【ブログ】タクシー会社による “Food Camp” の取組み(福島・郡山市)

2020年8月は梅雨明けから猛暑続き。と思うと、8月12日(木)の午後はすごい豪雨に。
 夜には晴れて、火星、木星、土星が輝いています。15分ほど眺めていましたが、この日極大だったペルセウス流星群は1個も見えず。

その12日19時からは、語り場プロジェクト主催… 続きを読む

【ブログ】例年と違う8月

2020年8月は、例年とは違う景色。

 新型コロナウイルスの感染拡大は収まらず、飲食店には再び営業時間短縮の要請。店頭には対策をしている旨のステッカーが掲示され、店内の椅子の数も制限。
 せっかくの美味しい料理も、大人数では楽しめない状況が続いています。… 続きを読む

【ほんのさわり】中野佳裕「いまこそ〈健全な社会〉へ」

−中野佳裕「いまこそ〈健全な社会〉へ」(岩波書店『世界』、2020年8月号所収)
  https://www.iwanami.co.jp/book/b521302.html

今回は書籍ではなく雑誌の記事を紹介させて頂きます。
 著者は1977年山口県生まれ。国際基督教大学社会科学研究所勤務等を経て、現在は早稲田大学地域・地域間研究機構(ORIS)次席研究員/研究院講師。
 持続可能な未来社会を構想するコミュニティ・デザイン理論の研究がご専門です。… 続きを読む

【オーシャン・カレント】個人からの社会変革(環境白書から)

出典:環境省『令和2年版 環境・循環型社会・生物多様性白書』 p.121

現在の世界は、気候変動、感染症の拡大などグローバルで複合的な危機の下にありますが、この危機の背景には、豊かな便利な生活を追い求めてきた私たち自身のライフスタイルがあります。
 2020年6月に公表された「令和2年版 … 続きを読む

【豆知識】世界の貿易額の推移と見通し

過去数十年の間、世界の経済活動は地球的規模に拡大してきました(グローバリゼーション)。
 リンク先の図198は、世界の貿易額(輸出額)の推移と、2020年の見通しを示したものです。
  https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2020/08/198_trade.pdf

 IMF(国際通貨基金)のデータによると、1970年代頃から増大し始めた世界の貿易額は、次第にペースを早め、2000年度に入ってから加速度的に急増しました。
 2008〜9年の世界金融危機等から減少した年はあるものの、現在の世界の貿易総額は20兆ドル近くと、1950年代の200倍以上、1990年代に比べても4倍以上という巨大なレベルにあります。… 続きを読む

【ほんのさわり】日本ペンクラブ編『うなぎ』

−浅田次郎選、日本ペンクラブ編『うなぎ:人情小説集』 (2016/1、ちくま文庫)
 https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480433336/

内海隆一郎、岡本綺堂、井伏鱒二、林芙美子、吉村昭など9人による短編小説と、斎藤茂吉の短歌選が収められています。それにしても主題であれ脇役であれ、ウナギが登場すると、かくも濃厚に人間模様(家族のぬくもり、男女の愛憎、犯罪、戦争など)が描かれるのかと驚きます。

 亡き父の単身赴任先だった松江で常連だった料理店を訪ね、好物だった「ウナギのたたき」を頂く娘、新婚旅行の時に夫が失踪した川沿いの温泉宿に毎年逗留する女性、行きずりの男と一夜を過ごした安ホテルの路地の先にはウナギを割く人の姿が。… 続きを読む

【オーシャン・カレント】土用の丑の日

土用とは、四立(しりゅう;立春・立夏・立秋・立冬)の直前の約18日間のことで、この間に12日周期で割り当てられる十二支の「丑」と重なるのが「土用の丑の日」です。2020年は春、夏、秋、冬合計で7日あり、このうち夏は7月21日(火)と8月2日(日)の2日あります(一の丑、二の丑と呼ばれます)。

 土用はいずれも季節の変わり目に当たりますが、特に夏の土用は夏バテを解消するため、ビタミンAなど栄養豊富なウナギを食べる習慣があります。

 夏の土用の丑の日にウナギを食べる習慣は、平賀源内が流行らせたという通説の真偽はともかくとして、江戸中期に始まりました。もっともウナギが夏バテに効くことは『万葉集』の時代から知られており、ウナギは歴史的に日本の季節や風土と密接に結びついた食文化の一つなのです。

 また、ウナギを食べるのは日本だけではありません。
 古代ギリシアのアリストテレスは「ウナギは泥の中から自然発生する」と書き遺し、15世紀のレオナルド・ダ・ヴィンチは「最後の晩餐」の中央のテーブルにウナギ料理の皿を描いています。強靭な生命力と高い栄養、謎に満ちた生態等に、人類は魅せられてきたのです。… 続きを読む

【F.M.豆知識】うなぎの供給量等の推移

今日は土用の丑の日(次節参照)。日本の食文化ともかかわりの深いウナギですが、その供給量は近年大幅に減少しています。
 リンク先の図197は、ウナギの国内供給量(国産及び輸入)と価格の推移を示したものです。
 https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2020/07/197_unagi.pdf

 これによると、ウナギの国内供給量は1980年代半ば以降から増加し、2000年には史上最多の約16万トンとなりました。8割以上は輸入で、特に中国における日本向けのヨーロッパウナギの養殖に支えられたものでした。
 その後、供給量は急速かつ大幅な減少に転じ、最近は5万トン程度で推移しています。… 続きを読む

【ブログ】コロナと農、食

なかなか梅雨が明けず、農作物への影響が懸念されています。すでに野菜は値上がりしています。
 そのようななかでも、自宅近くに一画を借りている市民農園では、今年は枝豆が豊作。
 毎日のように畑で収穫してきて、風呂を浴び、茹でたての枝豆とビール。至福の時間。

時々虫食いがあるのですが、この日ついに犯人を発見。鞘に潜り込むようにして食い荒らしていたのはヤスデでした。
 現行犯でしたがそのまま釈放。… 続きを読む

【ブログ】2020年7月

2020年は7月に入って早々、九州・熊本を中心に全国的に甚大な豪雨被害が発生。泥水に覆われた人吉市のニュース映像など、知人もいるだけに心が痛みます。お見舞いを申し上げます。

 一方で新型コロナウイルスの新規感染者数が再び増加傾向に。東京都中心だったのが全国に拡がりつつあります。

そのようななか、個人的にも大きな出来事がありました。
 7月6日(月)夜、母が92歳で旅立ちました。
 かねて自宅で療養中で、この日も介助しつつ量は少ないながら夜食を摂り、好きだったデザートのプリンも一口。30分ほどベッド脇を離れて戻ると、呼吸が止まっていました。… 続きを読む

【ほんのさわり】古沢 広祐『食・農・環境とSDGs』

−古沢 広祐『食・農・環境とSDGs−持続可能な社会のトータルビジョン』(2020.2、農山漁村文化協会)−
 http://shop.ruralnet.or.jp/b_no=01_54019209/

著者は1950年東京生まれ。京都大学大学院農学研究科で博士課程(農林経済)を習得、現在は國學院大學経済学部教授(本書「おわりに」によると、3月末で定年退職とのこと)。

 環境社会経済学や持続可能社会論を専門とする研究者であると同時に、NGO等で地球市民的な活動にも積極的に取り組んで来られた方で、様々な国際的な会合(1992年地球サミット、2015年COP15会合、国連総会等)にも参加されています。… 続きを読む