2021.3/17(水)
今夜のコツコツ小咄。
「ここから再び、スポーツの花が咲き誇っていくんです」
「百花(サッカー)繚乱ですね」
撮影地:福島・Jヴィレッジ(2021.3/11)… 続きを読む
-より豊かな未来の食のために-
2021.3/17(水)
今夜のコツコツ小咄。
「ここから再び、スポーツの花が咲き誇っていくんです」
「百花(サッカー)繚乱ですね」
撮影地:福島・Jヴィレッジ(2021.3/11)… 続きを読む
−國分功一郎『原子力時代における哲学』(晶文社、2019/9)−
https://www.shobunsha.co.jp/?p=5494
東電福島第一原発の事故を受けて「原発をなくしたいと心の底から思っている」著者が、2013年に行った連続講座「原子力時代の哲学」の記録です。ともすれば難しい哲学の用語なども、一般市民向けに分かりやすく解説してくれています。
科学技術に酔っていた1950年代、核兵器ではなく原子力という技術(「核の平和利用」)自体の危険性を正面から指摘した唯一の哲学者が、ハイデッガーでした。
人類は、地上の生態系を超越した原子力技術を開発・獲得したことにより、まるで神になったかのような錯覚(全能感)に浸りました。… 続きを読む
河北新報社(宮城・仙台市)は3月1日(月)、東日本大震災で津波被害を受け、あるいは原発事故により避難区域が設定された岩手(12)、宮城、福島(各15)の計42市町村の首長を対象としたアンケート調査結果を公表しました。
これによると、復興の進み具合を0〜100%の数値で示す「復興度」については、岩手、宮城では「90%以上」と考える首長が9割以上を占めています。これら両県では、大半の首長が復興は総仕上げの段階に入ったと認識していることが伺えます。
ところが、福島県では過半数の首長が復興度は「30〜70%」と回答しており、原発事故の影響が明らかとなっています。
また、復興の完了時期の見通しについては、3県で「2021年度末ごろ」が7人、「25年度末ごろ」が5人等となっていますが、福島県内では7人が「見通せない」と回答しています。… 続きを読む
去る3月2日(火)、国際エネルギー機関(IEA)は2020年までの二酸化炭素(CO2、エネルギー起源)排出量を公表しました(リンク先の図213)。
https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2021/03/213_IEA.pdf
これによると、2020年の世界のエネルギー起源のCO2排出量は315億トンとなり、前年から5.8%(20億トン)減少しました。これは第2次世界大戦以降で最大の減少幅であり、絶対量としては欧州連合の排出量に相当し、人類の歴史上前例のないものとのことです。
特に、新型コロナ感染症の拡大に伴うロックダウン等により、国際及び国内移動が制限されたため、運輸セクターのCO2排出量は14%と大きく減少しています。
感染症という予期せぬ(望まない)要因によるものとはいえ、世界のエネルギー消費量(CO2)は右肩上がりで推移するものであるといった「常識」は、否定されたのです。… 続きを読む
◇フード・マイレージ資料室 通信 No.213◇
2021年3月13日(土)[和暦 如月朔日]… 続きを読む
2021.3/3(水)
今夜のコツコツ小咄。
「どうして謝罪会見に社長が出てこないんだ! 本人を出せ!」
「ひな壇だけに、代理(内裏)がつきものかと」… 続きを読む
2021年3月12日(金)は、「Present Tree in ひろの~復興10周年を心に刻むライトアップ&祈りのスカイランタン」の2日目(初日の模様はこちら)。… 続きを読む
2021年3月11日(木)は、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故から丸10年の節目の日。
1泊2日のバスツアー「Present Tree in ひろの~復興10周年を心に刻むライトアップ&祈りのスカイランタン」の当日は、快晴に恵まれました。… 続きを読む
−赤松利一『藻屑蟹』(徳間文庫、2019.3)−
https://www.tokuma.jp/book/b493527.html
著者は1956年香川県生まれ。会社も家庭も破綻して東日本大震災後の東北で土木作業員、除染作業員を経験。その後上京し「住所不定」の生活を送りつつ、漫画喫茶で書き上げた本書で第1回大藪春彦新人賞を受賞(2018)したという方(!)。
福島・浜通りにある某市でうだつの上がらないパチンコ店の店長をしていた主人公は、毎夜、札束の夢を見てうなされるほどのカネの亡者。高校時代の同級生に誘われて除染作業の監督者になり、そこで知り合ったベテラン原発作業員の遺書をネタに電力会社を脅そうとたくらみます。
何でもカネで解決しようとする電力会社、日当は「中抜き」され人権さえ無視される原発作業員、補償金や義援金が生む断絶、原発事故からの避難者と地元住民との軋轢なども描かれます。著者が「自分で見てきたこと」を基にしているそうです。… 続きを読む
東電福島第一原発の事故から10年近くが経過し、基準値を超える食品はほとんど検出されなくなっている一方で、震災直後と比べて報道等で情報を得る機会は減っています。また、いわゆる「風評被害」も払拭されてはいません。
内閣府食品安全委員会、消費者庁、厚生労働省及び農林水産省は、食品に関するリスクコミュニケーション「共に考える 食品中の放射性物質」をオンラインで開催します。学識経験者や行政からの情報提供を受けて、関係者の間で意見交換を行うものです。ポケマル等でお世話になっている福島・いわき市の生産者の方も登壇される予定です。
動画等は2021年3月1日(月)から公開、7日(日)までの間に意見・質問等を受け付け、回答は後日ウェブサイトに掲載されるとのことです。
(参考)消費者庁HP… 続きを読む
東日本大震災と東京電力福島第一原発の事故から、間もなく丸10年を迎えます。その間、特に被害が大きかった三県(岩手、宮城、福島)の経済はどのように推移してきたでしょうか。
リンク先の図212の下半分は、三県及び全国の県内(国内)総生産の推移を、震災前の2010年を100とした指数で示したものです。
https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2021/02/212_kenGDP.pdf
全国のGDPは2018年には110となりました。つまり経済は10%成長したのです。
これに対して被災三県のGDPは、2011年には岩手を除いて落ち込んだものの、その後回復し、おおむねね全国の水準を上回る成長を続けてきました。ただし福島については、最近はほぼ全国と同水準となっています。… 続きを読む
◇フード・マイレージ資料室 通信 No.212◇
2021年2月26日(金)[和暦 睦月十五日]… 続きを読む
2021.2/17(水)
冷え込んできた今夜のコツコツ小咄。
「この魚にだって、けだかい志があるんだ」
「高邁(氷下魚)なのね」… 続きを読む