と4月よりいくぶん回復したものの、引き続き大幅な減少となっています。
 また、客数は38%減少している一方、客単価は逆に前年同月を9%上回っています。… 続きを読む