【ブログ】2021年のゴールデン・ウィーク

世界中がコロナに目を奪われていますが、紛争や暴力が続いている地域があることを忘れてはなりません。

 フォト・ジャーナリストの高橋美香さんは、何度もパレスチナを訪ね、現地の方のお宅に長期滞在するなどして、紛争地に暮らす人々の様子を写真と文章で紹介してこられました。
 知人、友人の中には、理不尽に命を奪われた方もおられるそうです。… 続きを読む

【ほんのさわり】平賀 緑『植物油の政治経済学』

 −平賀 緑『植物油の政治経済学』−
 http://www.showado-kyoto.jp/book/b432689.html

著者は1971年、広島県出身。
 香港留学、新聞社や金融機関勤務を経て、京都・丹波で「田舎暮らし」を実践しながら市民運動を企画・運営。その後に大学院に入り、ロンドン市立大学修士(食料栄養政策)、京都大学博士(経済学)を取得され、現在は京都橘大学准教授を務められているというユニークな経歴をお持ちの方。… 続きを読む

【オーシャン・カレント】巻き寿司やさん(東京・八王子市)

−巻き寿司やさん(東京・八王子市)−
 https://www.yahatameikomaki.com/

本メルマガNo.160でも紹介させて頂いた八幡名子さん(やはた・めいこさん、映像作家、巻き寿司大使、飾り巻き寿司1級インストラクター)が、本年1月、月1日のテイクアウト専門の巻き寿司店をオープンされました。
 その名も、巻き寿司やさん。

 これまでも「食べる通信」や「ポケットマルシェ」を通じて出会った全国の農家や漁師さん、あるいは地元の伝統野菜の生産者の方たちの食材を伝える活動を続けてこられた名子さんが、ついにその拠点を構えられたのです。… 続きを読む

【豆知識】カロリーベース食料自給率の推移

日本のカロリーベース食料自給率が諸外国に比べて低いことは、よく知られていますが、過去から低かったわけではありません。
 リンク先の図216は、カロリーベースの総合食料自給率について、1965年と2019年の数値の推移を、品目別に示したものです。
 https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2021/04/216_jikyuritu2.pdf

図の緑色が国産(自給)分、橙色が輸入分を示しています。また、黄色は輸入飼料によって国内で生産された畜産の分で、これは計算上、輸入に算入されます。
 四角形の面積に占める緑色の面積の割合が、自給率に相当します。… 続きを読む

【ブログ】渋沢平九郎の峠道

2021年4月20日(火)は快晴、今年初の夏日になるとも予報も。
 渋沢栄一を主人公とした大河ドラマが放映されていることもあり、久しぶりに顔振峠(かあぶり、こうぶり)峠を訪ねることに。

 西武池袋線・吾野(あがの)駅に着いたのは10時26分頃。ちなみにここから先は「西武秩父線」になります。
 秩父街道沿いの旧吾野宿続きを読む

【ほんのさわり】ドキュメンタリ映画『いただきます2 −ここは、発酵の楽園』

公式ホームページより(https://itadakimasu2.jp/)

−ドキュメンタリ映画『いただきます2 −ここは、発酵の楽園』-
 https://itadakimasu2.jp/

この映画の製作(プロデューサー、監督、撮影、編集、デザインなど)を全て一人で担っているのが、オオタヴィンさん(愛知出身、東京・高尾在住の日本人の方です)。… 続きを読む

【オーシャン・カレント】輸入小麦の政府売渡価格の改定(値上げ)

(農林水産省HPより)

米と並ぶ主要食糧である小麦は、需要量の9割を輸入に依存しているため、政府が自ら計画的に輸入すること(国家貿易)により安定供給を図っています。
 輸入小麦の政府から民間への売渡価格については、国際相場の変動の影響を緩和するため、6ヶ月間の平均買付価格をベースに算定し、年2回改訂を行っています。

小麦の国際価格は、最近、米国・カナダ産小麦に対する中国の旺盛な買付け、2月中旬の米国中央部の寒波による小麦生育への影響懸念などにより上昇しています。このため、2021年4月からの輸入小麦の政府売渡価格は、前期に比べて5.5%引上げられました。
 物価や家計への影響は限定的と考えられていますが、大手製粉メーカー等は製品の値上げを発表しています。… 続きを読む

【豆知識】水稲の生産/消費量の推移と人口予測

1993(平成5)年は記録的な冷夏と日照不足のため米は大不作に。需要を大幅に下回ることが明らかとなり、消費者の買いだめが広がるなどパニック的な「平成の米騒動」が発生しました。
 リンク先の図215の青い棒グラフは、1960年以降の米の生産量(水稲の収穫量)を表しています。
 1970年代には1300万トン前後の年もあった生産量は、豊凶の影響を受けつつも右肩下がりで推移し、「米騒動」の1993年には761万トンと大きく落ち込みました。その後も減少が続き、最近3年は1993年の生産量を下回っているのです。
 https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2021/04/215_kome.pdf

それにもかかわらずパニックが全く起こっていないのは、米の消費量が大きく減少しているためです。1960年代には1人年間120kg近くあったのが現在は50kg台前半と、実に4割近くの水準となっています(赤い折れ線)。… 続きを読む