【ブログ】和歌山へ(梅収穫ワーケーション、熊野)

2025年6月8日(日)は、和歌山・みなべ町へ。
 福島オーガニックコットンや Present Tree のツアーで何度かご一緒した島野裕子さんに、梅収穫ワーケーションのツアーに誘っていただいたのです。主催は、島野さんたち立教セカンドステージ大学の同窓生の方たちが立ち上げた… 続きを読む

食と農の市民談話会-開催実績

「食と農の市民談話会」は、食(食卓、消費者、都会)と農(産地、生産者、農村)の間の距離を縮め、顔の見える関係づくりを目的として、2021年6月から24年9月にかけて、断続的に計15回にわたり開催しました(うちオンライン9回、リアル6回)。
 参加して下さった皆様、ゲスト講師の皆様に感謝申し上げます。

 今後は、「食と農の市民フォーラム」(仮称)と名称を変更し、本年(2025年)6月以降、継続的に開催していく予定です。詳細は決まり次第、本ウェブサイト等で公開し参加者の募集を行います。

【開催実績】Season 4続きを読む

【ほんのさわり】柏木智帆『知れば知るほどおもしろい お米のはなし』

-柏木智帆『知れば知るほどおもしろい お米のはなし』(2025年6月、知的生きかた文庫)-
 https://www.mikasashobo.co.jp/c/books/?id=100892300

【ポイント】
 「お米ライター」の著者による、お米への愛がてんこ盛の力作。稲作の現場を知る著者ならではの貴重な情報も。… 続きを読む

【豆知識】米需要の見通しと実績

【ポイント】
 米の消費量は長期的に減少してきており、国の見通しをも下回って推移してきましたが、2023/24年度には約2%の増加に転じました。

政府(農林水産省)は、米の需給及び価格の安定を図るため、毎年、審議会の議論を踏まえて翌年及び翌々年の米の需給見通し(「米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針」)を作成し、生産者や集荷業者・団体は、この情報を踏まえて需要に応じた生産に取り組むこととなっています。
 リンク先の図317は、基本指針における2011/12年度以降の米の需要量の見通し及び実績を示したものです。
 https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2025/06/317_2_beikoku.pdf続きを読む

【ブログ】2025年 大賀の田植え(新潟・上越市)

2025年5月19日(月)。
 以前、福島オーガニックコットンのツアーでもお世話になった「お米ライター」柏木智帆さんのご新著が手元に届きました。お米のルーツ・歴史から現在の課題、美味しい炊き方などの実用的なノウハウ、さらに著者のお米への愛がてんこ盛り。現場感覚にも溢れています。
 お米の店頭価格にばかり注目が集中しがちな現在、ぜひ、都会の消費者を含め多くの方に読んで頂きたい好著です。… 続きを読む

【ブログ】トークイベント「写真で伝えるパレスチナのいとみ」(東京・神保町)

2025年5月15日(木)の夕刻は、東京・神保町へ。
 ブックハウスカフェ(カフェやギャラリーが併設された素敵な書店です)では、「パレスチナの猫」写真展が開催中です。

写真家・高橋美香さん、フォトジャーナリスト・安田菜津紀さんがパレスチナで出会った猫たちの写真展。… 続きを読む

【オーシャン・カレント】木質バイオマス発電について

【ポイント】
 真に持続可能で循環型の木質バイオマス発電を普及させるためには、国内における未利用木質資源の利用促進の観点が不可欠です。

出典:林野庁「木質バイオマスエネルギーの利用推進について」(2024.6)
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/community/dl/08_07.pdf

バイオマスとは生物資源(bio)の量(mass)のことで、これら再生可能な生物由来の有機性資源のうち木材からなるものを「木質バイオマス」と呼びます。… 続きを読む

【豆知識】木材供給量と木材自給率の推移

【ポイント】
 近年、木質バイオマス発電施設での燃料材需要の増加等により、木材自給率は上昇傾向にあります。

日本の国土面積に占める森林の割合は66%と、OECD加盟国の中ではフィンランド、スウェーデンに次ぐ第3位となっています。それでは「森林大国」日本の木材自給率はどうなっているでしょうか。
 リンク先の図316は、日本の木材供給量(国内生産及び輸入)と木材自給率の推移を示したものです。
 https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2025/05/316_mokuzai-1.pdf続きを読む