【ブログ】Let’s enjoy デコボコ野菜、ほっこり日本酒会

2019年の9月も下旬へ。緑のカーテンのカラスウリも色付きました。
 2週連続の3連休の最後の日、9月23日(月・祝)は東京・浅草橋へ。

 駅周辺は下町らしい雰囲気。
 北に向かって歩きます。旧町名の由来案内。皮革の専門店が何軒か。
 甚内神社という小さなお社は、甲斐武田氏の重臣・高坂弾正の子を祀ったもので、病気平癒の … 続きを読む

【ほんのさわり】青木美希『地図から消される街』

-青木美希『地図から消される街-3.11後の「言ってはいけない真実」』 (2018.3、講談社現代新書)-
 http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000190725

著者は北海道新聞等を経て朝日新聞の記者。
 携わった「手抜き除染」報道等は新聞協会賞を受賞し、さらに本書は貧困ジャーナリズム大賞、日本医学ジャーナリスト協会賞特別賞を受賞しています。… 続きを読む

【オーシャン・カレント】ICRPの新勧告草案

ICRP(国際放射線防護委員会)とは放射線防護の専門家による一種の国際NGOです。
 これまで150近く出されている勧告等は、国連機関の指針等に反映されるとともに、各国の放射線防護に関する法制度等に取り入れられています。
 2011年3月の福島原子力発電所の事故に関する日本政府の放射線防護に関する施策も、ICRPの勧告に基づいて行われています。

 そのICRPが、現在、福島原発事故を踏まえた新しい勧告を作成しており、その草案がホームページ上に公開され、9月20日を期限としてパブリックコメントが実施されています。
(9/23追記:その後、締め切りは10月25日に延期されています。)… 続きを読む

【豆知識】震災関連死の死者数の推移

震災関連死とは、建物の倒壊や津波など直接的な理由ではなく、震災による負傷の悪化や避難生活における身体的負担(疾病等)による死亡のことです。

 リンク先の図176は、東日本大震災における震災関連死の死者数を、死亡の時期別、都道府県別に示したものです。
 https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2019/09/176_kanren.pdf

 2019年3月31日現在における死者数は、1都9県で計3,723人。
 都道府県別にみると、福島県が2,272人と全体の61%を占めており、次いで宮城県(25%)、岩手県(13%)となっています。… 続きを読む

【ブログ】ぶらり川越史跡めぐり

2019年9月も半ば。不順な天候が続きますが、晴れると秋の青空が広がります。
 9月13日(金)は仲秋。雲を透かして月を望むことができました。

 15日(日)、自宅近くの河川敷の緑道には何故かモンキチョウの群れ(写真はメス)。

翌9月16日(月)は三連休最終日、敬老の日。
 朝からの強い雨は9時頃には小降りになってきたので、かねての計画通り埼玉・川越を訪ねました。… 続きを読む

【ブログ】「IPRC勧告草案にパブコメを書いてみる」(市民研学習会)

2019年9月9日(月)午前5時頃、強い台風が東京湾を縦断し千葉市付近に上陸。週明けの首都圏の交通は大混乱。

 昼休みに職場近くの日比谷公園を訪ねてみると、松本楼脇の大きなアオギリの木が倒れていました。地面には、たくさんのまだ青い銀杏。気温も急上昇。
 なお、千葉県では広域に停電や断水の被害、1週間を過ぎても復旧していません。

ちなみにこの週は、農林水産省・消費者の部屋(東京・霞ヶ関)では福島の森やキノコに関する特別展示が開催されていました。
 福島県産の栽培キノコは安全性を確認した上で出荷されていますが、天然のキノコは今も出荷制限中。放射能汚染の影響は、事故から8年半たった現在も継続しています。… 続きを読む

【ブログ】Jazz & Reading Night「本当の戦争の話をしよう」

2019年9月6日(金)は久しぶりの晴天、気温も上昇。
 台風13号は先島諸島から朝鮮半島に抜けつつありますが、週末には台風15号が本土に接近との予報。

 終業後は東京・国分寺へ。
 中華料理店で腹ごしらえ(肉あんかけ炒飯など。美味!)した後、アートとジャズのライブハウス “… 続きを読む

【ほんのさわり】金子美登ほか『有機農業の技術と考え方』

-中島紀一、金子美登、西村和雄 (編集)『有機農業の技術と考え方』(2010.7、コモンズ)-
 http://www.commonsonline.co.jp/books2010/2010/07/08/%E6%9C%89%E6%A9%9F%E8%BE%B2%E6%A5%AD%E3%81%AE%E6%8A%80%E8%A1%93%E3%81%A8%E8%80%83%E3%81%88%E6%96%B93%E5%88%B7/ 

本書は、有機農業推進法の制定(2006)後の有機農業の全体像を整理するとともに、将来の方向性について考察したものです。

 編著者の一人・中島紀一先生(茨城大農学部教授(当時))によると、農薬や化学肥料を使用しないというのは「有機農業の入り口についての部分的な認識」に過ぎないとのこと。… 続きを読む