いよいよ押し詰まってきました。

 12月19日(月)と22日(水)の夕方は池袋の立教大学へ。さすが都会のミッションスクールには素敵な大ツリー。観光名所にもなっているようです。

 月曜は佐野淳也先生主宰のディープエコロジー研究会、講師は早稲田大学の友成真一先生。テーマはご著書にもある『問題は「タコつぼ」ではなく「タコ」だった!? 』、参加者の方からも発言が相次ぎ刺激的な「白熱教室」でした。でも、それ以来モヤモヤが高まっています。幸せはミクロ(地域)にしかあり得ないのでしょうか。
 水曜は埼玉県関係の打ち合わせ。年明けからフード・マイレージ指標を活用した地産地消のPR事業が始まります。2月末には、地球環境と世界の食料、そして地産地消といった内容のセミナーを企画中です。詳細が決まり次第、このブログやウェブサイトで紹介します。
 23日(木・祝)は埼玉県小川町の「生活工房 つばさ游」主催「30世紀につながる町づくり塾」最終回に参加。参加者が発表する様々なまちづくりプランに、講師の曽根原久司さん、杉本淳さん、大和田順子さんから講評。
 そして終了後は「べりカフェ」での懇親会。小川のソウルフードらしい「かたやき」も登場。曽根原さんからの、イベントはその場限りではなく続けて行く仕掛けが大事との話もあり、再会を期してお開きとなりました。事務局の皆様、お疲れ様でした。
 24日(金)夕方は、本郷で日本有機農業研究会主催の公開講座「宮沢賢治の有機世界を求めて」に参加。栃木県の有機稲作・きのこ栽培農家の舘野廣幸さんを講師に、月1回開催されているもので、この日の題材は「フランドン農学校の豚」。今回の講座に先立ち初めて読みましたが、主人公は農学校で飼育されている豚で、最後はと畜されるという、なかなか壮絶な物語です。舘野さんの解説によると、最期の日は12月24日だったそうです。終了後、思いがけず舘野さん達の食材による芋ご飯、味噌汁、焼きシイタケ等の食事会になり、大変美味、ごちそうさまでした。
 さて、有馬記念も終わると、いよいよ年の瀬を実感します。北日本と日本海側は大雪のニュース。この一年を象徴するように、穏やかには終わりそうにありません。