【ポイント】
原発事故により全村避難を余儀なくされた飯舘村では、閉鎖されたホームセンターの建物が「つながりを再生する秘密基地」に生まれ変わっています。
2011年3月の東電福島第一原発の事故により、飯舘村は全村避難を強いられ、村内で営業していた多くの商業施設も閉鎖を余儀なくされました。… 続きを読む
-より豊かな未来の食のために-
「F. M. Letter -フード・マイレージ資料室 通信-」のなかで、食や農の分野について先進的かつユニークな活動に取り組んでおられる方達やトピックスを紹介しています。(鋭意更新中)
【ポイント】
原発事故により全村避難を余儀なくされた飯舘村では、閉鎖されたホームセンターの建物が「つながりを再生する秘密基地」に生まれ変わっています。
2011年3月の東電福島第一原発の事故により、飯舘村は全村避難を強いられ、村内で営業していた多くの商業施設も閉鎖を余儀なくされました。… 続きを読む
【ポイント】
今後、農用地の保全、地域資源を活用した農泊や農福連携等の推進体制づくりなどの面で「農村RMO」の展開が期待されます。
RMO(Region Management … 続きを読む
【ポイント】
雑穀の里・西原に伝承されてきた技や知恵や食文化を、これからも受け継いでいくことが必要です。
【ポイント】
持続的な食料供給のためには、コストが合理的に価格に反映(転嫁)されることが必要です。このことについて私たち消費者も理解し、実践していく必要があります。
本年6月に改正・施行された食料・農業・農村基本法において、基本理念の最初に位置付けられた「食料安全保障の確保」とは「良質な食料が合理的な価格で安定的に供給され、・・・」と定義されています(第2条1項)。… 続きを読む
【ポイント】
国の食料・農業・農村政策審議会で、次期の食料・農業・農村基本計画についての議論が始まっています。
食料・農業・農村政策審議会とは、食料・農業・農村に関する重要事項について調査審議する機関として、食料・農業・農村基本法(改正後の法では第52条)に基づいて設置されている審議会です(「農政審」と略して呼ばれることもあります)。学識経験者、各種団体(生産、流通、消費等)、マスコミ等の代表22名の委員から構成され、現在の会長は大橋 … 続きを読む
【ポイント】
2023年度の食料自給率は、カロリーベースについては前年並みの38%、生産額ベースについては3ポイント上昇し61%となりました。
【ポイント】
米の在庫量は過去最低水準にあるものの、当面の需給がひっ迫している訳ではありません。しかし、米の1人当たり収穫量は、終戦直後の半分以下となっています。
【ポイント】
ご飯一杯分の米の値段は約30円。缶コーヒー、お菓子、カップ麺等と比べても非常に安いものとなっています。
先日、小農学会事務局の佐藤弘さんが興味深いポスターを送って下さいました。以前に元九州大学助教の佐藤剛史先生と一緒に作られたものだそうです。
https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2024/07/gohan_ippai-scaled.jpg
A4版の黒を基調としたポスターの中央には、湯気の出ている一杯のご飯の写真。右側には「ご飯一杯の値段」というロゴがあり、「5kg=2000円として1kg=400円、茶碗一杯約30円」との説明。上下には、缶コーヒー1/3本、チョコボール4個、カップ麺5分の1杯、コンビニおにぎり1/4かけら等の写真が並んでいます。これらはいずれもご飯一杯分の値段に相当する量です。… 続きを読む
【ポイント】
沖縄の出生率が高い要因には様々なものがあるとされていますが、太平洋戦争で子どもも含めて多くの犠牲者を出したという歴史的事実も背景にあるのではないでしょうか。
【ポイント】
歴史人口学者の速水 融氏は「大都市は周辺の地域から人を引き付けておいて高い死亡率で人を殺してしまう」という「都市アリ地獄説」を唱えています。
以前にも紹介しましたが、歴史人口学者の速水 融(あきら)氏が唱えているのが「都市アリ地獄説」です。… 続きを読む
【ポイント】
新基本法では、食料の持続的な供給のために消費者がより積極的な役割を果たすことが期待されていますが、その実態とは大きなギャップがあります。
【ポイント】
田んぼに一日に何度も足を運ぶことの大切さを表す、古くから言い伝えられてきた言葉です。
撮影地:新潟・上越市大賀(2016.7/31、2018.8/11)
元々の出典は不明ですが、田んぼに足しげく通い、稲の生長の様子、田んぼの水深、けい畔の様子等を自らの目で確かめ、必要に応じて水量の調節や草刈りなどの手間をかけることの大切さを表した言葉として、広く知られています。… 続きを読む
【ポイント】
消滅可能性ランキング1位とされる群馬・南牧村では、地元の方を含め移住者など様々な方が、特産品づくりや民宿等の地域活性化に取り組んでおられます。
【ポイント】
熊本・山都町生まれの寺崎 彰さんは、故郷の山や森の魅力を発信し伝える活動に取り組んでおられます。
【ポイント】
「つなぐ棚田遺産」とは、代表的な農村景観ともいえる棚田を保全・継承していくための取組みで、現在、全国で271か所が認定されています。
山や谷間の傾斜地に階段状に作られた棚田は、美しい農村景観の代表の一つです。日本の棚田の多くは長い歴史を有し、国民への食料供給にとどまらず、国土の保全、水源の涵養、生物多様性の保全、良好な景観の形成、伝統文化の継承等に大きな役割を果たしてきました。… 続きを読む